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部分日食どこで見れる? 見るときの注意なども解説 加藤綾子【3分でわかる】



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25日のテーマは「部分日食」。

26日午後、日本各地で部分日食が観測できる。

日食とは、月が太陽の前を横切るために、地球から見ると月によって太陽の一部や全部が隠される現象。

食べられたように見えるので、「日食」と言われている。

日食は、太陽の一部が月で隠れる「部分食」、太陽のすべてが月で隠れる「皆既食」、太陽の方が月より大きく見え、月の周りから太陽がはみ出して見える「金環食」の3種類がある。

今回見られるのは、「部分日食」。

日食は見る場所によって、どれくらい欠けるのかが違う。

今回、日本では沖縄でおよそ36%など南の地域ほど、大きく欠けて見える。

さらに日本よりもっと南、グアムやシンガポールなどでは、部分日食ではなく「金環日食」になる。

金環日食は、日本でも2012年5月に観測された。

太陽の光の縁取りが、最後に輪になってつながり、まさに輝くリングのよう。

また、日食は見る地域で最も欠けていく時刻も違ってきて、気になるのが天気。

26日は、残念ながら雨の予報となっているところもある。

今回の部分日食の特徴。

日食は、欠け始めから終わりまで2時間以上かかることから、太陽が欠けたまま日が沈んでいく「日入帯食」というものが見られるもよう。

東日本や北日本では、欠けた太陽がそのまま沈んでいく現象が見られるかもしれない。

日食を見るうえでの注意点で徹底してもらいたいのが、とにかく太陽を直接見ないという点。

肉眼で見る、そして望遠鏡や双眼鏡などで、短時間でも太陽を直接見ると失明する危険性があるので、必ず日食グラスなど、専用の観測器具を正しく使って見る必要がある。

双眼鏡や望遠鏡などでの専用器具のついていないものでは、短時間でも失明するおそれがある。

また、スマホで撮影したいという人も注意が必要。

スマホはもともと、太陽の写真を撮る用には作られていないので、カメラに減光フィルターをつけるなどの対策が必要となる。

そのまま写してしまうと、内部のセンサーが壊れてしまう可能性がある。

(2019/12/25)

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