ドラマ『とんぼ』7話~8話💥💥Tonba (1988)💥💥Full Ep #1080p

[音楽] あねえ。え、手がどうしてるぞ。 [音楽] おい、 おい。 どうなの? どうなの ちゃん ちゃ [音楽] あの、 大丈夫。必ず意識は戻ります。皆さんも ちゃんとおしられたでしょ。だからじゃ、 お大事に。 ジ 買えます。 その前にちょっとあっち行こうか。 本当に打ち帰るだけか? 本当です。ちょっと用事やりますんで一旦うちへ。 用事ってなんだ?こんな朝っぱらから。 エジ やられたらやり返す。 それがお前らの世界だろうよ。 けどそれじゃどこまで行っても終わ るってもんか。 やっと足洗うとこまで焦ぎつけたんじゃ ねえか。 これ以上バカの真似はもうやめてくれよ。常だって喜びしねえよ。何お前もう 1人じゃねえんだよ。あの人の腹中には さ、言葉ありがたく思います。 いや、だったら ってります。 本当だな。 じゃあ失礼します。 [音楽] 来たのかと思った。黙って帰っちゃった から。 どっかお出かけ。いや、 た、 ツもらなかったわね。夕べの雪。今年初めての。私ちっちゃい頃が降ると嬉しくていつも祈りしてた。 なんかいいことありそうな気がして。人流れ星だけど私は雪つも必ずなんかいいことあった。 だから夕べも一生懸命お祈りした。 行こう。 いい。 見渡す限り雪だらけの土へ [音楽] なんもかも忘れてで おま 2人っきりで 行きたい。 遠いとこ行きたい。 できるだけ遠いとこ。 私も捨てる。 何もかも捨てる。 行こう。今すぐ行こう。今すぐこれから すぐ行こう。 [音楽] いや、 だめ。出ちゃだめ。 病院からかもしれん。常からな。 だめ。 [音楽] はい。 もしもし。エジさんですか? 誰だ?てめ 峰山です。組長の秘書の 何のようだ? 組長の居場所。 探してれもはっきり言って探しても見つかりこないわよ。ただどうしても知りたいんだったら 1つ条件付きで。 条件付きってなんだ?おいおい。 あ、どこ行くんだ? 下のショッピングア行ってきます。 そんなのいえいえよ。物がボ呼べ。 息が詰まりそうなんです。すぐ戻りますから。 行かないでくれよ。 俺1人にしないでくれよ。 やめてよ。少しぐらい 1人にしてよ。 いくらんだ?あといくらんだ? 勘違いしないで。 頼るよ。頼るみよ。もう俺にお前がいねえんだよ。頼る。 行かないってこと。 しょうがないです。 [音楽] [音楽] どうしたらいい? まだ間に合うと思う。 それからうちに帰って準備してもう [音楽] 迎え行く。それまで待っててくれ。 [音楽] それまでって 嘘じゃねえ。必ず行く。 [音楽] [音楽] う。 やめてくださいよ。 おら、おら。 峰山、峰山と一緒です。 命令が一方的もですから本当知られないんですよ。どこ側? [音楽] はい。 もしもし。 私 どうした? つちゃんが常が あずさ ごめん。 どうしたんだ? 意識戻った。 そっか。そっか。 あ、ちゃん会いたがってる。 右足もう動かないの?そのことまだ知らないの?今知らせない方がいいからって。先生だから。 [音楽] れ [音楽] [音楽] 俺、俺もな。すいません。 [音楽] た [音楽] お ちょっとよろしいかしら。 進んじゃねえよ、この野郎。 条件先に言うわ。 大山にいいの物件があるの。 そこ 買ってくださる。 組み帳。 [音楽] これホテルのスペ屋機 ね。高くないかもでしょ。 [音楽] どこをなめ腐って、この野郎。 [音楽] すまん。寝てたか。 うん。どうしたの? ちょっとな。 ちょっと何? 見たかっただけなんだ。 変わりない。 あ、何もねえ。大丈夫だ。 [音楽] 本当にこんなんでいいの? これ食いたかったんだ。 変な人。 いただきます。 うん。 うん。 お茶持ってくる。 [音楽] [音楽] [音楽] そこまで送ってく。 はい。ここでいい。 どうして買っといてくれ。 [音楽] 切符 たくさんあるとこ行く。 [音楽] いつの買っとけばいいの? [音楽] 明日のだ。 分かった。 [音楽] ねえ、な んだ顔見たかっただけ [音楽] あれ?みーちゃん来てた。 もうすぐ死ぬところなんすよ。 つちゃん起きてちゃだめだってば。 だって退屈なんすよ。 