きょう10月1日は「都民の日」です。都庁ではことしの名誉都民の表彰式が行われ、女優の八千草薫さんら3人が表彰を受けました。
 きょうは名誉都民に選ばれた八千草さんらに舛添知事から表彰状が贈られました。八千草さんは世田谷区在住の84歳で、1947年に宝塚歌劇団に入団し、1951年に「宝塚夫人」で映画デビューしました。今も活躍を続ける姿は多くの人に希望や活力を与え、都民の誇りだとして選ばれました。八千草さんは表彰式で「(名誉都民は)とても私には立派過ぎる気がしましたが、きょうはとてもうれしく頂いた。(これまで)与えられたものを楽しくやっていこうという気持ちが強かったものですから、これからもあまり変わらずに、でも少しずつ変化していきたい」と喜びを語りました。
 また、江戸和竿師として60年以上伝統の釣り竿を作り続けてきた中根喜三郎さんと、品川区生まれの実業家で経済界・芸術文化の振興に寄与した資生堂の名誉会長・福原義春さんも名誉都民に選ばれました。