ハイパーインフレ地獄絵図｜トルコ通貨危機2018｜ゴールド、暗号資産、株式の勝敗

ハイパーインフレ地獄絵図｜トルコ通貨危機2018｜ゴールド、暗号資産、株式の勝敗

どうもりです。皆さんもご存知のように日本の金融緩和は止まりません。この行きつく先には何が待っているのか。その答えを知るため現在進興系の通貨崩壊現代型ハイパーインフレと向き合いましょう。その舞台はトルコです。オスマン帝国の末裔文明の十次郎と呼ばれるこの国はつい最近まで新国の優等生と見られていました。人口8500万人観光資源も製造業も豊かネイトの一員でありそれなりのパーを持つ中堅国国西西洋と東洋与のつなぎ目であり中東最大規模の大国でもありロシアとイスラエルの楔にもなっている地性学的に最重要な国の1つそんなトルコが2018 年から現在まで続く通過機器によって庶民は暮らしを猫ぎ破壊され資産を持つものと持たざるものが極端に分断されていきました。通過機器なんて言葉よく聞くけど、じゃあ実際に暮らしる人の財布はどうなるのか。リラーを持っていた人、ドルを持っていた人、ゴールドを持っていた人、不動産を持っていた人。その資産別の精子を見ていくと、現代日本に生きる僕らが決して人言でいられないリアルが明確に浮かび上がります。今回はトルコ通貨機器 20118資産別精子の記録。やがってくる日本の冷鉄な未来日記でもあります。 [音楽] まずトルコ経済の前提条件を確認しましょう。トルコは人口8500万人を超える中堅国家。弱年人口が多く働きても豊富。産業としては製造業、観光業、農業が柱ですけれど最大の弱点がある。それはエネルギーをほぼ輸入に依存しているということ。石油もガスも時給できず、常にドルやユーロを外から調達しなければならない。つまり構造的に外貨不足に陥りやすい国なんですね。さらにトルコは慢慢性的な形状赤時刻。海外からの資金流がないと経済を回せない。2000年代は低のドル資金が世界に溢れていてそのおかげでトルコにも大量の外しが流れ込み三かけは構成諸国となっていました。でもそれは借金で膨らませたバブル。外しが逃げ出せば一気に破裂する運命でした。そこにさらにお打ちをかけたのがエルドアン大統領の低理進行です。彼は繰り返し、インフレの原因は高金利だと主張し、常識に反して金利を下げ続けました。世界の経済学者たちが逆だろうと頭を抱える中、彼は中央銀行に圧力をかけ、利上げを妨害し続けた。これが後にトルコ通貨リラの新認を寝そぎ奪うことになります。 [音楽] 2018年最初の日種が爆発しました。きっかけはアメリカとの政治的対立。当時アメリカ人牧士の高速を巡ってアメリカトルコ関係が悪化し、アメリカは制裁を発動。これを気に外国人投資家が一斉にトルコから資金を引き上げました。リラは急楽対ドルで2017年には1ドル3L 前後だったのが2018年夏には7Lにわずか数ヶ月で通貨価値が半分以下になったんです。そこからが地獄の始まりでした。輸入に依存していたエネルギーや小麦価格が一気に跳ね上がります。食料もガソリンも家賃も全てが値上がりし庶民の生活を直撃。インフレ率の公式発表は 20%台でしたが、独立系研究機関や消費者団体が算出した実質インフレ率は40 から80%とも推定されていました。この時点で庶民の生活は完全に破壊されていた。そしてエルトアン大統領はここで利上げを選ばず利下げを断行します。常識外れの政策に市場はさらにトルクを見放しリラーは再び売られていく。 2021年から2022年リラーは再び暴落。エルドアン政権の利下げ強行が市場の死認を奪い、2022年の公式CPIは 85%を突破。独立研究機関のCではインフレ率は実質170%とされました。リラはこの約10年でどうなったか。 13年は1ドル2Lだったものが2025 年11月時点では1ドル42Lつまり通過価値は1/1 例えば2013年に1000万円分のリラを持っていた人は2025年11月には 45万円前後の価値しか残っていなかったことになります。 25年現在の公式インフレ率は30%台に落ち着きつつあるものの食料、住宅エネルギーなど生活必の体感インフレは依前60から100%との声もあり、それはつまり物価が1年で倍になる感覚。パンの値段が月ごに変わる。給与が上がっても買えるものはどんどん減っていく。庶民の生活はこうして音を立てて消えていったんです。 [音楽] それではいよいよトルコ機器における資産別の精子を見ていきましょう。現金、預金、株、不動産、ゴールド、債権、暗号資産。どの資産が即死し、どの資産が生き残り、そして勝ち組になったのか順に見ていきましょう。1現金リラ真っ先に死んだのはもちろん現金です。給料をもらっても翌月には半分の価値しか残っていない。 