【2025年新型コロナの現在】国内の流行状況は?/海外の変異株はそれほど恐れなくて良い/変わってきたワクチンの役割/「重症化リスクの高い人」はワクチン接種を推奨【PIVOT TALK】

改めて当時を振り返っていかがでしょうか? 我々が経験したことないような新しい感染症の、ま、すごい大規模な流行で最初はあのよく話題になったのあの嗅覚の異常 匂いがわからないとか味がわからないっていう症状結構コロナに特徴的だって言われてましたけど今はですねあんまりそういう症状をおっしゃる人少なくなってるんですね。 ワクチンの役割とか、えっと、ウイルスの正常とかが 最初の頃と今とでだいぶ変わってきてるっていうことをやっぱりこう正しく伝える必要があるのかなと思ってますね。 最初の頃にウイルスの病性が高かったん ですね、5%の人がなくなっていて、で、 こういう時期にはやっぱり若い健康な人も ですね、やっぱりワクチン打って感染を 防いだ方がいいっていう話だったのが、ま 、やっぱり時間が経って重症化を防ぐため のワクチンになったっていうのが流行の中 でだんだんとウイルスの性質も変わって ワクチンの役割も変わってっていうところ が伝わってないところがあるのかなという 風に思いますので、ま、それやっぱり我々 あの専門 もしっかりとですね、伝える必要があるのかなと思ってますね。 [音楽] こんにちは。ピボットの磯がです。今回は 2025 年の新型コロナ最新情報をテーマに新型コロナウイルスの流行の現状とワクチンの考え方などについてお話を伺います。ゲストにお迎えしたのは大阪大学教授の哲さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 あの、先生は新型コロナウイルスが大流行していた当初から第 1 戦でこう、あの、充事されていたと思うんですけれども、改めて当時を振り返っていかがでしょうか? そうですね、やっぱりあの、もう、ま、 100年に1 度のパンデミックってよく言われますけど、ま、本当に我々が経験したことないような新しい感染症の、ま、すごい大規模な流行で、ま、そうですね。 ま、私自身も、ま、元々進興感染症って こういう新しい感染症を専門にですね、 あの、研究とかやってたんですけど、それ でもやっぱりこう 経験したことがないパンデミックでしたの で、ま、やっぱりこう自分自身もこう 手探りでですね、やってきた、あの、それ は患者さんの診療もそうですし、研究も、 え、そうですし、ま、あとは情報発信も ですね、ま、私もあの、え、いろんなあの 媒体でですね、あ あの、コロナの情報を、ま、お伝えしてきたんですけどうん。ま、そこでもやっぱりこうね、自分自身でも、ま、知らなかったことをこう、ま、自分でも新しく学びつつていうとこで、ま、本当にあの、手探りでなんとかやってきたなというところですかね。はい。 相当ハードでしたよね。 いや、そうですね。 特に最初の頃はですね、本当にえっと、ま、今でこそもうほとんどの医療期間であのコロナの診療ってされるようになりましたけど、ま、最初はやっぱりもう診療する医療期間が限られてたんですよね。で、もう東京の中でも、ま、本当に何箇か所か感染症して指定医療機関って呼ばれるところで、え、ま、見ることになってたのでもう、あの、そこに、ま、患者さんが集中して、ま、すごくその時は本当に忙しかったですね。はい。 うん。うん。 今振り返ってみていかがですか? そうですね。ま、でも、ま、今になっていることですけど、ま、自分としてはやっぱりこう、ま、私自身はあの、ま、意思でありつつ、ま、研究者でもあるので、そういう意味ではあの、ま、自分にとってもの経験としては、ま、あの、今後に生きる経験になったのかなという風には思いますね。はい。 [音楽] 次のパンデミックって、ま、必ずしも 100年後ではなくて、もっと早く来る 可能性があると思いますので、ま、その時 に行かせるようにですね、やっぱり今回の 経験を生かして次に備える るっていうことをですね、やるためには やっぱりこう最初からどういう状況でね、 あの、知れたことのやっぱり次につがるの かなとは思いますね。