ホテルローヤル
直木賞を受賞 桜木 紫乃(さくらぎ しの)自伝的小説が原作
15歳のときに父親が釧路町に「ホテルローヤル」というラブホテルを開業し、部屋の掃除などで家業を手伝っていた
監督/武 正晴(たけ まさはる)
百円の恋(14年)
嘘八百(18)
出演
田中雅代/波瑠
宮川/松山ケンイチ
能代ミコ/余貴美子
佐倉まりあ/伊藤沙莉
野島先生/丘山天音
田中大吉/安田顕
田中るりこ/夏川結衣
基本群像劇風だが、主人公の半生を描いた
写真家を目指しているであろう男とヌードを取らせる女性は廃墟となったホテルローヤルに無断で侵入し撮影をするところからスタート。
なぜホテルローヤルは廃業してしまったのか……
時はさかのぼり釧路湿原を背に建つ小さなラブホテル、ホテルローヤル。そこの一人娘の雅代(波瑠)は美大受験に失敗しイライラしていた。
せめてもの救いは、アダルトグッズを販売しにくる宮川(松山ケンイチ)に会えること。
家族はすでにバラバラになっていた。
母親は出入りする酒屋の若者と不倫関係に。父親はほとんど仕事をせずにダラダラしているだけだった。
そんな中、パートのおばさんの息子が逮捕されるニュースが流れる。遠くで左官職人として頑張っていると信じていた息子だった。つい先日、仕送りをくれたはずの息子…。
落ち込みおばさんに 母親るりこはみかんを渡しながら励ますのだった。
その様子を雅代は何かを感じながらなにもできなかった。
ある日、ついに母親は家族を捨てて出ていってしまう。
いままで働いていなかった父親はホテル内の掃除もままならない姿にイラつき、溜まっていた不満を、父親と置いてあった籠盛りみかんもぶつけその場から逃げるように去った雅代だったが、ちらかったみかんを片付ける父親の姿をみるのだった。
時は流れ、
ホテルローヤルを切り盛りする雅代。
結局彼女はホテルローヤルを継いだのだった。
非日常を過ごすために訪れた熟年夫婦
通気管から聞こえてくる2人の会話。
生きることで精一杯、日常に押しつぶされそうになっていた2人が二人の関係を取り戻す場所になるホテルローヤル
雨から逃げるように一時避難する形でやってきた若い女と男
男は女の子の担任。
女はまだ女子高生だった
しかし彼女のプライベートは、悲しい事実があり、
担任の男性にも悲しい現実に直面していたことから、2人は心中をしてしまう
ホテルローヤルは望まぬ形で多くの人に知られることになってしまうのだが……
波瑠の淡々とした無表情に近い演技は逆にすごい
松山ケンイチのアダルトグッズ販売でありながらのギャップ
心中をする伊藤沙莉(いとうさいり)が、妙にマッチしている
岡山天音の先生のほうが年下に見える(w
若い人にはなかなかわかりにくいし、原作未読だと心理描写の部分が少ないのでわかりにくいかもしれない
ただ夫婦のあり方、子どもを持つ前の親の心理
劇中になんどもでてくる みかん の意味
最後直前に明確に
