【2026年1月上演】新作ミュージカル『白爪草』製作発表歌唱披露フル映像
それにしてもすごいな。青が花やか。ああ、今の花やかも もう分かったって ね。正社員なの? うん。一応 すごいね。なかなか慣れないんでしょ。正社員って知らないけど。 いや、まあ、運が良くて。 運がいい。青が。 いや、これは本当に運が良かったの。 どうして 高校生の頃からこのお店にはよく来てたんだけど、ある時結婚記念日の花を買おうとしてる人がいてね、その人すっごく迷ってたから私話しかけたの。ホトギスはどうですか? ホトギス。 うん。花の中で唯一鳥と同じ名前を持つ花。 紫色の反転が鳥のほとギスと似てるから。なんでその花を? 花言葉 何なの? ポトトギスの花言葉は永遠にあなたのもの。永遠にあなたのものね。結婚記念日にぴったりでしょ。 確かにちょっと重いけどね。 で、それを見た店長が声をかけてくれたの 。ほトギスなんてよく知ってるわね。 しかも花言葉までよかったらここで働かな いって。花の中で唯一 鳥と同じ名前を持つ花。1人きりの私に居 場所と幸せをくれた花。店長よ子さんって いう女性なんだけどね。すっごくよくして くれるの。ご飯食べさせてくれたり、お店 も自分の店だと思ってねってこうして自由 に使わせてくれたり、旦那さんと始めた 大事な店なのにだよ。まあ無外だと思われ てるだけかもだけどでも本当運が良かった なって。だって私がどこの誰かだとかじゃ なくて私を見て信じて声をかけてくれたん だもの。しかもそれが私の好きなお花屋 さんでね。だから本当に運が良かっただけ なの。 それってうんじゃないよ。え、好きだから 慣れただけ。全然運んじゃない。すごいね 。でもほら、ベニもベニも好きだった じゃん、お花。そうだっけ?そうだよ。 ほら、よく一緒にお花んで鼻丸作ってたり したじゃん。 四つ葉のクローバー探したりさ。 四つ葉のクローバーね。忘れちゃった。私は 6年間雑草しか眺めてこなかったから。 でも四つ葉のクローバーは雑草の中に生えてる。 四つ葉のクローバーが生えてるような青とした雑草じゃない。生きてるんだか死んでるんだかわかんないような乾た雑草だよ。 思い出すだけで虚しい気持ちになる。 ごめん。そんなつもりじゃ。 うん。 でも無事就出して仕事してるんだもんね。今は何してるの? 知りたい。 うん。今はね、清掃のバイト。 そうなんだ。 うん。居酒屋とかもやってたんだけど、すぐにやめちゃった。 え?なんでやめちゃったの? なんでだろうね。 あんたが人築無害なら私は人築有害ってとこかな。 え、どういうこと?人が怖い、人が憎い。私の何を知てるもな。 呑キに草生して 私のことを笑いものに捨てる。ネットに 名前が出てるんだろうね。 人に囲まれて生きられない。そんな奴らに 汚されたくない。それなら1人でできる ことじゃないといけない。 私があんたに何をした?間違いけど間違え てる。正義の味方ぶってむ知り取る。この 生きる気力を添いでしまう。目障りだ からってそこらの雑草みたいに なんかリストラされた時のお父さんの 気持ちが分かった。ま、全者の方が よっぽど大変だけど。 その心を踏みにじる 正しいことなら何でも言っていいの? 雑草騙しって言うけどそんな綺麗な話じゃ ない。死んで負けるのが嫌なだけで生き てる。 それでも生きなくちゃいけない。それなら 耐えなくちゃいけない。感想みたいに 踏みつけて私のことを笑いものにする。 あなたも笑いものにされてないと いいけど。 フェニー。 ベニは あの時 誰を殺そうとしてたの? 私が使った毒。あれはベニがネットで買っ たものだった。 だから警察も私じゃなくてベニを捕まえた 。あの食うわ。 誰を殺そう としてたの?答えたくないならいいよ。私 には分かるから。ベニもベニも お母さんを殺そうとしてたんでしょう。 どうしてそう思うの?彼落ち そうだった。から私たち の 幸せ が。 お母さんあんなにいい人だったのに お父さんがいなくなってから様子が おかしくなった。 これ以上おかしくなるのが怖かったから。 だから 完全に枯れちゃう前に 綺麗い な まま 綺麗い なまま でいて欲しかっ た。それだけだった。 私の記憶の中ではこれみたいに 綺麗いなまれいいなまでいて欲しかった。 生きているのか死んでいるのか分からない くらい これみたいに。 でもだからって普通は人を殺したりしない 。 だから私は 自分が 死のと思った。青、やっぱりおかしいのは あんただよ。 綺麗い なまま。 綺麗い なまま なんかじゃいられない。女の綺麗い ごと 本当 は汚い。あんたはそういう 人間 鏡に聞く あなたは誰?私はあなた。 鏡は飛ぶ。あなたは誰?私はあなた。 右手 を上げれ ば左手 あげる 集まら ないわ。鏡は言う。あなたも鏡。同じ 鏡。
心理劇×サスペンス×音楽が融合した、新感覚の2人ミュージカル。
200席の濃密空間でおくるノンストップミュージカルが今、動き出す。
公式HP＝https://horipro-stage.jp/stage/sirotsumekusa2026/
チケット販売詳細＝https://horipro-stage.jp/news/sirotsumekusa2026_ticket/
＜公演概要＞
期間：2026年1月8日(木)～1月22日(木)
会場：SUPERNOVA KAWASAKI
＜キャスト＞
白椿 蒼：屋比久知奈
白椿 紅：唯月ふうか
※五十音順
【声の出演】
安蘭けい
＜スタッフ＞
原案：映画「白爪草」
音楽・歌詞：ヒグチアイ
脚本・歌詞原案：福田響志
演出：元吉庸泰
音楽監督：竹内 聡
編曲：齋藤優輝
美術：平山正太郎
映像：KENNY
照明：浜崎 亮
音響：山本浩一
衣裳：小田優士
ヘアメイク：水﨑優里(MIG)
振付：塩野拓矢(梅棒)
稽古ピアノ：石川花蓮
舞台監督：松井啓悟
主催・企画制作：ホリプロ
＜ストーリー＞
「その人生、私にちょうだい」
花屋で働く静かな日常の中、白椿 蒼（屋比久知奈）は“ある人物”を迎える準備をしていた。
6年前、母を殺した姉・白椿 紅（唯月ふうか）。
――決して避けては通れない過去。
長い沈黙の果てに訪れた再会の夜、姉が語り出す真実と一つの“提案”。
「人生を、入れ替えよう」
揺れる記憶、歪む愛情、絡まる罪と赦し。
双子の姉妹が、一夜で“すべて”を交わす――
二人が紡ぐ濃密なワンシチュエーションでの密室ミュージカルが、あなたの心を撃ち抜く。
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