2021 07 07 滋賀県・RSウイルス・感染者 増加・ 予防徹底・呼びかけ



乳幼児に肺炎などを引き起こすおそれのある「RSウイルス感染症」が全国的に流行するなか、滋賀県内でも感染者が増えていて、医師は手洗いやマスクなど感染予防を徹底するよう呼びかけています。

RSウイルス感染症は主に0歳から1歳までの乳幼児が感染し、せきや熱などかぜに似た症状が出る病気で、特に生後、初めて感染した場合、肺炎などの重い症状を引き起こすおそれがあります。
RSウイルス感染症は例年、冬ごろに流行しますが、滋賀県によりますと、先月21日から27日までの1週間に県内36の医療機関から報告された患者は96人で、1医療機関あたりの患者数は2.67人と、例年の冬の時期と比べても非常に多くなっています。
このうち大津市にある小児科のクリニックでは5月から先月にかけて発熱やせきの症状を訴える患者が増え、多いときには1日に10人から20人程度がRSウイルス感染症と診断されたということです。
新型コロナウイルスへの対策で去年、感染が広がらなかった結果、多くの子どもが免疫を持っていないことが影響しているとみられています。
こんどう小児科の近藤恭子院長は「新型コロナウイルスの対策と同じように家庭でも手洗いやうがいなどの対策を徹底してほしい。また、子どもの呼吸が苦しそうなど、気になる症状があった時にはすぐに受診してほしい」と、重症化する前に早めに受診するよう呼びかけています。