うん。 週刊誌買ってきてくれます。 ほら。 ありがとう ねえ。お母さんは お風呂ちょっと出てくるって言ったっきり帰ってこないんですよ。 お風呂出てきてんのか。 はい。昨い島から。 そっか。 あ、あざさん。 ちょっと先生に聞いてもらえません? 何を? 右足なんすけど、いくらやってもビクトもしないんす。大丈夫?そんな焦んないで。 だって他はほら動くんすよ。全然。 ほら、 やめた。引き分けだ。 いてすよね。 集中しねえじゃねえか。お前足がどうなの?くっちゃべって。 ま、これで証明されたっすよね。 こっちの方は大丈夫だって。お帰りですか? いやかていうかちょっと頼みがあんだ。なんすか?あさよ借りるぞ。ちょっとだけ。なんか大事なようですか? いえや。そうじゃないけどちょっと。 あ、いいっす。いいっす。 お袋も起きてますしごゆっくりいいか? うん。 それは 早く元気なれよ。 癒すよ。もう来ないような言い方。 そうじゃねえよ。 じゃあまた来てくれますよね。 当たり前だ。じゃあな。 はい。 エジさん、なんか妙なことを考えになってるんじゃないでしょうね。もしそうでしたら何も考えてねえよ。 じゃ、私ちょっと行ってきちゃんに出たなことって何 知らねえよ。あいつは勝手に回しただけだ。 本当?本当にそういうこと? しつこいな。お前も連れて行かねえぞ。そんなことばっか言ってる。 連れてくって。 海、 海? ああ。お前いつか行きたいって言ったじゃねえか。 すごい。じゃあ黙って触ったろ。 何もしねえ。ただただ何? あ、お兄ちゃん止めて。 何すんだ? 回転焼き。 回転焼き。 ほら、あそこね。海で食べようよね。あずさ、 うん。 回転焼きくださいなんて言うんじゃねえぞ。東京じゃ今川焼きって言うんだぞ。 そんなことどっちでもいいの。回転焼きは回転焼きなのだ。 ああ 、 きまちゃん。 ああ。 わあ。わあ。 あ。 さ、 ま、それも、 あ、それ、それ。お腹たね。よいし。黒か兄ちゃん。白んの方がよかな。 贅沢言わない。 [音楽] 懐かしい味。 ああ、懐かしいな。 [音楽] [音楽] は [音楽] [音楽] あの船本当動いてんのかな?なんか止まってるように見えない?何? ちょっと手出せ。 うん。 いいから手出せ。 キビズ。 ああ、昔よくやったな。 一緒バカ。 よし。兄ちゃんって人変わんね。 え え。だってこういうとこ食うとさ、なんか人違うんだもん。 123456910 あれやんないの?指も あ、やっぱり動いてる。 あの船さっきあっちだったもんね。 動いてる。はひどいな君。 [音楽] 月は残るし [音楽] に遅れを伺け て いてみたいな の 山 一体てめら何やってんだ。探してますが あるか。指から何やってんだ、バカ野郎。 もう遅いよ。成田だ。成り田。見つけたら そに成田連れてこい。 あ、ベルボ頼むよ。 [拍手] あ、荷物頼むか?え?え、ちょっと ちゃんだ。 はい。 俺だ。おい。 そろそろ電話がかかってくるような気がしてた。 何にも言わずに聞いてくれ。 はい。 これから警察行く。 [拍手] はい。 すまん。今度はいつ出てこられるかわからん。出てこれないかも。 いてそっちは聞きたくない。 だからお帰り待ってます。なみ子ガキの声聞かしてくれ。 [拍手] [音楽] もしもし。 小川孝太郎男の子だったらその名前にしてくれ。ヒカる太郎。ヤザ名前だ。 [音楽] 女の子だったら 雪か。 じゃあ飲んだぞ。 [音楽] はい。 体気いつけて元気な子産んでくれ。 [音楽] あなたも気をつけて。待ってます。お帰り。お待ちしてます。 [音楽] いてえ。 いてえ。 れだ。 あれだ。だめだ。これこっちになった。 嘘。 本当だよ。本当だなの?この嘘。そ ダめだよ。 [音楽] よい ああ。 うう。 お じゃ、1人に仕込んできます。 あ、大カした はカマですか? ああ、カマか。こら頭 ああ、あれなら捨てときました。 どっこも捨てるとこねえんだよ。特に体はな。そんなもんすかね。あんなもんがてめの頭た大違いだ。 かな? [拍手] Nさん 元気にやってるみたいね。はい。お子様で なかなかなってるぞ、その格好。 いえばっかで。 Aさん、お元気ですか? 変わるね。 あ、どうぞ。