はい。 かつては連日ニュースになっていましたが、 最近以前に比べるとやはり情報を受ける機会が減っているように感じるんですよね。あの現在実際どうなっているんでしょうか? はい。はい。え、ま、やはりですね、あの、 5戦症になったタイミングが 1 つの、ま、きっかけかなと思いですね。報道が減ったのもですね。 で、あれが2023年の5 月で、ま、そこから2 年経ってるんですけど、ま、実際にあの感染者の数はごに感染症になる前よりはやっぱり減ってるという風に考えられます。 数え方がですね、ちょっと変わっているので単純に比較はできないんですけども、えっと、今、あの、こちらのちょっと図を見ていただきたいんですけども、これ、あの、厚生労働省がですね、出している、え、感染者の推移というものなんですけど、今はですね、あの、停点あたりの報告数っていう数値になっていて、えっと、ご令になる前はもう正確に 1 人1人されてたんですけど、今はですね、各道 府で指定された病院で 1 週間の間に診断された患者さんの数を、え、ま、その各都道府県に報告して、ま、それを全国で集計してるという形なんですね。なので全部数えられてるわけではないというものになってます。 はい。 ただ、あ、この波を見ていただくとですね、 5塁間になってから、え、ま、今 4つ、ま、大きな波があってですね。 はい。で、え、このピンク色の点線はです ね、これ私がちょっとC的に線を引いてる んですけど、ま、ピークのこう大きさから 見るとですね、ま、少し、え、だんだん山 がちょっとずつ小さくなってきてるかなと いう風に思います。ですので、ま、これ だけ見るとやっぱりコロナの患者さんの数 はですね、ま、少しずつ減ってきている ように思います。 ま、ただ、あの、注意しないといけないのは本当に、ま、減っているということもおそらくあると思いますけど、ま、その当初と比べるとですね、やっぱりもうあの風の症状、 熱の症状、え、ま、これコロナかもしれないけど、まあもう重症化しないしなくてもいいかっていう人が、ま、一定数いらっしゃると思うんですよね。 [拍手] ですので、そういう人はこの数に数えられてませんので、え、ま、そういう人も含めるとそこまで大幅減ってないという可能性はあるかもしれないですね。 はい。 あの、実際、ま、もちろんご類にするっていうのは比較的状況が落ち着いてきたからそういう設定がなされるんだとは思いますし、こう見ると確かにこう徐々に減ってきてはいるんだなという風に思いますけれどもそうですね。 今までだったら数えられていた人が 数えられていない部分も、ま、あるかもしれないと。 はい。そうですね。 いうのと結構山はこう、こうしてみるとはっきり出ているんだなっていうのは。 そうですね。はい。ま、だんだん小さくなってきてるところかなと思います。ま、あの、ご類感染症になったのはですね、その数が減ってきてるからなったというよりは重賞化する人の割合が減ったから ていうことなんですね。特にあの途中から オミクロン株っていうですね、変異株に 変わってで、え、ま、ワクチン打ってる人 も結構感染するようになりましたけど、ま 、ウイルスの病原性が低いのと、ま、 ワクチン打ってる人が感染してもそこまで 重症化しにくいということも合わせて、ま 、重賞化する人はかなり減ったということ で、え、ま、5塁感染症にそろそろできる だろうという政府の判断だったという風に 理解してます。はい。はい。ありがとう ございます。 あの、今日はですね、色々お聞きしていきたいんですが、まず前半で 現状について、そして後半で、ま、今後についてということで大きく分けてお伺いしていきたいと思います。あの、現状今もこう大まかな流れを今色々お聞きしてきたところなんですが、えっと、現状、ま、こうやって患者さんの数は減ってきている という状況がある。 はい。そうですね。 ま、あの、全体的な流れとしては、あの、減ってきていて、ただこの数 週間ぐらい見るとですね、ちょっとまた増加してきているというところがありまして、ま、夏の今後の流行を迎えるにあたって沖縄から増えてきて、ま、そこから、ま、九州とか本州とかにこう流行が及していくっていうことが、ま、予想されるかなという風に思いますよ。 