2022年イスタンブルのパンの値段は日々改定され、昨日は5、今日は7、来月は10L。そんな世界になりました。銀行口座においても同じインフレが年80%なのに銀行金利はせぜ10から20%。貯金している人ほど財産は溶けていきました。 2銀行預金リラ立ての銀行預金定期預金もほぼ蒸発です。政府は預金保護制度として川変動を補填する仕組み通貨保護預金制度を導入しました。しかしこれは国家財政に大きな負担を与える仕組みでちょっと長い話になるんで後の省で軽くベッド解説を入れようと思いますがこの制度の持続性は疑問。しかも保証があるから安心と思った人たちは結局インフレで勾配力を奪われ続けたんです。3外貨建て預金ドルやユーロなどの外貨を持っていた人は生き残り組です。リラーが下がれば下がるほど取資産の価値は膨張しました。実際トルコ国内の預金の70%近くは外貨建てにシフトしたとも言われています。つまり庶民も冬裕もとにかくリラを捨ててドルに走た。ドルカは深刻機の典型的な姿ですがトルコも例外ではありませんでした。4 ゴールド最大の勝者はもちろんゴールド様です。 13年には1gあたり80Lだったトルコの金価格が2025年には1gあたり 5700Lにまで跳ね上がっておりでは 70倍に高騰しています。100倍になるのももうすぐでしょうね。リラしか持っていなかった人の資産が一瞬で挑発する一方ゴールドを握っていた人は資産を大きく膨らませました。ちなみに余断ですが、金価格は欧米ではオスで換算するのが主流ですが、トリコも日本もグラム山が中心ですね。トリコには人々が生活の中でゴールドを日常的に保有する文化が根付いており、結婚式のご衆議が小さな金貨だったりと小分けしてやり取りしたりするんでグラム山の方が便利なようです。だから案外多くの家庭がゴールドの小物を持っていたりして、その文化的な習慣が危機の中で多くの人々を救うことになりました。ゴールドのかけらすら持たない日本の大半の家庭は危機にあって沈没するだけ、政府に恨みを並べるだけの人々で溢れそうですが、この点はトルコのようなゴールドを送り合う風習が残る国の方がマな点なのかなと感じます。5不動産。これは繁照反。不動産は持っていた人にとって半分の勝利でした。リラの信用が失われる中、外片手で評価される不動産は価値を保ったからです。イスタンブルの人気エリアでは外国人投資家の需要もあり、価格は上昇。つまり都心に不動産を持つ不裕層にとっては安全資産として機能しました。しかし庶民にとっては別の話。変動金利が跳ね上がり住宅論を組んだ家庭は破綻外国人投資家が見向きもしない効果や地方は回手がつかない物件で溢れ売れない不動産を抱える人も多数出ました。当チャンネル内等が資産別子の記録シリーズの各手の動画においても巨大な転換点における不動産の同向は常に追ってきましたがトルコ不動産は最もオーソドックスな展開に収まったと言えますかね。僕も経営法人では資産運用の一環として都心不動産を多数有していますが、日本の危機事の不動産メインシナリオはこのトルコのパターンに近いのかなと想定してのことです。もちろん危機の規模によってはさらなる強力な家賃固定化政策、固定資産税の大増税などに転換する可能性もあり、注意深く情勢を負ってリアルタイムで対応していく必要性があります。僕に関しては波乗りを楽しむ自信がありますよ。皆さんはどうですか? 6株式。みんな大好き株式ですが、これは見かけだけの勝利です。多くの人にとって株式は主流の資産防衛になりそうなので、なるべく正確にお伝えしますね。 2022年から23年のトルコ株はリラ建てでは市場最高値を記録し、新聞の見出しは株でインフレに糧ての大合唱となっていました。しかしですよ、ドル換算してみると最悪級の大暴落。これは故障表現ではなくてドル山のトルコ株は文字通り世界最悪級のパフォーマンスでした。だから正確には勝利なんかじゃなく通貨が勝手に沈んで株だけ浮いて見えただけというちょっとした手ジのような現象でした。企業の価値が上がったのではなくリラが地面にめり込んだだけだからこの株価急筒は景気が良いのでなく家が沈んで天井が近く見えるのと同じ錯覚とでも言えますかね。見せかけの成功という名のコトみたいなものです。この株式の成球は非常に資唆に止めますよ。個別株としては外国人投資家に物拭される銘柄が強く国内需業に依存した大半の銘柄は死んだとも言えるでしょうね。不動産で見たような外国人投資家が買う都心だけが強くそれ意が全て沈没と似たような現象です。最近はインフレだから株という掛け声が報房から響いてきますし、間違っているわけではないんですが、いきなり走り出す前にちょっと1歩距離を置いて全体を俯瞰する必要がありますよ。