都内にて「FOUJITA」大学生向けティーチイン試写会が行われ、オダギリジョー、中谷美紀、監督の小栗康平が出席した。
1920年代から1930年代にかけてフランスで活躍した日本人画家、藤田嗣治の半生を描いた本作について、フジタ役のオダギリは「この映画はフジタの教科書でもなければ、歴史を学ぶものでもない。今日みんなと一緒に観ながら、改めてそう感じました」と語る。小栗も「伝記映画や絵画技法を紐解く作品として作っていません。明治19年に生まれたフジタがどのように“今”に接近し、日本とヨーロッパの文化の違いを受け止めて生きたのか。そんなことを描いたつもりです」と学生たちに伝えた。
「FOUJITA」は11月14日に東京・角川シネマ有楽町ほかにて全国ロードショー。
中谷美紀オフィシャルHP
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