その患者数のグラフでもなんとなくこう夏と冬に山があるてのを繰り返している印象でしたけれども、例年の流れとして沖縄がまずガッと増えて うん。うん。 九州本週となってくる流れがあるんです。 ま、夏はあのそういうパターンが多いかなと思いますね。沖縄からというですね。 それはなんでなんですか? うん。ま、あの、気温とかがですね、影響しているん 1 つあると思いますね。あの、おミクロンが最初に入った時はですね。 やっぱりあの 、ま、沖縄って人の出入りが多くて、また その米軍基地があって、アメリカから 持ち込まれて最初広がったっていうような ことがありますけど、ま、そういう影響が 当初はあったって言われてますけど、ま、 今はあまりそういう米軍基地の影響とか ないと思いますけど、ま、やっぱり 沖縄って気温が、ま、少し高くてで、え、 ま、早くこうエアコン使い始めて換気が 悪くなったりとかですね。ま、そういった もなとは思いますね。はい。 じゃあ、その沖縄が早いのもそうですし、夏にこう山ができるような傾向があるのもエアコンを使ってこう換気があまり行われないっていうのは 1つ。 うん。ま、それも1 つだとは思います。ま、通常はですね、例えばあのインフルエンザとかもですね、あの換気が悪いと、ま、広がりやすい感染症の 1 つだと言われてますけど、基本的には、ま、冬に 1回だけ流行する感染症なんですね。 ただ、ま、インフルエンザとコロナの違う ところはやっぱりインフルエンザって、ま 、ずっと長いことこう流行してますので、 ま、我々も、まあ1回2回ぐらいですね、 感染したことなる人が多いと思いますので 、え、ま、我々のその免疫とその流行との 関係で、え、ま、年に1回の流行を今は 作るようになってると。で、コロナという のは、ま、比較的あの早くですね、あの 最近、ま、出てきたまま5年ぐらいの感染 症ですので、まあ最初は、え、ま、年に何 回もですね、流行を起こしてという今は まだそういう時期で長期的にはあのもしか したらですね、年に1回とかの流行に 変わっていく可能性はあるのかなと思い ますね。はい。 のこうグラフで山が繰り返していたのが小さくなると共に数も年 1 に収束していくかなという見方もできるということです。 そうですね。ま、あの波がですね、このままずっと小さくなるかどうかというのはうん、なかなか断元は難しいところかなと思います。 1 つは、ま、我々のその免疫側のですね、要素というのもあるんですけど、あとはそのウイルス側の要素というものもあるので、あの、今ってずっとあのオミクロン株っていうですね、え、変異株が、 ま、途中で、え、出現して 2021年と22 年のあの、ま、年末年始ぐらいに日本で広がったんですけど、もうそこからずっとおミクロンなんですね。 広がってんですけど、そのオミクロンの、ま、ちょっとずつ変わったやつが今、あの、広がってるんですけど、我々日本人ってもう本当に今オミクロンに対して免疫がだいぶできてきていて 日本人の全体今6割7 割ぐらいですかねの人はもうコロナに感染したことがあって、しかももうほとんどはオミクロンに感染してる人なんですよね。 なので、え、そういう意味ではだんだんと オミクロンに感染しにくいような、ま、え 、ま、集団免疫って言うとなんかこう ずっと、ま、免疫ができるようなイメージ がありますけど、コロナの場合は、ま、再 感染しますけど、ま、少なくとも感染する としばらくの間ですね、ま、半年ぐらいは 少なくとも再感染しにくくなる。で、え、 そういう人たちが、ま、社会で増えると だんだんとこう山が、ま、小さくなってき ているっていうのが今の状況だと思うん ですよね。ただそこでまた、あの、全く 新しい変異株がですね、え、オミクロンの 系統ではなくて、全く新しいものが出て くると、今まで我々がオミクロンに感染し たことがある人が、ま、ある程度抵抗力を 持っている免疫というのも、ま、全く通用 しなくなる可能性があるんですよね。