歴史文化専攻 2年 金澤 眞直さん静岡県立浜松北高校出身

●修学旅行で出会った札幌大学の先生。
興味を追求するため進路を変更し、入学。

静岡に住んでいた私が札幌大学を知ったのは、高校2年生で行った北海道修学旅行。コースの中にアイヌ民族の文化を学ぶ「アイヌ講座」というプログラムがあり、講師を務めていたのが札幌大学の先生でした。アイヌ民族の人口はどれくらいか、アイヌ語とはどんなものか。先生の話を聞くうちに、もともと持っていたアイヌ民族への興味が大きくなっていきました。その後考えていた進路を変更して札幌大学への進学を決めるまでに、時間はかかりませんでした。
入学後はアイヌの学生と和人の学生から成る「ウレシパクラブ」に所属。歴史や舞踊、食生活などアイヌについて幅広く学びながら、文化を継承しています。ウレシパクラブの活動をするときは、とにかく楽しむことを大切にしています。押し付けるのではなく、自分たちが楽しんでいる姿を見せることで誰かがアイヌへの興味を持つきっかけになればと思っています。

●ネットや本の中では出会えない学び。
北海道へ来て、本当によかった。

ウレシパクラブでは、近隣小学校への出張授業や、イベントでの舞踊披露など幅広く活動しています。最近は「Hard Rock Family Live」 という大きなコンサートで舞踊を披露しました。多くの人があとに出演する有名歌手の方のステージを楽しみに来ていたので、アイヌをよく知らないお客さんがほとんどという状況での披露。しかし、髪を激しく振り乱す「フッタレチュイ」を踊っている最中、客席から「おおっ」という反応や、ざわつきを感じました。アイヌ文化と多くの人を繋げるきっかけになれたと実感でき、とても嬉しかったです。
アイヌの学生と友達になり、一緒に活動をする。これは他の場所では絶対にできない体験ですし、ネットや本の中では出会えなかった学びや発見がたくさんありました。北海道に来て本当によかったと思っています。

●興味や好きなことは
驚くほど大きなエネルギーにかわる。

大学を選ぶ際、「知名度のある大学に行った方が将来有利になる」と考える人もいると思います。もちろん、それも大学を選ぶうえで大事な要素ではありますが、私は「学びたいことを学べるか」「師事したい先生はいるか」を最優先に大学を選びました。「興味」や「好きなこと」はエネルギーになりますし、一つのことを追求し続けることは大きな自信にも繋がります。ぜひ高校生のみなさんには、自分が何を学びたいのかを軸に大学を選ぶことをおすすめしたいです。
まだ好きなことや学びたいことが見つかっていないという人は、芸術でも、スポーツでも、語学でも、とにかくさまざまなジャンルに触れてみるのがいいと思います。私は両親が色んな場所に連れ出してくれたから、幼少期からたくさんのことに興味を持つことが出来ました。札幌大学には1年次で自由に学び、2年次から専攻を決めて専門分野を深められる制度もあります。学びたいことをじっくり考えられる環境が整ってるので、安心して入学してほしいです。

※動画の学年表記はインタビュー時点(2020年2月)の在籍学年です。