7再権これは文字通り壊滅。国際や車載などリラ立ての債権は完全に神切れ同然になりました。利回りは高くてもインフレがそれを飲み込んでしまう。しかも通貨開安が続く中で海外投資家はトルコ再建市場からそう撤退しました。8暗号資産最後はビットコインなど暗号資産ですね。トリコは世界有数の暗号資産人気国になりました。若者を中心にリラを持つくらいならビットコインだという流れが旧拡大。まあ自然な展開ですよね。しかし政府は外貨投避を警戒し、暗号資産の取引所に規制を強めています。逃げ場にはなりましたが、全面的に依存するのは危険性もある。それでも庶民にとってはリラよりはマしだったんです。暗号Cさんとは政府との戦いです。政府が池と言うなら走っておく。待てと言うなら慎重に取り組んべきで、要するに政治銘柄なんですね。 [音楽] 資産ごとの勝敗が分かれた結果、社会には何が起きたのか。答えは格差の拡大です。まず冬層を見ましょう。外貨を持ち、ゴールドを持ち、都心不動産や海外不動産に逃げた冬層は有時的勝ち組として生き延びました。むしろ危機を利用してこの時とばかりにリラで安く買える国内資産を買いやさった経済人は少なくありません。次に中間層不動産と株で反壊ですね。中間層は自宅や小規模の公開不動産を持っていました。価値はリラ山では上がったものの実際に売却できる市場は冷え込み生活は苦しい。株に逃げても見かけの勝利で終わり、資産の多くは実質的に縮小しました。そして庶民、最も悲惨だったのは現金と給養収入に依存していた庶民です。リラを持つしかなく、毎月の給料はインフレで蒸発。生活は日ごに苦しくなり、食卓から肉が消え、子供にミルクを与えるのも難しくなった過程が増えました。以上まで富裕層、中間層、庶民を見てきましたが、こうしてトルコ社会は海外資産やゴールドを持つものと持たざるものに分断されました。同じ国に住んでいながら経済体験、ゲームプレイ体験はまるで別世界。庶民には本物の地獄でも準備していた不裕層には強くてニューゲームの世界です。危機の旅に格差は拡大し、富は一部の層に集中。庶民は疲弊し、中間層は崩壊。この構造はアルゼンチンやジバブエと同じ通貨崩壊国家の典型的な姿となったんです。 [音楽] 通過機が深まる中で国家は何をしたのか。結論から言えば誤った政策を繰り返し危機を拡大させたと言わざるを得ません。1 中央銀行の森認崩壊。普通なら通貨が急落しインフレが加速すれば金利を引き上げるのが定績です。けれどもエルドアン大統領は高金利は悪の根源という独自に公しました。中央銀行は形式上は独立期間ですが総裁は何度も構想され実質的には大統領の移行に従るは得ない。その結果必要な利上げは行われず、むしろ利下げが続けられました。市場はこう見ました。トルコ中央銀行には独立性がない。信じられない。こうして投資家は資金を引き上げリラ売りは止まらなかったんです。2外貨規制資本規制リライアスが止まらないと政府は外貨投避を抑えようとしました。銀行にドルを売らせる命令。企業に対し輸出収益の一部をリラに強制了解させる制度。個人が外貨を買うことに制限を貸す規制。一件資本留出を防ぐための政策ですが実際には逆効果。人々はさらに政府を信用しなくなり外貨を隠す地下経済に逃げる動きが広がりました。3IMFを拒否し独自路線多くの進興国が通過機器に落ちるとIMFに支援を求めます。しかしトルコ政府はIMFに屈するのは国辱として徹底的に揮しました。代わりに選んだのはサウジアラビア、カタールロシアなどからの資金援助。短期的には延命できても根本的な改革は進まず問題は先送りされただけでした。4通貨保護預金制度の導入。 2021年末、トルコ政府はリラ金を守ると宣言し、通貨保護預金制度を導入しました。これはリラ建ての預金の利息に加えてリラ安による実質価値の現象分を補填するというものです。表向きはリラバネレを防ぐ明暗とされましたが、実際には国民の外貨投避を一時的に抑えた代わりに国家財政中央銀行のバランスシートを結ばむ次元爆弾となりました。市民の損失を政府が片りするという政策はあまりにとんでもで、現在は新規講座の解説更新は停止され、制度の終了フェーズに入っています。この政策は財政赤字を急させており、次の危機の日種になっています。 [音楽] 国家の対応が失敗し、通過機器は長期化しました。その付を払わされたのはやはり庶民です。1食卓から肉と乳製品が消える。インフルは生活羊品を直撃しました。パン、野菜、ガソリン、家賃全てが数倍に。特に輸入に依存する食料は乳製品は高等し、庶民の食卓から肉やミルクが消えました。週に1度の鶏肉が贅沢。子供にミルクを飲ませられない。