おさんも喜びます。 今日はいい。通りかかったけなんだ。 そんなことおっしゃらずに。 いや、いい。つね。 はい。 しっかりやるんだぞ、この野郎。 はい。じゃあまた来るから。 分かりました。 えさん、 気をつけてください。くれ。 ありがとう。 それからなんかありましたらいいつでも バカらサボってちゃだめだ。行け。 [音楽] ジタムとVロックお願いします。 はい。まりちゃんおカれもんできたよ。 はい。7000 円の釣りになります。ありがとうございます。 [音楽] いらっしゃい [音楽] 。 [音楽] 少し痩せたみたい。今日ゆっくりしてけるの? いや、そうもしてらんねんだ。 ふん。 なんだ こんなのもらっちゃった昨日。手帳やっと時間出てきた。母親になるっていう実感。 [音楽] どうしたの? [音楽] いい後です。 そっか。ありがとう。 6月だったよな。5 月。5月29日予定日。 そこまで分かるもんなのか。 一応ね。やっぱり痩せた。 [音楽] 1人で充してるでしょ。 [音楽] 小川エジ。 来てるだろ。ちゃんと分かってんだぞ。来てんだろ。ませ気をつけるようにな。あとわずかの命からってよ。 間違い話よ。な 何?何が言ったか。 ま、お前らもせぜ気をつけろよ。 誰だてめえ。 いつからこんな 電話は今日が初めてよ。店に来たのか? 2 日前45人で なんですぐ知らせれんだ? したことないもの追い返したし。 もうちょっとだけ 時間くれ。 なんとかする。 もう少し。 もう少し 待ってくれ。 兄ちゃん冷たいじゃない。黙って帰るなんて だってお前仕事してたし ね。お茶飲む時間くらいあるんでしょ。 いいのか? ナムさん結してくれた。休憩取っていいって。 [音楽] え、兄ちゃん。 うん。 ここさ、きっと高いよ。 こんなこといいから早くやろよ。もう本当にずるいんだから兄ちゃん、もうコーヒーだけていいって言ったのに。 コーヒーだったら後で頼めよ。それか早く自分の好きなもん選べ。 ラベタってこんなとこ来んの初めてだしさ。 とりあえず深ヒレの姿になんてどうだ? 深ヒレ うまいぞ。 だめ。私そう依頼だもん。 食ったことあんのか? ないけど。ほら深レってあれでしょ?サメ上手。 バカね。とかさ、そういうのないのかな? [音楽] いや、ま、それあるだろうけど。可能にしろよ。 どうして、 どうしてとてもせっかくこんなとこ来たんだからさ。うちじゃ食えねえな。もう食えよ。お前全く貧しいな。あ、 魔ボ豆腐だめね。うーん。もういい。兄いちゃんお願い。頼んでください。 お決まりでしょうか? えっと、深レの姿に はい。 それと海ガにありますね。 え、今日は意できますよ。 それ無視下の1つ。それから北京ダッグ 2人分。 はい。 それからこいつに安人豆腐1つ。 分かりました。 飯はお焦げ。 いいちゃん。お焦げのこった。 おい物は お茶ください。 かしこまりました。失礼します。 ね、 お焦げってあのお焦げと違う? たみ分かる。 ええ、ミた見直した。 うん。 だってすごいんだもん。こういうとこよく来るんだ。 いや、よくは来ねえよ。 ふねえ。 ん、 こないだめなの昔の夢みた 夢 覚えたはずないのにさ、ほら、私が生まるとかいう海の近くの家 ああ、 その海辺をね、 2つか3 つの私が兄ちゃんに音部されて見てんの。な んだってんだ。 船に乗りたい。船に乗りたいって。船なんかどっこにもないのにさ。 兄ちゃんのこと困らしてんの? それ夢だ。 え? 夢?お前いっつもそういうことばっか言って俺は困らしてた。ただ決まって星があるのは食いもんばっかりだったな。回転焼きだのアイスキャンディだのコロッケパンだので他の崖が食ってるのじゃ俺にわがままっかり言ってた。 それでし。 [音楽] 嘘? 嘘なもんか。そのしべのおかげで美しの [音楽] ああった。ヤりだった。どうもすいませんでした。お世話になりました。もういいた。 [音楽] 石橋です。来週広島の時がお見えになる そうです。 そのにAさんとうちの親さん、愛同席の上 で話があるそうです。詳しくはおってまた お電話させていただきます。 ごめんくださいまし。お連れ様がお見えに なりました。どうぞ。 久しぶりじゃのエジ沙汰しております。 