以前メインチャンネル「あべよしみ朗読の部屋」に前・後編に分けてアップしたものを
編集してこちらに移動しました。(読み間違えていた箇所も修正しました)

山本周五郎テーマ・コレクション「晩年」(新潮社)より朗読させていただきました。

初出 『別冊文藝春秋』1966年(昭和41年)6月

源次(げんじ)は、腕のいい植木職人だが、職を捨て、女房子供をも捨てて家を出てしまう。
女にはめっぽうモテるし、親身になってくれる隠居もいるが、誰にも心を開くことなく「おれのは一生は終わったも同然なんだ」とうそぶくのであった・・・。

【もくじ】
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12:47 2.
25:47 3.
38:34 4.
54:04 5.
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01:22:20 7.
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02:01:11 10.
02:15:07 11.

★以前アップした際にいただいたコメントより★
●キ・・・・・・・様より
この植木職人の親方は本当の職人だね。
他方の庭師のじいさんは古流の伝統だけを繋いできた自称芸術家だ。
どちらが好きか?嫌いか?でしか評価は出来ないな。この職人が言ってるように、景色をそのまま写しただけでは芸が無いね。
さてと、続きがどうなるか?楽しみですね。
●あべの返信
こういう文学作品を読むと、ストーリーに付随して、自分の知らない職種の哲学や醍醐味に触れることができるのが面白いですね。
庭園などを訪れた際に見る目が今までと変わりそうです😊
●上・・・様より
前、後 快く聴き通しました
山本周五郎作品は心が温まり
ほっと落ち着きます
●あべの返信
長い作品を聴き通していただき、どうもありがとうございます😊
●庭・・・・・様より
悲しい話でした
こういう世渡りが下手な人いますね
何が悪いのか分からないままに
社会に受け入れてもらえなくて
疎外感がどんどん深まってゆくタイプ(人の事は言えない) 朗読ありがとうございました!
●あべの返信
そうですね。こういう主人公に比べたら、特別に秀でた何かを持たなくても、家族や周りの人と和やかに毎日が過ごせることが、結局人間の幸せなのかなあって思います。
●戸・・・様より
最初は、何をどう理解したら良いのか解らなかった、
腕を見込んで、跡を任せてくれる親方を無視
家族は放ったらかし!
何が気に入らないのか!
でも、最後迄聴いて、
職人が技を極めて頂点に
上り詰めたら、次 目標
を何処に向けたら~???
判る様な気がするが、
仕事とは言え、黙って出た儘!いつ買えるか判らない
旦那! 女房は堪らないと
思いました。
長いお話!愉しませて頂きました! 同時にお疲れ様でした。有難う御座いました🙇🙏
●あべの返信
こういう、秀でた才能もあり、女性にもモテるのに普通の幸せにはまらない不安定な男が、時々周五郎先生の作品に登場しますね。ほんと、何が気に入らないのか!?と思いますけど、それが悲しいサガというものでしょうか…💦
●こ・・様より
よしみさん、読後感は如何でしたか?源次の台詞は終始 陰鬱と悲嘆が漂っていましたね。憑依後の疲れはありませんか?
源次の台詞を聴いていたら【武家草鞋】を思い出しました。清濁併せ呑むことができず厭世感を吐露する侍に、老人が「あなたは一度も己れが悪かったとは言わない。全て悪いのは世間だ他人だ。しかし、それでは済みますまいぞ。」と諭します。
源次もあの侍のように、自分だけは間違っていないと 己れの信ずることにのみ固執する頑固者。しかも妻子や仕事を放っぽり出す無責任さを顧みもしない。慕ってくれる弟子や、呑ませ喰わせ世話焼いてくれる人々に感謝する様子もない。
源次には同情や共感の余地が全くありません。周五郎氏が この作品で何を描こうとしたか、ご本人に訊いてみたくなりました。
不味そうに🍶を呷る場面。酒造りに全身全霊を傾けて精進を続けていらっしゃる杜氏の方々や蔵元の方々を思うと、源次などの口に入るお酒が悲しくて堪りません。🍶は味わい、楽しみ、愛でつ、至福を感じる人にこそ呑んでもらいたい。(酒造メーカーの回し者ではありません🤭)
●あべの返信
はい、読後感がよくない作品を数々読んできましたので、慣れました😄💦お気遣いありがとうございます。
「武家草鞋」は先日収録しました!
近いうちにUPする予定です。私も、とても考えさせられる作品でした。
日本酒造りに関わっている友人がいて、いろいろお話を聞いていますので、こ・・さんの書かれていること、全く同感です!
●キ・・・・・・・様より
この植木屋の親方(源治)はこの植木職人という仕事に全身全霊を込めて行う人だろう。(完璧主義かな。)
それは恋愛でも、仕事でも必死なって一途になるのでそれを裏切られたとなったら、自暴自棄になるくらいにショックを受けて何もかも投げ出してしまうのだろうね。
純朴、純粋な人なのでしょう。 このような方には次の言葉を捧げたい。
”水清きところに魚棲まず。”
●あべの返信
そうですね。植木職人さんを極めると芸術家と変わらない感じしますね。
一途で純粋もいいけれど、ある程度清濁併せ持つところがないと生き辛いでしょうね😭特に子どもが可哀想です。
●こ・様より
子供の腕を斬られたようだとモトジが言った時、私はおもわず「うそ」だと叫んでいた。そうならば何故…自分の家族を子を…自分の都合や気の向いた時だけ、親父づらしあがってヒデの言う通りだ、ざまぁさらせ、こんちきしょ…自覚の無いところが「なんの花か薫る」のフサノスケに重なる…影にいる人達は泣く、モトジは他の人がわからない何かを感じるのだろうがそれが彼を孤独にし、わからない人すべてを敵にする(私もその一人)そして閉じこもり、孤立を深め自壊していく、周五郎先生は何を言い、表現したかったのか…!  悲しい話しだ…疲れる話しだ…哀れな男だ…
感動の朗読をありがとうございます❗
感謝です…‼️
●ぺ・・・・様より
誰も自分の事を分かってくれない
幼子が口走る分には可愛いですが大の男が繰り返すとうんざり、笑止千万です。
ここまで言うなら他者の気持ちを思いやる人間かと思えば同僚の恋心を「頭がおかしい」と切り捨てるのですから正直理解不能でした。
普段から他者には優しく、家族には心の内をマメに伝える努力無しに温かい家庭や仕事は手に入りますまい。伸びた枝にしろ、人間の機嫌にしろ忍耐とすり合わせで育てていくものです。一つ気に入らないからとバッサリ切り捨てる様では…ね。
家族、親方の対応は私には至極当然と思え、それに納得出来ない様な彼が哀れでもありました。
●あべの返信
笑止千万、ほんとですよね😓
でもこういう自業自得な破滅型の人間はいますね〜。せめて独り身を通せばいいのに、子どもが気の毒です。
●江・・様より
職人の頂点に達した所で目標が無くなったのかも知れない、家庭の中でおかみさんも喧嘩してでも言いたい事は言うべきで旦那も黙って家を出たところには責任半分、色男で無ければ事態は大きく変わっていたのだろう・・・朗読お疲れ様でした、ありがとうございます😭
●あべの返信
職人というか芸術家の域ですね〜。
芸術の世界を突き詰めて、日常生活、社会生活がいびつになってしまう人が現在もいますが…。
でも子どもを不幸にするのはダメだろっ❗️て怒りたい。

山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 – 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。

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