
司式はふたりの共通の友人であり、グルームズマンのひとりでもあるジェイソン・Y・リーが務めた。また、ハレルソンはダニエル・ハリス師による詩『Blessing of the Hands』を、スーの兄ジョシュアは結婚式では定番となっている作家ロバート・フルガムの詩『Union』を朗読。リウとスーは、それぞれ考えた誓いの言葉を交わした。
「何もかもが完璧で、そのことばかりを考えていました。友人やゲストのみんなも本当に素敵でしたが、極め付きはアリソンがバージンロードに姿を現した瞬間でした。『この人が自分の人生パートナーなんだ』と思うと、感極まってしまって」と振り返るリウにとって、雨が降り出したタイミングにも特別な意味があった。
「式直前に雨が降ったんですけど、あのときほど、私たちの理解を超えた大きな存在があるのだと強く感じたことはありません」とリウ。「それまで、2021年にコロナで亡くなった父方の祖父母のことを、しょっちゅう考えていたんです。私は4歳半になるまで、中国でイェイェ(おじいちゃん)とナイナイ(おばあちゃん)に育てられたので、ずっとふたりとは強い絆で結ばれていると感じていました」。そう語るリウは結婚式までの数カ月、祖父母の夢を頻繁に見ていたという。「式が始まる直前、ちょうど両親が席に着いたとき、小雨が降り出したんです。そのタイミングと優しく降る雨粒が、あまりにも不思議な偶然に思えました。まるで誰かが『祖父母もちゃんと見守っているよ』と伝えてくれているかのようで。今もあの瞬間を思い返すと、理屈では説明できません。心のどこかでは、祖父母もあの場にいたのだと信じています。誓いの言葉ではかれらについて触れなかったのですが、イェイェもナイナイも、アリソンに会えたらきっと喜んだだろうと、どうしても彼女に伝えたくなったんです」