いやいや、片苦しいは抜きじゃ。これ座れ。 はい。すまんじゃったの。上の半端な時間に。 いえ、酒が入る前に表の うん。うちの香川のみ子あれがの お前の偉い不安での エジさんの嫁は女じゃらん。広島女を自分 が探す言うてのしょっちゅ 噂しとるんよ。 恐れします。あ、そのうち広島にも来いの 。 瀬戸内のはお前にとっても生まれ故業じゃ。何よりうちの香が手引いて待っとる。ま、足崩せ。 [笑い] はい。 ところでお前船はどうじゃ? 船 おお酔うんか?情けにゃの今度船凍たんじゃん。 魚釣り用のこれがええんじゃ。 おじ、 そろそろ本題にこれが本題じゃろうか。 え、 ごちゃごちゃ話すよりわしがここに座っとることがすでに本題じゃろうがの登る。こんなんわしが何しに広島んだりから出てきたんか分かっろの けど意見えとは言うとらんのじゃ。 本題言うたらの本当はお時期のわしが このエジに頭先にはならんのじゃ。 それほどまでにお前は今日までやってきた ことだ。 はい。 ここは1つわしに任してくれんかの? こんなんが今土な考えでおらわしには 分かっちゃろ。全部飲み込んで の。 この通り おし の よろしくお願いします。 ありがとう。ええ、 ナバル な。 バルお兄さん [笑い] 面白いしいや。 おいちゃんもいい人来てくれてよかったね。 いつまで油売ってんだ?そろそろおざきだろう。 わあ、ひどい。大さ、大さ時間とあになりました。おいちゃんお願いです。 ごち様。 ごちそう様。 どうも。 ここは果てアブジェリア。すいません。いらっしゃい。いらっしゃいませ。 おお。お世なっております。 いやいや、そっちは元気だったか。 はい。 よきたな。真っかけな。 これもなんですけど、広島のうまい酒です。 お、 今お茶入れます。 さん。 ん、 長い間ごしけしました。やっとやっとどうにか ちょっと待て。それはいい話か。足洗って片着になる。 それだよな。 その踏切りが共闘にか。 はい。 見せしめな。今日は俺飲むぞ。 はい。ちょっと待ちな。 エジ はい。 今の話俺が 1番か? はい。 バカなんてやつだ。おめってやつは帰れ。俺なんかより胃井の 1 番に知らせなきゃならない人がいるじゃねえか。 だろう。 [音楽] 私 嬉しい。 こんなに こんなに いい。もう何もいいな。 [音楽] ちょっと 5月 29日だ。今ここにいるんだ。 [音楽] まだわかんない。 でも安心して。 ちゃんといる。 私とエジさんのこと。 [音楽] ありがとう。 本当にありがとう。 [音楽] あ。 てっちゃ。 そうか。 あのおじがわざわざだ。 そうか。 今までどうしてたんだ? ん?やれたぞ。へさ。もういいんだぞ。てっちゃん。 ん? 逃げる必要ねえし。 神さんやガともなやで会ってねえんだろう。今日帰れる。久しぶりに。 そうだよ。そうしてなきゃよかった。思い切って来てみてよかった。いや、おじかどうか気になってよ。 いい方の無事のだった。そのビル振るねえか? [音楽] いや、 ずっと前のなんだ。 常が いた頃のて 片着に戻した。今神楽坂のおさんとこで世になってる。 俺エジ。 うん。 逃げ回ってる間と 嫌になっちまってな。もし もし生き延びれたら 今度こそ敵になるって。 り焼き。これ以上負けずにできねえしよ。 [音楽] よし。 すごい。 [音楽] しょうがねえな。 先回りされちゃったよ。 俺もいっぱい飲むわ。 [音楽] てっちゃん。 うん。 これガキできた。生まれんの [音楽] 5月のせてよ。 [音楽] それじゃないだろうけど。 うん。 そのうち広島行っておじに話す。うん。 され際だけは 綺麗にして [音楽] ああああ、冷え込んできたなあ。 レジ、ここでいいよ。 いや、そこまで送るよ。 いいよ。おめにそこまでさしたらバチがあるよ。何言ってんだよ。エジ、まだまだの親父に気をつけろ。広島の親味が間に入ったからって分かったる。ヤザがヤザを信用しちゃならんのが 1番の鉄じゃか。 そうだったな。 あ、そうだ。ちゃん、 これ おい、 手ブじゃガキがかわいそうじゃね。田舎引っ込んでも手紙の 1 つでもくれよな。じゃな、てっちゃん元気でな。 ああ。 あ。 は。 [音楽] [音楽] う。 