【ウ露戦争】「ウクライナがロシア第2の都市をドローン攻撃/中国製エンジンの密輸が判明、ロシアが使用のドローン」小泉悠さんと宮嶋茂樹さんが解説!

海軍の日のパレードが中止になったというニュースなんですよね。 [音楽] これカ式のことなんですかね?海軍の カ式ですね。えっとね、毎年の最終 7 月最終日曜日とかなんかそういうあの基準であの海軍記念日なんですよね。 でプーチンは元々サンクペテルブルグ出身の上に 割に海軍好きなんですよ、この人。 だからこのプーチンになってからあのサンクの街の中ネバ川でかい川流れてじゃないです。あそこネバ川まで原子力潜水艦を入れてうん。 で、大型あ、そこはサンクペルブルグですね。もうだからフィンランドの目の前のとこなんですけどうん。 だ、ここがそのプーチンの生まれ故郷であり、あのかつてロシア帝国の首都でもあり、え、ドストフスキーが住んでた町でもありというね、このサンクペテルブルグなんですけど、だ、そこでこう大海軍パレードをプーチンは結構こう代々的にやってきたんですが、ま、今年はさすがにそういうことやってる暇がなくなったというか、ま、それが危なくてできなくなったので、え、多分その腹勢というか変わりなんですけど、あの、 [音楽] 7月の嵐という、え、海軍大 練習をなんか突然やると言い出しました。 はい。7月の嵐。 そう、そうなんですよ。あの、ユリスキーシュトルムというあの演習をやるんだということで、これをそのロシアの全域でやるとで、つい昨日ぐらいまでやってましたね。 で、日本でも太平洋艦隊が訓練をしてましたし、まだ、えっと、新しい高校経由法が出続けてるので、おそらくこの正式なその 7 月の嵐のメインフェーズが終わった後もいくつか付随射撃訓練なんかもやってるんじゃないかなという感じがします。 はあ。 嫌がらせ的にやってるものもありますし、ただやっぱ彼らその長距離攻撃能力が非常に限られてますので はい。 あの、ロシアみたいにこうデモンストレーション的にやるとか人々の心を折るためにやるっていう空爆はあんまりできないんですよね。 で、どっちかっていうとやっぱり、ま、あの、重要な軍事施設を狙ってやる。ま、最近で言うとその例えばドローンの重要な部品作ってる工場を狙って突っ込ませるとか いうパターンが多いですが、それでもやはりこうウクライナからサンクまでって、えっと、 1000何百km 飛ばなきゃいけないので、そんなにでっかい爆薬は積んでいけないんですよね。 なるほど。 どうしても遠くに行けば行くほどいまいちこう一発では破壊力が下がってくという自連マを抱えながらやってるので本当は理想行ったらトマホーク欲しいんですよね。 ああ 400kmの軍用爆薬を抱えて 1500km 先叩けるミサイルがあったらこれはいいに決まってるんですよ。 うん。 だから実は戦争の最初からウクライナはトマホークくれて言ったんですけどはい。 なんかそん時はなんかいやいやいやさすが にかっこ笑いみたいな感じであの相手にさ れてないんですけどま、でもやっぱ戦争 続いてくに従って要するに300kmとか のミサイルはもらってちゃんとこいつら 使えてるってなってくしでとう とうと先日トランプがそのモスクワや ペテルブルグをその叩いたらどうなんだと 言っちゃったと言っちゃったとでその最初 はどうもその共有兵器リストの中に トマホークが入ったって話なんですよね。 とか外れたらしいんですけどこれもなんか随分な話で最初はもうウクライナに対する武器支援打ち切るとか言った人は今度はなんかトマホークやるから 3 ってみたらどうだみたいなこと言い出すわけですよね。 話がもうこんなに 2点3点するわけですよ から。いや、こういうそういう相手を頼りに支援してもらって戦争しなきゃいけないウナも結構大変なんだろうなと。 うん。大変すよね。 大変ですよって言うこと全然違うんすもんねえ。 あ、これでも地図上で見るとウクライナからサンクとペテルブルーグ行けるんだったらもうスコアの方が近いですもんね。あ、的にはい。 全然近い。近い。 だからここ産クとやれんやったらモスクワ全然やれるやんていう理屈ですよね。 