外出自粛の扉、この出口はどこなのか。
その疑問に答えるうえで注目されているのが「抗体検査」。
日本でも実施への準備が進んでいる。
東京・江東区のヤマト科学東京技術センター。
医療従事者や企業を対象に抗体検査を行うこちらの企業。
実際に、その様子を見せてもらうことに。
指に針を刺し、採取した血液と専用の薬を専用の検査キットに入れておよそ10分待つ。
Tの部分に赤いラインが入ると、抗体を持っているという判断となる。
たった10分で抗体を持っているかどうかがわかる。
試薬事業部・若杉健朗部長代理「短い時間で測定ができますので、PCRに比べて、より早い判断ができる」
日本国内での感染状況を調べるため、早ければ4月中にも始まる大規模な抗体検査。
厚労省からの依頼を受け、日本赤十字社が献血を使った抗体検査を行うということが、23日に明らかになった。
今回の検査は、献血をした人の同意のもと、抗体を持っていても本人には知らせず、研究用に使われるという。
一方、その抗体検査がひと足先に行われているのが、事実上の外出禁止となってから1カ月がたったアメリカ・ニューヨーク州。
ニューヨーク州では、無作為に抽出した3,000人以上から抗体の有無を調査するとしていて、病院以外にスーパーなどでも簡易的な検査が行えるようになっている。
クオモ知事は、「抗体を持つ人の割合を把握することで、外出制限の緩和や経済活動の時期を判断する材料にしたい」としている。
世界中で注目を集める抗体検査。
しかし、感染症にくわしい昭和大学医学部・二木芳人客員教授は、「どれくらいの人が感染し、完治しているかがわかるから役立つ」としたうえで、この検査の課題も指摘する。
昭和大学医学部・二木芳人客員教授「抗体検査っていうのは、いろんなタンパク質を血液の中から測るものだから、時々違うものを引っかけたりする可能性がある。測定するキットの精度というものを、きちんと評価してみないと何とも言えない」
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(2020/04/23)