ここは地の果て アルジェリア [音楽] せか の夜に咲く 酒の 女の 酒 か [音楽] 。 [音楽] [音楽] [音楽] です。 鉄兄殺したの誰だ? おさんです。 おしください。 ああ。ああ。親父はどこだ?親父はどこだ?こら。 [音楽] ああ。 もしもし。もしもし。どうしたのよ。何かあったかじゃないわよ。いくら電話してもないし。来るっていう日に来てくれなかったし。あれから何か変わりないの? 何も変わりない。心配すんな。 会いたい。あって顔見たい。 明日にでも一ぺ行くから。あ、じゃあな。 よし。 綺麗な意味してんなあ。俺こっちないの? おめの兄貴によ。 仮は返してもらわねえとな。綺麗な妹さんの方から。お、耳だけじゃねえな。肌も滑スべだ。 [拍手] あさん。 スね、 出るんじゃね?待って。 [拍手] [音楽] それじゃあ俺ここでもう大丈夫ですから。 [音楽] さん、 どうなんの?どうなるの?私たちやっとやっと幸せになれると思ったのに。 [音楽] いらっしゃい。はい。居酒います。 [音楽] [拍手] お吉さんいますか? オタ 誰でもいいでしょう。吉さんお願いします。 俺だけど。 北直の第3倉庫。 なんだそれ? エジさんの妹さん狙ったちラそこにいます。 おいおい。 はい。 常吉です。 おお、どうした? いえ、な、何でもありません。ちょっとお声が聞きたくて。 バカなんかあったと思うじゃねえか。 すいません。 Aさんりないですよね。 酔ったんのか。 ま、そういったとこです。 た、 それじゃます。おやすみなさい。 おい。 はい。 お前本当に何もねえんだろうな。 ええ。あるわけないっす。本当に声が聞き たかっただけです。 それじゃ 、 お元気 [音楽] あ。 [拍手] ああ。 [音楽] 1人 いい同時胸してんな。おいおい焦んや。おい、来いよ。てめえら何人かかってきても怖がれんねよ。こっちは常、お前に恨みはねえ。 [笑い] 俺がおらみはたった こりしろ。 [音楽] え。 か 。 [音楽] えい。手がどうしてんだよ。おい、 おい。 バたれが。 [音楽]

『とんぼ』は、1988年10月7日から同年11月25日まで、TBSで放送されていたテレビドラマである。放送時間は、毎週金曜21:00 – 21:54(JST、第1回のみ、21:00 – 22:24)。全8回。長渕剛の5作目の主演連続テレビドラマ作品。第7回向田邦子賞受賞作品[1]。

ヤクザである主人公の小川英二と所属組織である八田興業との抗争を描いた作品であり、現代社会における無関心な状況に対し問題提起した内容となっている。妹のあずさ役として仙道敦子、恋人役として秋吉久美子が出演している他、弟分として哀川翔が出演しており、本作で実質俳優初挑戦となった哀川は以降本格的に俳優業に乗り出すことになった。

スタッフはテレビドラマ『親子ジグザグ』(1987年)から引き続きプロデューサーは柳井満、脚本は黒土三男が担当している。本作は長渕と黒土の会話の中から着想された作品であり、随所に長渕自身によるアイデアが採用されている。ヤクザが主人公である事や、一部の過激な描写を巡ってプロデューサーと長渕、黒土は対立する事となるも、黒土による「見てくれる人たちこそ喜ばせたい」との信念から当初の予定通りに収録が行われた。しかし、後年プロデューサーの柳井は対立があった件を否定している[2]。

後に本作の主要キャストが出演した映画『オルゴール』(1989年)が公開された。また、本作の続編としてフジテレビ系テレビドラマ『英二ふたたび』(1997年)がスペシャル番組として放映された他、映画『英二』(1999年)が公開された。

概要
家族、親子を描いたドラマに出演していた長渕が、ヤクザが主人公という新しいテーマに挑んだ、人間愛を根底にした骨太のドラマであり、本作の主演を果たしたことによって役者・長渕剛がカリスマ性を有するに至った作品[3]。ヤクザの主人公が不愉快なこと、間違っていることに対し真正面からぶつかっていく姿、激しい生きざまを通して、男の美しさ、悲しさが描かれている[4]。過激な暴力シーンなどゴールデンタイムにはそぐわない内容だったが、当時長渕剛が人気絶頂だったこともあり、平均約18%と高視聴率を記録した。