【オンライン診療】すでに、健康保険が適用されるようになっています。
 
 すでにも適用され、私たちの生活の一部と なりつつあるオンライン診療。特に通印が 難しい高齢者の方々が増え続けるこれから の社会でその重要性はますます高まって いきます。自宅で診察を受けられることは 患者さん本人だけでなく介護するご家族の 負担も軽くします。しかし現在のオン ライン診療は画面越しの会話が中心で聴診 器を当てたり体に触れたりといった本来の 診察ができないという限界がありました。 この課題を解決するためこれからのオン ライン診療はデジタル聴診や血圧系といっ た家庭用の医療機器と連携する診察 システムへと進化していくことが期待され ています。この新しい在宅医療の現場で 中心的な役割を担うのが訪問看護師です。 訪問看護師は医療機器の操作などを通じて 意思と患者そして最先端のテクノロジーを つぐハブのような存在となるでしょう。 もちろん看護師の権限や報酬体系など社会 の制度を整えていく必要もあります。一見 ハードルは高く見えますが、日本の深刻な 人手不足と高齢化がむしろこの変革を強力 に後押しします。社会全体が待ったなしの 状況だからこそ新しい技術や仕組みの導入 が加速するのです。そして未来には全ての 家庭に医療機器が普及し、膨大な健康 データが24時間生成され続けるでしょう 。この帯び正しい情報を監視するのは人間 の医療者だけでは不可能です。そこで活躍 するのがAIです。AIがデータの流れを 常に見守り、異常な兆候を検知した時だけ 医療チームに警告する。いわば見張り役を 担います。未来の医療は意思、看護師、 患者という関係にAIという新たな存在が 加わることで成り立つのです。その時 私たちはAIの判断をどこまで信頼するの かという新たな問と向き合うことになり ます。
 
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【チャンネル運営者プロフィール】
開業社会保険労務士。社労士会連合会公認年金マスター。専門は、公的年金を中心とした社会保障、高齢者雇用問題。
著書
 『年金問題、要点を教えて』(ランダムハウス講談社)、FPウーマンとの共著『年金が危ない』(毎日コミュニケーションズ新書)、その他。
記事掲載
 毎日新聞・朝日新聞・日経新聞・保険毎日新聞・ジャパンタイムズ・日経マネー・日経ビジネスアソシエ・月刊北海道。
 