Laura Branigan – Self Control | 原曲とカバーが 同じ夏に1位を争った
Laura Branigan – Self Control | 原曲とカバーが 同じ夏に1位を争った
♪ 原曲はイタリアの歌手ラフ。同じ1984年に出たばかりだった
♪ ビデオの監督は『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン
♪ MTVは放送を拒み、編集版でようやく流した
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🎙 曲について
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【イタリアから来た曲】
「セルフ・コントロール」の原曲を歌ったのは、イタリアの歌手ラフ。作曲にはジャンカルロ・ビガッツィが加わっている。ローラ・ブラニガンの出世作「グロリア」も、もとはビガッツィが書いたイタリアの曲だった。つまり彼女は、同じ作曲家の曲で二度目の大ヒットを狙ったことになる。ラフの原曲が出たのは1984年。ローラ版の発売は同じ年の4月で、ほとんど間を置かないカバーだった。
【同じ夏、二つの「セルフ・コントロール」】
その結果、1984年の夏、ヨーロッパのチャートには同じ曲が二つ並んだ。ラフの原曲はイタリアとスイスで1位、西ドイツで2位。ローラ版はオーストリア、カナダ、西ドイツ、スイスで1位。スイスでは、二つのバージョンが1位を交互に奪い合ったという。最終的に、西ドイツとスイスの年間1位になったのはローラ版だった。
【『エクソシスト』の監督が撮ったビデオ】
ビデオを監督したのは、『フレンチ・コネクション』でアカデミー賞を受賞し、『エクソシスト』でも知られるウィリアム・フリードキン。白い仮面の男に誘われて夜の街へ出ていく女性を描いた映像は、ニューヨークとニュージャージーで撮影された。ところがMTVは、ある場面がきわどすぎるとして放送を拒む。ローラ本人も「MTVは流してくれなかった」と振り返っている。レコード会社が数秒を切った編集版を用意して、ようやく放送が始まった。
【夜に負けていく歌】
ローラはこの曲について、「夜に、あるいは誰かに、自制心を失っていく歌」だと説明している。昼は普通に暮らしながら、夜になると別の自分に引きずられていく。明るいシンセサイザーの音の下に、そんな危うさが隠れている。2002年には人気ゲーム『グランド・セフト・オート・バイスシティ』で使われ、80年代を知らない世代にも広く知られるようになった。
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★ 記録 & 人気
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◆ 1984年、全米4位。オーストリア、カナダ、西ドイツ、スイスで1位
◆ 西ドイツとスイスで1984年の年間1位シングル
◆ 公式ビデオはYouTubeで4億回再生超。1985年のアメリカン・ミュージック・アワードで最優秀女性ビデオ賞(ポップ/ロック部門)にノミネート
◆ 日本では1984年5月25日にシングル発売。当時のディスコでもよく流れた一曲
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📚 参考にした資料
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・Songfacts(ローラ・ブラニガン本人の発言、MTVとの経緯)
・Go Retro!「A Song’s Story: Self Control」
・ローラ・ブラニガン公式アカウント(発売日、受賞歴)
・Discogs(日本盤シングルの発売情報)
・各国チャート記録
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✍ ファンの声
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→ “ローラの曲だと思っていました。同じ年にイタリアで原曲が出ていたとは”
→ “あの白い仮面のビデオ、『エクソシスト』の監督だったんですね。どうりで怖かったはずです”
→ “ディスコで毎晩のように流れていました。あの頃の夜を思い出します”
→ “皆さんは原曲とローラ版、どちらを先に聴きましたか?”
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▶ 夜に負けていく歌が、40年たった今も夜のドライブで聴かれています。あなたが夜に聴きたくなる80年代の曲は何ですか?
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