アニメーション映画『クスノキの番人』1/30(金)公開記念スペシャルコラボ 天海祐希「少年とクスノキ」朗読映像
少年との木 文東の敬語絵田瑠ミ じリじリと太陽の光が照り付ける下 1人の少年が砂漠を歩いていました。 いけどもいけども砂漠は続きます。 本当にこの道で会っているだろうか?少年 は不安になって立ち止まり、持っていた棒 を投げました。 すると棒は尖った先を前に向けて落ちまし た。 大丈夫、まっすぐ進めばいいんだ。少年は 棒拾うと再び前に向かって歩き始めました 。 こんな風に旅を続けてどれほど経った でしょうか? ついに少年は深い森の中に佇む大きな 楠の木に出会いました。 少年は楠の木を見上げて言いました。 女神様、どうか僕の願いを聞いてください 。そのために遠いところから会いに来まし た。 しばらくすると声が聞こえてきました。 少年よ。顔をあげ、こちらを見なさい。 少年は恐る恐る目を開けました。 さっきまで靴の木があった場所に1人の 女性が立っていました。 白い顔でヒラヒラした服を着ています。 少年はびっくりして知り持ちをついて しまいました。 あなたが女神様ですか? そうです。 女神様、お願いがあります。僕の未来を 見せて欲しいんです。自分がどんな風に なっているかを知りたいんです。 美しいですよね。やはり言葉が東の先生の 言葉がだからそれをきちんとあの 伝えられるように できたらいいな。また私が最初に感じた ほんのりとこうじわっと温かくなる感情が 皆様に伝わるといいなと思って朗読しまし た。 人ってやっぱり誰でも迷ったり悩んだり それから恐怖があったり先々にするけれど も やっぱりそれでいいんだとだからこそ毎日 に感謝して今生きてることを大切に ありがたく思ってその不安も恐怖も分から ないことも全部ひっくるめてあのいい意で 、前向きに楽しめばいいんだなって、 とっても心が温かくなりました。 あなたは今生きています。 豊かではないかもしれません。でも生きて います。これから先病に苦しむこともある でしょう。怪我をすることもあるでしょう 。 でもそれは生きていればこそです。 毎日を真面目に生きているのであれば昨日 までのことなど振り返らなくていいのです 。 あの時にああしていればとかあんな風にし なければよかったと食いることに意味は ありません。 それは全て終わってしまったことだから です。 同じように明日からのことを暗じる必要も ありません。これからどうなるかとか、 どうすべきかとか、悩むことに意味など ないのです。 なぜならまだ何も起きていないからです。 大切なのは今です。今健全な心を持ってい られるのならそれで幸せなのです。 今日自分が生きてることをありがたいと 思い感謝しなさい。そうすれば昨日までの ことなど気にならず明日からのことも不安 ではなくなります。 女神の言葉を聞き、少年は気づきました。 自分はなんと愚かだったのだろう。生きて いられるさに感謝したことなどこれまで 1度もなかった。今のこの気持ちを宝物に しようと少年は思いました。 そして大事なことを教えてくれた女神にお 礼を言いました。 女神様ありがとうございます。 でも返事はありません。 女神はいつの間にか姿を消していて、目の 前には大きな靴の木が立っているだけでし た。そしてこの場所に導いてくれた あの楠の木の棒も亡くなっていました。 その木に祈れば願いが叶う。そう伝えられる楠の木がある。 あなたにはある仕事をしてもらいます。 今回のそのク抜きの万人っていうのは何か トリックがあるわけではなく、事件が 起こるわけではなく追い詰める側、 追い詰められる側というのがあるわけでは ないんですけれどもでもやっぱり1本の 大きな柱があってそこに向かっていく人々 そしてそこに向かっていく物語のう りっていうのはやっぱりもう素晴らしいな と思って楠の木と少年もそうです 最後に女神が一生懸命伝えようとしていた ことっていうのが多分東の先生が私たちに 伝えてくださろうとこういうことなんだよ 。僕はこう思うよっていうことを伝えて くださった言葉だと思うんですけど、 楠の木の万人でもみんなが願いを叶えたい 、思いを伝えたい、こうなってほしいと いう思いを持って大きな象徴である楠の木 の中に入っていくんですけど、でもその 楠の木だけではなく、そこを守ってきた人 たちの思いを理としてバトンを渡してい くっていう、それが大事なことなんだって いうだから今生きている私たちが次の世代にいいものを裁量のものを伝えていかなければいけないなあってとても夢のある美しいアニメーションと共にあのアフレコさせていただいたんですけど 柳さは千船と言います。 とても思いましたね。千船さんの言葉と共に それは 楠の木の万人です。 楠の木の万人を見ていただいたら年代によっても性別によってももちろん違うでしょうしお立場によっても違うと思いますけれども何か 1 つ自分の中であからこうしようていう何かの勇気になっていったら すごく嬉しいなと思います。 私これあの原作を読ませていただいてから 溢れしたんですけれども、そうすると やっぱりなんかああ、目で見て耳で聞いて あのもちろん大きな印象は一緒でした けれども 何かやっぱりこう伝わるものが違うという かなので是非映画を見てから原作を読んで いただいても原作を読んでいただいてから 映画を見ていただいてもどちらでも楽しん でいただけるしあの2倍3 倍の楽しみを感じていただけると思います。え、私たち一生懸命心を込めて作りました。是非楽しみにしていただけたらと思います。よろしくお願いします。 その木に祈れば願いが叶う。そう伝えられる楠の木がある。 あなたにはある仕事をしてもらいます。 楠の木の万人となったレイト。 あなたに命じたいのは記念という儀式の手助け。 記念って何なんですか? うまくいけば大きな喜びになりますが、大きな不幸を招くこともあります。願いが叶うって嘘だろ? だいぶ近づいてはいるんだが。 お父さんが何隠してるのかを知りたいの。 ひょっとすると呪いっていう意味なのかも。親父を悲しませることだけは絶対したくない。 このままじゃお母さんが 記念とは人の願いを叶えることではありません。クの木の万人 決めたんです。やるべきことを。
