「ジェンダーレス制服」をご存じでしょうか?
性別に関係なく制服を選択できる学校が増えています。
制服のあり方を見直し、多様性を尊重する社会の実現を目指します。
スラックスを履いて授業を受けるのは女子生徒。
性別に関係なく、生徒自身がスラックスかスカートかを選択できます。
ジェンダーレス制服を導入した真庭市の久世中学校です。
これまで男子は詰襟、女子はセーラー服でしたが昨年度から男女共通のデザインに統一しました。
シャツに校章を入れ、ネクタイはしめません。
(男子生徒)
「女子だったらスカートでも良いし、ズボンでも良いし。自分の好きな制服が選べるのでいいかなと思う」
(女子生徒)
「ズボンやスカートを自由に変えられるので、寒い日はズボンはいたりできます」
「体調に合わせて着方を変えたり、自分の好みでニットとかにできるので良いと思います」
全国の小中高校の教員1800人に昨年行ったアンケートの結果、男女兼用のジェンダーレス制服や女子のスラックスなど「服装による配慮をしている」が約4割。
「今後予定している」が約2割と、あわせて過半数を占めました。
性別で区別しないことで、11人に1人いると言われるLGBTQ=性的少数者への配慮にも繋がります。
久世中学校の制服を手がけた岡山市の菅公学生服です。
ジェンダーレス制服についての問い合わせは、2016年から増えたと感じています。
(菅公学生服 松田紗季さん)
「2015年に文部科学省の方から、『性的少数者の方への配慮を学校でしましょう』という通知を受けて、弊社も2016年の展示会から『全ての生徒に気持ちよく制服を着てもらえるような制服づくり』を行っています」
菅公学生服によりますと、女子スラックスを採用している学校は全国で少なくとも959あり、増加傾向にです。
導入したことで、保護者の理解も深まっているといいます。
「性別ですとか宗教ですとか、そういったところも含めて多様な生徒さん、ひとりひとりが快適に着用できるような制服づくりをしていこうという流れになっています。制服をきっかけに、学校の雰囲気とか変わっていけたら」
ひとりひとりが、ありのままでいられる社会を目指した動きが、教育現場でも広がっています。
(2022年2月18日放送)
RSKニュース:https://www.rsk.co.jp/news/
RSK山陽放送:https://www.rsk.co.jp/
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