で、 そうすると、あの、またオミクロンが最初 に広がった時みたいな爆発的な流行って いうのは起こる可能性があると思います。 だから、ま、我々側の要因と、ま、あとは ウイルス側の要因のね、あの、結構大きな 要因なのかなと思いますね。 これが今東京都のですね、え、どんな変異株かっていうものの割合を見たものなんですけど、 えっと、左から左が 4月で、えっと、右端が 6月で、1番右のものが1 番新しいものですね。で、えっと、ピンク色のものがこの NB1.8.1って書いてます。はい。 で、えっと、これもその下にある XFG っていうのもこれもどちらもあの元々オミクロンから派生したものなんですね。ですので、え、基本的には今世界中のほとんどの変異株はオミクロンの仲間で、え、ま、それがずっと、ま、少しずつあの性質を変えて広がってるというところですね。 じゃあ 症状としてはあの新型コロナ流行当初の重症化しやすいという状況とは今は変わってきている。 そうですね。はい。あのやはり重賞化する人の割合というのは当初と比べるとだいぶ少ないですよね。最初はあの日本もですね感染した人のうち 5% がなくなるっていうですね時期がありましたけど、ま、今はもうあのもちろん 1%もいませんし. 何%とかですね。それぐらいになっていて 、ま、あの、亡くなられる方も、あの、 例えば、えっと、デルタ株っていうですね 、あの、変異株があって、ま、重賞化し やすいって言われましたけど、この時は もう結構若い方もですね、重賞化する人が 、え、いらっしゃって40代、50代とか ですね、働き盛りの人も重賞化してました けど、最近はやっぱりもうあの大半が高齢 者の方がですね、重症化しているという ことで、ま、だいぶちょっとコロナの その重症化する人のですね、え、ま、内訳も変わってますしもですね、最初はあのよく話題になったのは、あの嗅覚の異常うん。 匂いがわからないとか味が分からないっていう症状結構コロナに特徴的だって言われてましたけど、今はですね、あんまりそういう症状をおっしゃる人を少なくなってるんですね。 え、今のこうコロナに感染した方のよくある症状って言うと、 えっと、嗅覚味覚はあんまりなくて、 あまりないですね。はい。 で、え、ま、熱が出て、え、鼻水が出て喉が痛くて咳が出るうっていう感じで、ま、ですのでインフルエンザと、ま、ほとんど同じような症状なんですよね。 うん。 なので、ま、本当にあの、我々が見てもですね、インフルエンザの患者さんとコロナの患者さんいてどっちがコロナどっちがインフルエルエンザかって言われてももう分からないですね。はい。 症状だと症状だけ見るともう分からないぐらい はい。もう区別つかないですね。はい。 そういう風になってきているんですね。 あの、アジアでは変異株の流行がこう話題になっていたりもしますが、 それはえっと日本では 現状どうなりそうですか? あ、はい。ありがとうございます。これすいません。ちょっと中国語なんですけど、えっとこの中で 1 番右端の方に多くなってるこのオレンジ色というか赤色ですかね。 これがあのコロナなんですけど 新型冠り。 そうですね。分かりやすいですね。 新型冠病毒って書いてますよね。 コロナですね。 これコロナなんですけど、ま、あの、中国で、え、ま、一時的にバーっと増えていて、今あの少し減ってきてるというものなんですけど、これ、あの、ほとんどがですね、この NB1.8.1っていうものだったと いう風に言われています。 で、えっと、同じく台湾もですね、あの、 このNB1.8.1を主流とする、え、 流行がですね、起こ、ま、今少しようやく 減てるかなというところですね。 なのでアジアの流行っていうのは、ま、この NBA1.8.1 っていうのが、ま、大半になっていて はい。で、えっと、こちらがアメリカの CDCのですね、データになりますけど、 えっと、このオレンジ色はLP、え、 8.1っていうですね、もので、次のあの ワクチンはこのLP8.1に対応した、え 、ワクチンになる予定なんですけど、ま、 その割合が少し減ってきてアメリカでも ですね、このNP1.8.1っていうのが 増えてきていて、おそらくアメリカでも またこれが主流になってくるだろう という風に考えられてます。 