初冬の札幌を彩る風物詩として定着した「さっぽろホワイトイルミネーション」は、今回で32回目を迎えます。昭和56年、大通公園西2丁目広場から約1千個の電球で始まったイルミネーションは、年々その規模・内容ともに充実し、国内を代表するイベントに成長しております。
大通公園会場には、シンボルオブジェが設置されるほか、南北には札幌駅前通りを会場に、東西には南一条通りを会場に、立木装飾が美しくきらめきます。
札幌発、「光の芸術」を存分にお楽しみください。
松任谷由実さんからのコメント:
このベストアルバムはデビューから現在までの40年間~それは無限とも一瞬とも感じる時間~に私がたどった軌跡です。でも私の全てではありません。
今回、私は選曲していません。歴代のスタッフ、レコード会社の女性社員たちが1人のファンとして、聴く側の気持ちになって、すべての時代から選んでくれた45曲です。曲は聴き手に届いた瞬間に別の命が吹き込まれます。私が生み出した1曲1曲がそれぞれ星のように光を放っているとすれば、ここに収められている45曲は皆さんが最もまばゆく感じてくれた45曲でもあるのです。私の方から見れば全ての曲が等しく光っています。私には選べなかった。
でも、だからこそ聴いて欲しいとも思います。ある時代を熱烈にともにした人も、母から教えてもらった少女にも。なぜなら、ここに収められた45曲の中には、それぞれに懸命に生きて恋した私の、そしてあなたの”時間を超えた青春”があると思えるからです。たくさんの人たちと共有して来た「悲しみ」や「切なさ」こそが私の宝物です。
「日本の恋と、ユーミンと。」作者からすると少し面映いこのタイトル奥にあるのは、「私の曲の主人公はいつもあなた自身なのです。」という気持ちです。
いつの日か私の名前が忘れられても、いくつかの曲が”詠み人知らず”として見知らぬあなたに歌い継がれてゆく…それこそが私のゴールなのです。
このアルバムの最後、46曲目に新曲が収録されています。プロコル・ハルムの永遠の名曲「青い影」を彼らとレコーディングしました。13才の時、この曲を聴いた衝撃は今でも鮮明に覚えています。私がシンガーソングライターとして生きてゆく道を拓いてくれた曲なのです。今回長い時間を経て彼らと共演出来た事は、信じられないような不思議な体験でしたが、同時に必然に導かれてここにいるような感覚もありました。
「青い影」を収録する事ではじめてこのベストアルバムは”私の軌跡”と言えるアルバムになったのかもしれません。
40年分の感謝をこめて、またすぐ新しいアルバムとツアーで逢える日を楽しみに。
松任谷由実
追伸:
それでも、皆さんは「私の大好きなあの曲が入っていない」と思うかもしれません。
その気持ちこそ私のもうひとつの宝物です。