新型コロナウイルスの感染から回復したあとも、多くの人に後遺症が表れている。

東京・世田谷区の調査では、感染者の半数近くが「後遺症がある」と回答し、長期にわたり、症状に悩む人も少なくない。

後遺症に悩む女性を取材した。

2020年8月からコロナ後遺症の外来を行っている北里大学東洋医学総合研究所のオンライン診療を受けたのは、後遺症に5カ月間悩んでいる40代の女性。

女性は、2021年3月に感染した。

基礎疾患はなく、10日間ほどで療養を終えたが、それから3週間後に突然起き上がれなくなり、救急搬送された。

検査でも、原因は見つからなかった。

後遺症に5カ月間悩む女性「動悸(どうき)とか頭痛、めまい、息苦しさとか、そういうのはずっと続いてしまって、普段の買い物くらいだったら大丈夫なんですけど、何か用事があって、電車でどこかに行かなければいけないとか、そういうのは、非常にまだ恐怖感がある。コロナさえ治ったら普通の生活に戻れると思っていたので、本当にこんなふうになってしまうのはつらい。予想してなかったですね」

北里大学東洋医学総合研究所では、漢方による治療を行っていて、外来を始めて以来、患者の数は増え続けている。

北里大学 東洋医学総合研究所・石毛達也医師「皆さん、だいたい共通しているのは、疲労と倦怠感ですね。現在のところ、新型コロナ後遺症に対する根本的な解決方法はなくて、対症療法が中心になっています。長期間にわたって治療が必要になる方が多いのかなと思います」

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