そのワクチンは LP8.1の方 に対応したもの が、え、作られるあの 予定になってます。はい。 あ、今後っていうことですね。 えっと、このシーズンですね、あの、えっと、大体毎年、あの、 10月に はい。え、定期摂取っていうことになって ますので、ま、その時期ってあの、その時 に、え、流行するであろう変異株に合わせ た、え、ワクシンっていうのが、ま、作ら れるようになってきてるんですけど、え、 例えば、あ、前回のシーズンだと、え、 JN1っていうですね、変に対応した ワクチンが作られたんですけど、ま、今 シーズン、え、この秋冬のシーズンはこの LP8.1っていうものを、え、対象に するのがいいだろうっていうことで ですね、え、決められてるんですけど、え、ま、今、あ、そうですね、アメリカでも、ま、中国、台湾でも、ま、 NB1.8.1 が、ま、主流になってきているというところですね。 うん。その10 月に向けてっていうことで言うと、こう素目に見ると LP8.1よりNB1.8.1 向けの方がいいのではないかと思ってしまうんですけれども はい。そうですね。はい。私もそう思いますね。はい。 ただ、あの、そうですね、当時の、ま、ちょっと前に決められたものなんですけど、その時の流行状況からすると。 ああ、 え、ま、NP8.1 が主流になるだろうっていう話だったんですね。 ただ、あの、すごくこの2つって離れてる わけではなくて、ま、基本同じあの オミクロン株から派生したものですので、 え、ま、LP8.1に対応したワクチンを 売ってNBA1.8.1に全く効かないっ てことはないので、あの、全くあの、変異 株が合る、完全に一位一致してなくても ですね、え、いいと思いますし、ま、 ひょっとしたらその 秋冬のシーズンがですね、始まる頃には、 ま、また別の変株がね あの、増えてる可能性もあるので、この辺りやっぱりなかなか一致させるのは難しいですよね。 あ、今お話伺っていて、その 10 月には何が流行しているだろうっていう予測を立てて準備しなければいけないって相当難しいことだなという風に。 あ、そうですね。はい。 そうですよね。結構そんな一応一跡にできるものではないでしょうし。 ま、そうですね。ただあの、ま、基本的にはそのメッセンジャーレ年ワクチンっていうのが使われることが多いので、 あの、結構あの、短時間ですね。 ワクチンが作れるんですよね。今までの あのウイルスを用させて作ってたワクチンと比べるともう遺伝子の配列が分かれば作れるワクシンなので、あのそういう意味では以前よりは、ま、短期間にだから、ま、割とその秋冬のシーズンの直前ぐらいまでに予想して、え、ギリギリ予想して、ま、なんとかそれに近づけっていうことがですね、ま、比較的できるようになってはいるんですけど、ま、完全に当てるのはやっぱ難しいというところですかね。 でも現状例えばNB1.8.1 が大流行していたとしても 予定されているワクチンで効果は一定期待できそうだという はい。ある程度は期待期待できるだろうという風に考えられてます。 こう現状ワクチンのいう妖精とかってどう見てらっしゃいますか? はい。妖精とごまい性。あ、はい。ありがとうございます。そうですね。 あの、えっと、これもですね、あの、 ワクチンの役割っていうのもだいぶ当初と 変わってきていて、え、ま、おミクロに なる前と後とでですね、だいぶ大きく 変わってると思うんですけど、え、お ミクロになる前のワクチンの役割というの は感染を防ぐプラス重症化を防ぐという ことで、え、あの、デルタ株っていうです ね、変異株が流行った後に、え、その流行 が落ち着いてですね、3ヶ月ぐらいもう 感染者 が全然出ない時期があったんですけど覚えてらっしゃいますか? ありました。 はい。もうあの時期ってあの、ま、ワクチン摂取した人がかなり増えたので、ま、デルタのに感染する人も激減してで、え、ま、流行が起こりにくくなったんですよね。 