きょう(3日)高知県で新たに259人が新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。また、県は検査なしで医師が感染者と判断する「みなし陽性」の導入を発表しました。

感染が確認されたのは10歳未満から90歳以上の259人です。1人が中等症で90人の感染経路が分かっていません。

市町村別では高知市が161人と全体の6割を占めています。次いで、南国市が30人、土佐市と四万十市が13人、香南市が10人など18の市町村に感染が広がっています。新たに3つのクラスターが発生しました。

高知市の細木病院で職員や患者合わせて5人の感染を確認。これまでに感染が判明している1人と合わせてクラスターは6人となりました。
また、高知市の事務所で6人のクラスターが。中央西管内の高齢者施設で12人のクラスターが発表されました。

きのう(2日)クラスターが発表された高知市の近森病院では新たに17人の感染が判明しクラスターは43人に拡大。高知市の別の病院でも新たに9人が陽性となりこれまでに35人の感染が確認されています。

また、県は高知市の高齢者1人が死亡したと発表しました。重症は5人で中等症は2人増え17人、自宅療養または待機が1413人となっています。

病床の占有率は36.4%と徐々に上昇し、非常事態の水準の40%以上に近づいています。
全療養者数は1710人、直近7日間の感染者数は1387人とそれぞれ非常事態の水準を大きく上回っています。
一方、直近7日間の感染経路不明の割合は39.8%と警戒レベルを下回っていて対応の目安は特別警戒のままです。

四国の感染者数は香川が416人、徳島が194人とそれぞれ過去最多となり愛媛は339人となっています。

また、県は濃厚接触者で症状がある人は検査がなくても医師の診断で感染者と判断する「みなし陽性」を認めると発表しました。

高知県健康政策部・家保 英隆部長
「県内で抗原検査のキットや医療機関でPCR検査のキットがかなり不足している。医療機関から明らかに臨床的にみると感染者と思われる方にわざわざ検査までするのかと試薬がない中でという相談があったので、そういう対応をとった」

みなし陽性は県内の医療機関にきょう通知され、あす以降感染者の統計に反映されます。