アニメーション映画『クスノキの番人』 本予告映像① 【2026年1月30日(金)公開】
その木に祈れば願いが叶う。そう伝えられる楠の木がある。 あなたにはある仕事をしてもらいます。 楠の木の万人となったレイト。 あなたに命じたいのは記念という儀式の手助け。 記念って何なんですか? うまくいけば大きな喜びになりますが、大きな不幸を招くこともあります。 願いが叶うって嘘だろ。 だいぶ近づいてはいるんだが。 お父さんが何隠してるのかを知りたいの。 ひょっとすると呪いっていう意味なのかも。親父を悲しませることだけは絶対したくない。 このままじゃお母さんだ。 記念とは人の願いを叶えることではありません。 楠の木の万人 決めたんです。
アニメーション映画『クスノキの番人』 2026年1月30日(金)公開
——この木には、秘密がある。
累計発行部数100万部を突破し、大きな反響を呼んだ東野圭吾の小説『クスノキの番人』。多くが翻案されてきた東野作品だが、アニメ化は本作が初となる。「その木に祈れば願いが叶う」と伝えられるミステリアスなクスノキと、その番人となった青年の物語が、スクリーンに鮮やかに描き出される。
映像化の舵を取るのは、『ソードアート・オンライン』(12)、『僕だけがいない街』(16/CX)、『HELLO WORLD』(19)で幅広い層から支持を集めた伊藤智彦監督。脚本には『ハイキュー!!』シリーズで原作の魅力を見事に翻案してきた岸本卓を迎える。
音楽は『容疑者Xの献身』(2008)をはじめとする東野作品や、数々のドラマ・映画・アニメーション作品で心震わせる旋律を生み出してきた菅野祐悟が紡ぎ出す。キャラクターデザインは、『ブルーピリオド』で知られる山口つばさと『かがみの孤城』(22)で作画監督として高い評価を得た板垣彰子が担当。2人が生み出すキャラクターたちを、『君の名は。』(16)で幻想的な風景を描いてきた滝口比呂志の背景美術が包み込む。
そして数々の名作を世に送り出してきたA-1 Picturesが、洗練された映像表現で『クスノキの番人』のミステリアスな世界を立ち上げた。
本作が描き出すのは、無数の祈りを受け止めてきた一本のクスノキと、その番人となった青年のもとで紡がれていく人間ドラマだ。主人公・直井玲斗を演じるのは、これまでドラマや映画で複雑な人物像に挑み、着実に表現の幅を広げてきた高橋文哉。玲斗が抱える痛みや葛藤に誠実に向き合い、心を尽くして挑んだ高橋の演技は、その熱を宿したまま、画面越しの観客へまっすぐに届けられる。
玲斗の運命に深く関わる叔母・柳澤千舟役には、数々の名作で主演を務め、スタジオジブリ作品をはじめとするアニメーション映画でも圧倒的な存在感を放ってきた天海祐希が声を吹き込む。美しく磨き上げられた映像の中、2人が織りなす演技によって、玲斗と千舟の胸の奥にある揺れや想いが丁寧にすくい上げられていく。
物語を彩る重要な役どころにも、実力派キャストが集結。
佐治寿明役には、数々の作品で唯一無二の存在感を放ち、この作品では作品を包み込むように声を吹き込んだ大沢たかお。寿明の娘・佐治優美役を映画やドラマで躍進を続ける齋藤飛鳥が、オーディションを経て劇場アニメーションの声優に初挑戦。クスノキを訪れる青年・大場壮貴役には、映画やドラマだけでなく、海外アニメーションの吹き替え経験を持つ宮世琉弥が同じくオーディションで選ばれ、邦画アニメーション作品に初出演を果たした。
クスノキに託された最後の真実に触れたとき、見えない想いの温もりが観る者の魂を震わせる。クスノキのもとに集う人々の、寄り添う祈りが紡ぎ出す奇跡とは――。
2026年、日本が誇る豪華クリエイター陣とキャストが結集し、待望の感動作が誕生する。
【CAST】
高橋文哉/天海祐希
齋藤飛鳥 宮世琉弥/大沢たかお
【STAFF】
原作:東野圭吾「クスノキの番人」(実業之日本社文庫刊)
監督:伊藤智彦
脚本:岸本卓
キャラクターデザイン:山口つばさ 板垣彰子
音楽:菅野祐悟
美術監督:滝口比呂志
美術設定:末武康光
色彩設計:橋本 賢
衣装デザイン:高橋 毅
CGディレクター:塚本倫基
撮影監督:佐藤哲平
編集:西山 茂
スーパーヴァイジングサウンドエディター:勝俣まさとし
リレコーディングミキサー:藤島敬弘
制作:A-1 Pictures / Psyde Kick Studio
配給:アニプレックス
公式HP:kusunoki-movie.com
公式X:@movie_kusunoki
公式Instagram:movie_kusunoki
#クスノキの番人
