3度の延期を経て、ついに6月17日(金)に公開する本格時代劇『峠 最後のサムライ』は、動乱の時代を生きた“幕末の風雲児“河井継之助の最後の一年を描く。
原作者の司馬遼太郎は「私はこの『峠』において、侍とはなにかということを考えてみたかった。その典型を越後長岡藩の非門閥家老河井継之助にもとめたことは、書き終えてからもまちがっていなかったとひそかに自負している」(「峠」あとがき)と記しており、サムライの理想像を河井継之助に見出したと明かしている。主演の役所広司も、 “理想のリーダー像”を体現する継之助を「未来を見据えた、毅然とした態度から出てくる決断力は、リーダーとして理想の人物だと思う」と惚れこみ、熱演した。
さらに、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢らが出演。
本作のキャストの中で、存在感を示したのが、継之助が懇意にし、劇中でも“嬢”と親しみを込めて呼んでいる旅籠屋の娘・むつを演じた芳根だ。
黒澤組のスタッフが集結し、常時2~3台のカメラを回すフィルム撮影、そして新潟県長岡市を中心とした全編ロケーション撮影を敢行し、本格歴史時代劇と称される本作。
この壮大なスケールで撮影された本作に参加した芳根は「撮影日数は3日間だけだったのですが、すごく貴重な時間を過ごさせていただきました」と振り返り、黒澤イズムを継承した小泉監督の現場でのことを「ものすごく緊張しました。時代劇の経験があまり多くない分、分からないこともある中で、小泉組の皆さんが優しく教えてくださったので、この経験を活かせるように頑張っていきたいと思います」と短い撮影日数とは思えないほど貴重で得難い経験をしたという。
また、日本が世界に誇る名優・役所との共演については「役所広司さんとの共演にはじめはものすごく緊張したのですが、優しくニコッと微笑みかけてくださるので、すごく助けられました」と、座長としての姿勢や気配りに感激した様子だ。
出演:役所広司
松たか子 香川京子 田中泯 永山絢斗 / 芳根京子 坂東龍汰 榎木孝明 渡辺大 AKIRA / 東出昌大 佐々木蔵之介 井川比佐志 山本學 吉岡秀隆 / 仲代達矢
監督・脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
原作:司馬遼太郎「峠」(新潮文庫刊)
配給:松竹、アスミック・エース
公式HP:touge-movie.com
(C)2020「峠 最後のサムライ」製作委員会