阪神・藤川監督の“長期政権”にオーナー前向き「手腕高く評価」来季3年契約3年目も契約延長示唆 - スポニチ Sponichi Annex 野球

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春季キャンプで藤川監督(左)を激励した秦オーナー
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 藤川球児監督(46)からのシーズン終了の報告を受けた阪神・秦雅夫オーナー(69)が、来季3年契約の3年目となる同監督との契約について、延長に前向きな姿勢を示した。

 「監督の任期は来年で切れるが」との質問に対して、秦オーナーは「そういうことも含めて、いろんな選択肢を考えていくことになる」と言及。「本人の気持ちもあるやろうし」とおもんぱかったが、頭の中で描くのは長期政権でのチーム強化だった。

 「藤川監督の手腕は高く評価している。主力選手が長期間離脱しても、目先のことだけでなく、先々の展開も踏まえて、チーム全体を的確にリードして結果を残した。チームを真の日本チャンピオンに導いてくれると信じている」

 石井や近本の離脱があったが、球団史上初のリーグ連覇を達成した手腕を評価。一方で、常勝軍団への道のりは半ばだ。佐藤輝の3冠王や、先発投手の4部門制覇など投打の主要タイトルをほぼ独占しながらも、ペナントレースは最後まで巨人と競り合い、CSファイナルではDeNAに4連敗を喫した。短期決戦で露呈した選手層の薄さという課題克服も、藤川監督の下で取り組む必要性を強調した。

 藤川監督も「球団と現場が一体となって、日本一のチームとともに、日本一の組織をつくる」と、先頭に立ってチームづくりをする構え。仮に佐藤輝のメジャー挑戦のためにポスティングを容認した場合、来季は土台からのチームづくりを余儀なくされる。秦オーナーも「できる限りのことはしてるつもりやし、これからもしていく」と全面バックアップを約束した。

 取材対応中、藤川監督が帰途に就くと同オーナーは「頼んだぞ」と背中に向けて、投げかけた。監督4年目となれば、19年から22年の矢野燿大氏(本紙評論家)以来。阪神は長期ビジョンで強化を図る。 (鈴木 光)