小惑星探査機「はやぶさ2」がオーストラリアに投下するカプセルを回収する回収班の壮行会が神奈川県相模原市で行われました。

 30日、相模原市の本村賢太郎市長も参加して行われた壮行会ではオーストラリアにカプセル回収に向かうJAXA(宇宙航空研究開発機構)の4人の職員がオンラインで参加しました。小惑星「リュウグウ」の探査を終えた「はやぶさ2」はリュウグウで採取した物質が入っているとみられるカプセルを12月6日にオーストラリア・ウーメラ砂漠に投下します。JAXAは73人体制の回収班を結成し、そのうち先発隊14人が来月1日に羽田空港からオーストラリアのアデレードにチャーター機で向かいます。回収班の1人は「わくわくしているが、緊張もしている。一つひとつ精一杯確実に頑張っていきたい」と意気込みを話しました。
[テレ朝news]