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「ROCKET DIVE」(ロケット・ダイヴ)は日本のアーティスト、hideのソロ8枚目、hide with Spread Beaver名義では1枚目となるシングル。

概要
初回特典として「怪人カード」が封入された。これはhideの少年時代に流行った「仮面ライダースナック」のオマケを模したもので、メンバーを怪人に見立てている。
テレビ東京系アニメ「AWOL -Absent Without Leave-」オープニングテーマ。
次作「ピンク スパイダー」のリリース直前にhideが急逝した為、本作品がhideが生前のうちにリリースされた最後の楽曲となった。
2007年5月2日にマキシシングル化され、再発売された。
2012年、フジテレビ系列のお笑い番組「ロケットライブ」のテーマソングに起用された。
2018年1月2日、NHK総合の志村けん主演のドラマ風単発コント「スペシャルコント 志村けん in 探偵佐平60歳」のオープニング/エンディングテーマに起用された。
2018年6月、hideの最新のトリビュート・アルバム『hide TRIBUTE IMPULSE』が発売、そのアルバムの中でhideのエクスタシーレコード時代の後輩にあたる馬場育三が所属してるミクスチャー・ロックバンドのDragon Ashが本作をカバー
2018年6月、ロシアで開催される2018 FIFAワールドカップのテレビ朝日系の中継テーマソングとしてhide with Spread Beaverバージョン及び、Dragon Ashバージョンの本作が公式テーマソングとして採用された[3][4][5][6]。
背景
X JAPAN解散後初のソロシングルであり、当時、X JAPAN解散のショックで落ち込むファン達へ向けた「クヨクヨせずに前を向いてロケットのように飛び出していこうぜ」というhideからのメッセージが込められている。そのため全体的に明るい曲調でポップな曲に仕上がっている。「一刻も早くファンの元へ届けたかった」というhideの言葉通り、X JAPANの最終公演「THE LAST LIVE」からわずか1ヶ月足らずで発売された。
この曲を閃いたきっかけは当時、テレビでサッカーワールドカップのアジア予選を見ていたhideが選手の戦いぶりに感動したのと、サポーター達の熱い声援が、自分自身のファン達にも重なって見えて共感を覚えたことがきっかけである[7][8]。
音楽性
hideはこの「ROCKET DIVE」から次回作「ピンク スパイダー」「ever free」に渡るまでの一連の楽曲を3部作の繋がった楽曲として制作しており、「ROCKET DIVE」には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」というメッセージが込められており、「ピンク スパイダー」には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」を歌った曲であり、「ever free」には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」というメッセージが込められた楽曲であると生前語っていた。
かつてユニバーサルビクターのhideサイトで行われた曲の人気投票では1位を獲得した。
イントロは、KISSの「ROCKET RIDE」のイントロをオマージュしている。これは、hideの憧れのギタリストがエース・フレーリーだったからである(因みに「ROCKET RIDE」の作詞作曲とリードヴォーカルはエースであり、ドラム以外の楽器も全てエースが担当している)。
歌詞は「『洋楽の音節に日本語が合わない』なんて絶対に思わない。外国人が聞いても『格好良い』と思えるような言葉の乗り方をしていて、ちゃんと聞き取れる日本語の歌詞を書いて、歌い上げる」という前提を踏まえた上で、1997年秋に日本で全てを書き上げた[9]。
ミュージック・ビデオ
PV撮影前に、hideが足を骨折してしまった。最初の予定だった「みんなで元気に飛び上がる」シーンを急遽「握り拳で殴る」シーンを印象的に見せる等、hideは様々な代替案を出していった[9]。

“ROCKET DIVE” is a single by Japanese artist hide, released as his eighth solo single and the first under the name hide with Spread Beaver. The single came with a bonus “Kaijin Card,” which featured the members of the band as monsters, inspired by a snack toy popular in hide’s childhood based on the Kamen Rider series. “ROCKET DIVE” served as the opening theme song for the anime series “AWOL -Absent Without Leave-.”

The single became significant as it was the last song hide released before his sudden death, just before the release of his next single, “Pink Spider.” In 2007, it was re-released as a maxi-single, and in 2012, it was used as the theme song for the comedy show “Rocket Live” on Fuji TV. In 2018, it was used as the opening and ending theme for the NHK drama “Special Comedy: Detective Taro Saho, 60 Years Old” starring the late comedian Ken Shimura. It was also featured on the tribute album “hide TRIBUTE IMPULSE,” with a cover by Dragon Ash.

hide intended “ROCKET DIVE” to be part of a trilogy, along with his next two singles, “Pink Spider” and “ever free.” He saw the trilogy as a message to his fans to not be afraid of failure and to take risks, even when the world seems harsh. The song’s upbeat and poppy sound reflects this message. The idea for the song came to hide while watching the Asian Cup soccer qualifiers on TV and being moved by the players’ passion and the fans’ support.

The song’s intro pays homage to the KISS song “ROCKET RIDE.” In a poll conducted on the Universal Victor hide website, “ROCKET DIVE” was voted as the most popular of hide’s songs.