うん。モスクワはあのウクライナの国境から 1番近い場所で450kmなんですね。 あ、 東京、大阪より近いですね。 そ、そんなもんですね。で、モスクワが確か 700km 前後だったように記憶していて、 [音楽] だから戦争まではみんなしょっちゅ要するにね、それこそ日本あの東京岡山館ぐらいの感覚でしょっちゅ生聞きしてたわけですよ。 はい。うん。 私の知り合いで商売やってるロシア人の男ではあのモスクワを 1日服したことがあると思いますからね。 うん。ていうぐらいのことができてた距離感なのでやだロシアからするとなんかすっごいもう目の前までこうナトとかが迫ってきてるのに対する防衛戦争って意識が多分あるし [音楽] ああそうかそうか でウクライナからしてみるとやっぱすぐそこにモスクワがいるからこいつらをこう拒否とかないと我々は飲み込まれちゃうって恐怖感があると思うんですよね。 うん。 今のモスクワのその暴空体制ってどうなってるんですかね?あの S300でしたっけ? S今ですね400がありますね。あの S400 が元々モスクワ周辺は回線前でね後車ロケット連帯が思いますね。 5 個たかな。で、さらに戦争が始まってからそのウクライナからドローンが飛んでくるので、 こうS400 みたいな、こう重厚大型暴空システムに加えてそのパンツリーみたいな短距離暴空システムをあっちこっちこうなんかこう土台を作ってその上に乗っけてっていうことやっていて相当防空は強化しましたから、ま、生半なことではこうモスクワにドローン突っ込ますのは難しい。 なるほど。うん。 のでやっぱ他の例えばその重要な軍産業がある場所とか そういうとこを狙ってるって感じですね。ウクライナ。 あの、やっぱでもまあロシアの私にやっぱり印象残ってんで、あの、えっと、ルスト君で言って西トの青年が赤の広場にえ、セスナで降りたという事件があったんですけど、 あれ、あ、あれ以降ですね、やっぱりどうもね、あのロシアモスクワの暴空なって穴があるんちゃうかと。 あの衝撃的でしたんで普通にさきが赤の広場に これあのまあの当時の軍の効果はね、当然首切られたんでしょうけど それはソ連の時代ですね。 ソ連時代ですね。 ま、あの、あの経験があるんで結構行けるんちゃうかなみたいなことはウクライナが思ってるんじゃないかなと思ってだから、あの、最初に実はあの、その爆撃基地を叩いた時、そのエンゲルス基地とかやった時ってのは、あの、まさにこう軽飛行機改造のドローンでそいつをこう民間機と同じコ路飛ばしたんですよね。みたいな偽装をやってダーンと突っ込ますとか、あの、ま、人間のやることなんで必ず穴はありますから 100% 防げないことは間違いないと思いますしうん。うん。 あとね、そのルスト受事件の時にね、なんかゴルバチョフが切れ散らかしてるんですよね。なんか割とあの紳士的なイメージがあるゴルバチョフがなんかすっげえこう足様にこう軍幹部とかなんかのしっててあ、なんかゴルバチョフってこういうなんかパワハラのところあるんだ。ふっていう。 お前ら何やってたんだみたいな。 それはそうし赤の広場ですよ。あれはそやっぱね、 もう今日もうせソ連れんの象徴的なとこに メンツマルツ潰れみたいな。 しかも西ドイツの精鋭ですから。 ああ。ああ、 ロシアがウクライナで使用のドローン中国製エンジンの密が判明。 実はこの戦争初期に使われてた ドローンあのもっと普通のちっちゃいラジコン飛行機みたいなやつあれのエンジンは日本製だったんですよね。 へえ。 なんかね、千葉の市川かなんかにあるラジコン飛行機用のエンジンを作ってるメーカーの部品だったりとか はい。 あの、積んでるセンサーも外国のもんだったりとかまあなんかやっぱこう全体的にロシアってこう民産業はあんまり強くないんですよ。あの重厚長大型軍産業とか原子力産業とかの国だったんで そういうこうなんか適度なちっちゃいエンジンを作ってラジコン業界に売るみたいなそういう商売してこなかったわけですよ。 はい。あれはその電子産業も弱いわけです。