『樅ノ木は残った』(もみのきはのこった)は、1970年1月4日 – 12月27日まで放送されたNHK大河ドラマ第8作。江戸時代前期の4代将軍・徳川家綱の治世に起きた伊達騒動 (寛文事件)を題材にした、山本周五郎の小説『樅ノ木は残った』を基にしたドラマ。 原田甲斐を忠臣として描いた物語。
老中酒井雅楽頭に操られた支藩藩主伊達兵部は、遂に幼君亀千代を毒殺しようとした。甲斐は、雅楽頭と兵部との密約文書を入手する。一方、伊達安芸は兵部を糾弾すべく江戸へ直訴に向かう。しかし、直訴は藩内の内紛を理由とした幕府の介入を招く恐れがあった。甲斐は密かに老中久世大和守を訪ね、安芸の訴えを却下するように談判する。雅楽頭は、自らの謀略を邪魔する甲斐、安芸や伊達家家臣を詮議に呼びつける。雅楽頭は大和守より、甲斐が密約文書を入手した事を知らされ、謀略を闇に葬る為、甲斐等を殺害する。甲斐が乱心し、安芸等に切りつけた事にした。甲斐は自ら逆臣の汚名を背負い原田家は断絶となったが、仙台藩は存続した。一方、雅楽頭に操られていた兵部は土佐に改易となった。甲斐は東陽寺に葬られ、今日でも供養が続けられている。
伊達騒動は、歌舞伎「伽羅先代萩」等でも演じられるが、解釈は様々である。
主なキャスト
原田甲斐:平幹二朗
くみ(甲斐の侍女):香川京子
津多(甲斐の母):田中絹代
伊久(甲斐の後妻、津田氏):水野久美
宇乃:吉永小百合
伊達安芸:森雅之
伊達兵部:佐藤慶
新妻隼人 (一関藩家老・新妻胤実):金田竜之介
酒井雅楽頭:北大路欣也
久世大和守:岡田英次
古内志摩:若林豪
里見十左衛門:志村喬
伊東七十郎:伊吹吾郎
伊東采女:近藤正臣
鷺坂靭負:野々村潔
黒田玄四郎:久富惟晴
塩沢丹三郎:大出俊
河野道円:下条正巳
