○現状認識
<感染状況>
・本日の新規感染者数は591人です。
・直近7日間平均の新規感染者数は、約858人です。
・前の週と比較すると、7割弱になります。
・直近7日間合計の10万人当たり新規感染者数は、約96人です。

<医療提供体制>
・昨日時点で病床稼働率は約62%(902人/1,449床)です。
・酸素投与が必要な中等症患者は昨日時点で403人で、ピーク時(8月22日)の534人から減少しています。
・一方で、人工呼吸器やECMOを使用している重症者は93人、重症者用の病床稼働率は約63%で、予断を許さない状況です。
・依然として病床はひっ迫しており、危機的な状況にあることに変わりはありません。

◎対策本部会議の内容について
・本日の対策本部会議では、国の緊急事態宣言の延長を踏まえた、千葉県の緊急事態措置の内容と、医療提供体制の強化等について、協議しました。

○緊急事態宣言の延長を踏まえた措置について
・期間は9月30日まで延長します。
・対象地域は県全域です。
・これまでの措置と内容に違いはありません。
・引き続き、
・県民の皆様には不要不急の外出自粛及び必要な外出もできるかぎり半減すること
・商業施設等の営業時間を20時までとすること
・飲食店等にあっては、酒類提供を停止すること
等の感染防止対策をお願いします。

○協力金について
・営業時間短縮など、県の要請に応じた飲食店や大規模施設等に対しては、引き続き協力金を迅速に支給します。
・要請に協力いただけていない飲食店に対しては、見回りを繰り返し行っていきます。

○県立学校の対応について
・分散登校の実施や、学校行事の延期など、これまでの対策を継続しますが、部活動については追加の対策を実施します。
・部活動は、宣言中は原則として活動停止、公式大会への参加及び練習試合は実施可としていますが、練習を行う場合、平日の活動は3日以内とします。

○医療提供体制等の強化
新規感染者の急拡大に対し、これまで医療提供体制等の強化を行ってきましたが、引き続き体制強化を図り、患者の安心・安全を確保します。
・病床の確保については、フェーズ4に移行した8月4日は1,275床でしたが、9月8日時点で1,449床に増加しました。
・9月5日から入院待機ステーションを千葉市内に設置しました。東葛地域においても設置の準備中です。
・夜間、入院調整に時間がかかる場合に、患者を一時的に受け入れ、酸素投与等を行う「夜間外来」医療機関を確保します。
・医療機関や訪問看護事業所へ往診等の協力を依頼します。また、9月10日から民間事業者への委託により、夜間、休日の往診やオンライン診療の実施体制を強化します。
・宿泊療養施設について、9月15日から新たに柏市が運営する施設が受入れ開始予定です。県が運営する施設も9月中の稼働に向けて準備を進めています。
・抗体カクテル療法について、県内72医療機関で投与を開始した。
・保健所のマンパワーを重症化リスクの高い方への対応により集中するため、9月1日から健康観察業務や病床調整業務の支援を行う自宅療養者フォローアップセンターを開設しました。
・自宅療養者の支援を充実させるため、市町村と連携して健康観察及び生活支援等を実施します。

○ワクチン接種
・「千葉県ワクチン接種センター」を今月19日日曜日から千葉市美浜区のイオンモール幕張新都心に設置します。
・毎週日曜日と月曜日の週2日間、1日当たり最大600名規模で実施します。
・9月14日火曜日午前9時から、専用ウェブサイトで受付を開始します。
・妊婦の優先枠を設定します。

(県民へのメッセージ)
・新規感染者数が減少傾向にあるとはいえ、依然として病床はひっ迫しており、危機的な状況にあることに変わりありません。
・感染を防ぐためには、とにかく一人ひとりの感染防止行動が必要であり、引き続き御協力をお願いします。
・県としても、引き続き、医療提供体制の強化や事業者の皆様への支援等に取り組んでいきます。
・本日、示された基本的対処方針においては、ワクチン接種の進捗状況を踏まえ、行動制限の縮小・見直しについて、具体的な検討を進める、としています。
・このような考え方を示すことは、これまで、県としても国に要望してきました。
・日常生活への制約が長引く中、先が見えないことによる不安や不満を軽減するとともに、明るい未来を示すことにより、現在の感染対策への協力も得られやすくなると考えています。
・県民・事業者の皆様には、見えてきた出口が再び遠ざかることのないよう、感染防止対策の徹底に引き続き取り組んでいただくようおねがいします。
・本日、新型コロナウイルス感染症に感染し、自宅療養されていたお二人の方がご自宅で亡くなられた事案を発表いたしました。
・感染者が急激に増加し、保健所の業務がひっ迫していた中で、適切な健康観察等が行われなかったことを大変申し訳なく思います。
・今後は、保健所における事務の手順を再確認し、再発防止を徹底してまいります。