アニメーション映画『クスノキの番人』 2026年1月30日(金)公開
——この木には、秘密がある。
累計発行部数100万部を突破し、大きな反響を呼んだ東野圭吾の小説『クスノキの番人』。多くが翻案されてきた東野作品だが、アニメ化は本作が初となる。「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられるミステリアスなクスノキと、その番人となった青年の物語が、スクリーンに鮮やかに描き出される。
映像化の舵を取るのは、『ソードアート・オンライン』(12)、『僕だけがいない街』(16/CX)、『HELLO WORLD』(19)で幅広い層から支持を集めた伊藤智彦監督。脚本には『ハイキュー!!』シリーズで原作の魅力を見事に翻案してきた岸本卓を迎える。
音楽は『容疑者Xの献身』(2008)をはじめとする東野作品や、数々のドラマ・映画・アニメーション作品で心震わせる旋律を生み出してきた菅野祐悟が紡ぎ出す。キャラクターデザインは、『ブルーピリオド』で知られる山口つばさと『かがみの孤城』(22)で作画監督として高い評価を得た板垣彰子が担当。2人が生み出すキャラクターたちを、『君の名は。』(16)で幻想的な風景を描いてきた滝口比呂志の背景美術が包み込む。
そして数々の名作を世に送り出してきたA-1 Picturesが、洗練された映像表現で『クスノキの番人』のミステリアスな世界を立ち上げた。
本作が描き出すのは、無数の祈りを受け止めてきた一本のクスノキと、その番人となった青年のもとで紡がれていく人間ドラマだ。主人公・直井玲斗を演じるのは、これまでドラマや映画で複雑な人物像に挑み、着実に表現の幅を広げてきた高橋文哉。玲斗が抱える痛みや葛藤に誠実に向き合い、心を尽くして挑んだ高橋の演技は、その熱を宿したまま、画面越しの観客へまっすぐに届けられる。
玲斗の運命に深く関わる叔母・柳澤千舟役には、数々の名作で主演を務め、スタジオジブリ作品をはじめとするアニメーション映画でも圧倒的な存在感を放ってきた天海祐希が声を吹き込む。美しく磨き上げられた映像の中、2人が織りなす演技によって、玲斗と千舟の胸の奥にある揺れや想いが丁寧にすくい上げられていく。
物語を彩る重要な役どころにも、実力派キャストが集結。
佐治寿明役には、数々の作品で唯一無二の存在感を放ち、この作品では作品を包み込むように声を吹き込んだ大沢たかお。寿明の娘・佐治優美役を映画やドラマで躍進を続ける齋藤飛鳥が、オーディションを経て劇場アニメーションの声優に初挑戦。クスノキを訪れる青年・大場壮貴役には、映画やドラマだけでなく、海外アニメーションの吹き替え経験を持つ宮世琉弥が同じくオーディションで選ばれ、邦画アニメーション作品に初出演を果たした。
クスノキに託された最後の真実に触れたとき、見えない想いの温もりが観る者の魂を震わせる。クスノキのもとに集う人々の、寄り添う祈りが紡ぎ出す奇跡とは――。
2026年、日本が誇る豪華クリエイター陣とキャストが結集し、待望の感動作が誕生する。
【CAST】
高橋文哉/天海祐希
齋藤飛鳥 宮世琉弥/大沢たかお
【STAFF】
原作:東野圭吾「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)
監督:伊藤智彦
脚本:岸本卓
キャラクターデザイン:山口つばさ 板垣彰子
音楽:菅野祐悟
美術監督:滝口比呂志
美術設定:末武康光
色彩設計:橋本 賢
衣装デザイン:高橋 毅
CGディレクター:塚本倫基
撮影監督:佐藤哲平
編集:西山 茂
スーパーヴァイジングサウンドエディター:勝俣まさとし
リレコーディングミキサー:藤島敬弘
制作:A-1 Pictures / Psyde Kick Studio
配給:アニプレックス
公式HP:kusunoki-movie.com
公式X:@movie_kusunoki
公式Instagram:movie_kusunoki
#クスノキの番人
【絵本「少年とクスノキ」書籍情報】
刊行日:2025年5月1日
頁数:32頁
定価:1,980円(税込)
書籍詳細ページ:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53878-5/
不幸なことが続き、大切な人たちを失ってしまった少年は、将来が不安で泣いていました。その様子が心配なった旅人は、未来を見せてくれるというクスノキの女神に会いに行くように勧めました。様々な困難を乗り越え、出会えたクスノキの女神は、少年の願いを聞き未来の姿を見せてくれます。そこで見た未来の姿とは……。
