★チャンネル登録:

 『EUREKA ユリイカ』などで世界的に知られる青山真治監督の7年ぶりの長編映画『空に住む』が、多部未華子を主演に迎え、10月23日より全国公開。

 郊外の小さな出版社に勤める28歳の直実(多部未華子)は、両親の急死という出来事を受け止めきれないまま、大都会を見下ろすタワーマンションの高層階で暮らし始めることになる。まるで“空”に住んでいるかのような感覚をもたらすその空間で寄り添っているのは長年の相棒、黒猫のハルだけ。そんな彼女の前に突如として現れたのは、日本を代表するスター俳優、時戸森則(岩田剛典)。夢のような展開に戸惑いながらも、彼を部屋に招き入れる直実。時戸との出会いによって生活が変わり始めるが、それでも埋めようのない喪失感を心に抱えていた。

 どこか満たされないまま日々を過ごしているのは直実だけではなく、出版社の後輩で妊婦の愛子(岸井ゆきの)は誰にも打ち明けられない秘密を抱え、何不自由なく暮らしている専業主婦の叔母・明日子(美村里江)もまた、人知れず虚しさを感じていた。この度解禁された予告編では、それぞれに悩みを抱え、自分をさらけ出すことができず、傷つき迷いながらも精いっぱい前を向こうとする女性たちが映し出されている。映像の最後には、何かを決意したような顔で空を眺めながら伸びをする直実の姿が。時戸を始め、様々な人との出会いによって変化した彼女が選んだ未来とは─!?

 また予告編全編に流れるのは、三代目J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEが担当する主題歌「空に住む ~Living in your sky~」。暖かく包み込むような歌詞とメロディが、誰もが抱える悩みや孤独を癒し、そっと背中を押してくれる一曲。

 さらに今回、主演多部未華子をはじめ出演者のコメントも到着。多部は「青山真治監督の描く作品の空気は、参加した私にも言葉にできないとても独特な世界観でした。撮影をしていた約1ヶ月はとにかく、その世界観にどっぷりと浸かりたいという思いで必死だったような気がします」と撮影当時の様子を振り返り、岸井ゆきのは「現場に流れていた穏やかで丁寧で、キリッとした空気がスクリーンからも見て取れて、今改めてあの時の空気で、落ち着いて深呼吸したような感覚です」と出来上がった映画を前に姿勢を正す。また美村里江は「活字で読んだ時と、映像として人の体温と陰影が重なった後では随分印象の変わる作品です」と映画ならではの良さを語り、岩田剛典(EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)は「青山さんは現場でしか出せない空気感を大切にされている監督で、多くを語らずとも、ひとつひとつの絵作りや映画としてのクオリティを高めていく情熱がひしひしと伝わってきました。すごく丁寧な撮影で、役者としてはすごくモチベーションを高めてもらえる良い現場でした」と青山監督に感謝を表している。