こんな声がイスタンブルやアンカラの市場で日常的に聞かれるようになりました。に若者の未来が奪われる。インフレで教育費も高等。大学進学を諦める家庭が増え若者の将来設計は壊。その結果若者の多くが海外維持を心になります。特にドイツやオランダカナダなどへ脱出を試みる頭脳流出が加速しました。3企業の倒産と出業リライア安で輸入コストが高騰し、多くの企業が経営に陥りました。特に中小企業は資金繰りに行き詰まり倒産が相ます。失業率は20% を超える数字に達したともされ、労働市場は後輩。職を失った人々は非公式経済に流れ込み、闇市場や地下取引が膨張しました。 4言論制限と恐怖政治経済に不毛を持つ声が高まると政府は言論統制を強めました。インフレに関する非公式な統計を発表する経済学者団体が政府から弾圧を受けた事例もあります。SNS上で政府を批判した市民が拘束されるケースもあり、庶民は物価が高いと口にすることすら恐れるようになりました。経済機は自由と民事まで奪っていったんです。 [音楽] トルコ通過機は単なる進興国の金融不安ではありません。ここには帝王学として学ぶべき普遍の教訓が詰め込まれていますね。 1通貨の森認が崩れた時国家は通貨を発行できますけれどその価値は国民と市場の信頼によってしか支えられません。トは外貨依存財政赤字低金利強行という政策の誤りによってその進任を失いました。1度崩れた信頼は金利を上げても規制を強めても元には戻らない。通貨の崩壊とは国家の土台が音を立てて崩れることなんです。2 政策の誤りが危きを深める。エルドアン大統領の定金利進興はある意味で独裁の象徴でした。正しい政策判断よりも政治的維持と権力維持が優先された。この姿は歴史上何度も繰り返されてきました。異性者の独断、中央銀行の独立性の喪失、それが通過崩壊を加速させます。3資産防衛の鉄トルコ機器から浮かび上がる資産防衛の鉄は明解です。現地通貨に資産を集中させることは自殺行為。ゴールドなどへの分散は生存の条件。不動産や株は一部の人を救うものの万能ではない。債権は真っ先に死ぬ。この鉄速はトルコに限らず歴史のあらゆる通貨崩壊に共通しています。4 中間層の崩壊。通貨機器が突きつけるもう 1つの現実は中間層の消滅です。庶民は即死、富裕層は生存。中間層はその中間で反壊します。これは社会の安定を揺がす大問題です。格差は広がり、若者は未来を諦め、国家は分断される。通貨の崩壊は単なる経済機器ではなく文明的危機なんです。 [音楽] トルコのリラは2013年から2025年のわずか12年で価値を1/2に失いました。インフレ率は年100%級。庶民の暮らしは開滅し、冬層は資産を守り、中間層は崩壊しました。この姿は決して遠い国の話ではありません。日本とトルコの共通点としてはエネルギー輸入に依存。中央銀行への過度な期待異炎緩和で国際を変え続ける日元高齢化と社会保障による財政赤字の拡大もちろん日本はトルコよりもはるかに大きな経済規模と国際的信用があります。しかし通貨への過信という意味では構造は似てるんです。トルコから学ぶ最大の教訓は自刻通貨を信じすぎたものが滅びる。リラを信じて貯金を続けた人は資産を失いました。ゴールドや海外資産を持っていた人は生き延びました。この現実は私たちは冷静に受け止める必要があります。通貨の崩壊は国家の崩壊です。資産の崩壊は人間の崩壊です。生き残るのは通貨を超えた資産を持つものだけだと肝に命じましょう。今回はトルコ20118 資産別子の記録。トルコのリラは現代における通貨の募標です。僕らは日本円という通貨をどう扱うのかその選択が未来の静止を分けるんです。そして近未来にある日本の巨大な転換点についてはこの超絶なチャンネルでひっそりと文明全体を俯瞰しながらリアルタイムで中継していければと思っています。チャンネル登録してその劇的な未来を一緒に迎えましょう。

インフレ時代に、投資・経営・資産戦略・ビジネスで成功するための原則を、データと歴史に基づいて分析するチャンネルです。
投資家の方、経営者の方、チャレンジのキッカケが欲しい方、起業している方、思考する自由人などにフォーカスして配信します。

⬛︎プロフィール

長らくIT企業を経営しています。
会社経営と平行して株、不動産、ゴールド、債券に投資を続け、今はゴールドのシェアが高いです。
純資産は控え目30億円を超えてきました。大局観に基づいた攻略法が定まっていたからこそ達成できたと考えており、変わらない原則をシェアできればと思います。
著書は小学館・講談社・星海社・ちくま書房などから50冊。実用書・ビジネス書・小説・漫画原作など多方面に対応し、講談社BOX大賞などの受賞歴。

⬛︎自己紹介動画

【実話】30億円を稼いだお話。