だからそういうのを世界中から書き集めてきて実は今のそのドローン戦もやってるし、あのウクライナ空習に使ってるこう弾道ミサイルとかばらしてみると、ま、実はあの電子部品 9 割型外国性であることが分かったりとかはい。 あ、実はこうあっちこっちにこう開いてる輸出管理の穴がロシアの戦争継続を可能にしちゃってるという部分が、ま、実はあるんですよね。うん。 か、でもこの特に中国という穴はおそらく 非常にバカでかい穴だと思うんですけど、 これ果たして防げるのか塞げるのかどうか は分かりませんが、ま、例えばその トランプ政権なんかはこのあの輸出管理で はないですけどロシアのそのエネルギーを 買う国に対してこれから2次制裁かける みたいな話をねしてますからやっぱり アメリカが本気になってきてお前らやっ てるねかその買ってるじゃねえか売ってる じゃねえかかって話をちゃんと持 し出せばある程度この穴はふざけるとは思うんですよね。その意味ではアメリカの姿勢にちょっと私は注目ですね。 ま、それな日本も結構サリン 2から買ってますんで、 ちょっと日本もね、ちょっとやばいんですけどね。はい。 はい。 だから、あの、どのぐらいまでロシアのそのエネルギーを買うことを許容するかですよね。あの、ほ、理想はもちろん完全ダウンなんですけど。 うん。 なかなかね、今日本ってロシアに対して天然ガスの依存 7%ぐらいでしたっけ? そんなものぐらいです。 そんなもんですかね。だからまあ、天然ガス 1 割以下ぐらいだったら、ま、そんなにこうロシアのあのレバレッジにはされなくていいかなと思うもののやっぱそこでやっぱ本当は反を取ってロシアのエネルギー我々もヨーロッパに習ってシャットダウンしますと、ま、言えればいいんですけどね。 多分なかなかそこはエネルギー政策上難しいことも多いんだとは思うんですけども。 ま、特に人はね、開発日本がしてますんで、そうか。 もうそこは尺ですよね。 うん。買わないイコール全部その持っていかれるという はい。そう、そう、そう、そう、そうなんですよね。 そこも1 連場ですよね。非常にま、そんだけ向こうが上手だったんでしょうね。 そロシが上手で まあなんかサハリン1 自体がまず持って帰えてますからね。 そう、そう。 あ、なんかやっぱあのサハリの問題はそれとしてこれから先ああいう国人に投資することのカントリースクって本当に真面目に考えないとこんなに投資したのにってなりかれないですよね。 はい。 今回の戦争が始まる前までは、ま、まだこうロシアとはね、エネルギー政策上のパートナーだっていう風に、ま、 2013 年の国家安全保障戦略でも言ってましたし、さらにこう進めるためにこの北極権の LNG をこうカムチャッカまで持ってきてそこにこう積み替え基地を作ってでアジア中入室出しましょうなんていう話もあったわけですよね。 だからあれやってたら今頃それこそカムチッカに日本の勘で作った LNG 積み替とかも作られててますますね可能性もあるわけで、 ま、あのぐらいで止めといてよかったかなっていう感じも僕はします。 なるほど。ま、7% しかないんやったらそれ全部あのアメリカからシエルガスとかなんか買うとかでね変えていったらええんかもしれませんね。 ですよね。ほらロシアの北極拳の山計画も日本出しちゃってますし。 だから結構やっぱね、日本はロシアのエネルギーに出しちゃったんですよね。うん。 ま、それを諦められんのかという、 まあ、やっぱ出した人たちにしてみりゃ投化した資本回収しないとって考えは当然あるでしょうからね。 うん。 [音楽]

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【2025年7月30日(水)放送より】
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■出演者
小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授)
宮嶋茂樹(報道カメラマン)

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