1939年5月20日
後援:海軍省
指導:海軍軍事普及部
監督 熊谷久虎
脚本 沢村勉
出演者 大日方傳
    清川荘司
    月田一郎ほか

編集 今泉善珠
監修:山口肇、田代格(共に当時の海軍少佐)
製作:森田信義
補訂・製作主任:安達伸男
製作主任:大岩弘明
撮影:鈴木博
装置:北猛夫
編集:今泉善珠
演奏:海軍軍楽隊
指揮:内藤清五
音楽:内藤清吾
配給:東寶映畫

昭和12年8月、大山大尉殺害事件を発端に日本帝国海軍陸戦隊と中華民国軍の間に戦闘が勃発した。陸戦隊の兵力は中国軍に対して決定的に不足していた。陸軍部隊が上陸するまで彼らは持ちこたえなければならなかった。

1937年8月13日、中国国民政府は上海停戦協定の破棄を声明。かくして日本軍は上海の街に立てこもり、食料や弾薬が乏しくなっていく中で、友軍の到着を待ちながら中国軍との決死の市街戦を展開していく。
日中戦争の拡大を決定付けた上海市街戦を現地ロケで再現した戦争映画で、監督は『阿部一族』などの熊谷久虎。戦時中の作品ゆえ、当然国策映画としての作りにはなっているが、その点をわきまえて接すると、ドキュメンタリー・タッチの淡々とした演出が戦場の緊迫感を否応にも高めており、また日本映画にはめずらしい市街戦ものということでも興味深いものがある。戦闘の経過などを図解でわかりやすく表現してくれているのも親切な配慮である。中国人娘役で原節子も出演。

第二次上海事変の全貌を描いた戦争アクション。昭和12年8月。国民政府が上海停戦協定の廃棄を声明したことで市街戦の火蓋は切られた。中国軍が一気になだれ込もうとする中、日本軍は陸軍部隊の上陸まで持ちこたえようと壮絶な肉弾戦を展開する。

第二次上海事変を海軍の協力、監修の下にドキュメンタリータッチで描いた作品。海軍の全面協力を得ているだけあって、戦闘シーンは非常にリアルに描かれている。