で、え、重症化する人も減ったっていう ことで、ま、当時はですね、え、感染を 防ぐ効果も高くて、重症化を防ぐ効果も 高かったということなんですけど、え、 そういう状況でオミクロン株っていう変異 株が出てきて、ま、感染者が爆発的に増え たんですよね。で、あれはつまりワクチン 打ってる人もオミクロン株の系統には、ま 、それなりに感染してしまうということと 、ま、あとは特にその最後の摂取から時間 が経つとですね、感染をぐ効果は、ま、 かなり弱くなってしまうんですね。ですの で、え、ま、感染を防ぐためにワクチン 打つというよりは、重症化しやすい人が 重症化を防ぐためにワクチンを打ちましょ うっていう役割に今は、ま、変わってき てるということですね。 なので、ま、今特にあの推奨されてるのはやはり受賞化しやすい高齢者の方と、ま、あとは寿病のある方ですね。ま、例えばあの呼吸感があって、ま、あの在宅酸素で酸素吸ってるとか、 ま、糖尿病のコントロールが非常に悪い方とかですね。ま、そういうような方に重化リスク高い方に、え、ワクチンしましょうっていうことで、ま、だいぶ役割が変わってきてるところですね。はい。 現状オミクロン株が主流になると 感染を防ぐ効果というよりも重症化を防ぐ効果が大事になってくる ということですね。だから重賞化しやすい高齢者の方、えっと 病気を持ってらっしゃる方は 積極的に摂取した方が 身を守ることにつがると。 そうですね。はい。 で、一方で、あの、元々じゃあ重症化しにくいような、ま、若い健康な方って感染しても、ま、コロナってあの重症化しなくても辛い病気ではあるんですけど、辛いんですけど、ま、あの、重賞化しやすいわけではないので、そういう方々にとっては以前と比べるとやはりワクチンを打つメリットはですね、相対的にはやっぱり減ってる状態だと思いますね。はい。 うん。あの、現状、ま、ワクチンに関してはかなり色々な情報が はい。はい。こう広まって こう、ま、情報が作綜してるような情況かなという風に思うんですけれども、こう今先生がおっしゃったようなことって正しく伝わっているという実感はありますか? はい。そうですね。やっぱりあのこのワクチンの役割とかえっとウイルスの正常とかが 最初の頃と今とでだいぶ変わってきてるっていうことをやっぱりこう正しく伝える必要があるのかなと思ってますね。 あの、ウイルスの性が高くてですね、 5%の人がなくなっていて、 で、こういう時期にはやっぱり若い健康な人もですね、やっぱりワクチン打って感染を防いだ方がいいっていう話だったのが、ま、やっぱり時間が経っておクロンが出てきて、え、ま、若い健康な人がクチンっても感染はするし、え、ま、感染を予防する効果は重症化を防ぐためのクチンになったっていうのが、 ま、そこのこの流行の中でだんだんと ウイルスの性質も変わってワクチンの役割 も変わっていうところがまそうですね、 少しあの伝わってないところがあるのかな という風に思いますので、ま、それ やっぱり我々あの専門もしっかりとですね 、伝える必要があるのかなと思は 確かにこうフェーズごとに役割が変わって もそういう意味合いが変わっているの がきちんというの結構難しいことなのか そうですね。ま、やっぱりこれだけそのなんていうかですね、社会に大きな影響を与えるパンデミックを はい。 経験してで、しかももうこれだけリアルタイムにいろんな科学的なデータが出ていく中で経験したパンデミックなので、ま、あの、我々もですね、あの、最初からあ、こうなるねって分かってた人って多分ないと思うんですよね。なので、ま、その時、その時のデータをこう吟味して、え、ま、最初はもちろんワクチンの役割はこういう役割だった。 で、今はこう変わってきてるっていうことを、ま、その時々でデータを解釈して流行状況を見て、え、判断してるわけなんですけど、ま、やっぱりそれがあのリアルタイムにあのうまく伝えられてないというのはあるのかもしれないですね。 いや、ありがとうございます。あの、新型コロナの今の状況色々教えていただいたところでこう はい。 私たち他にも知っておくべきことありますか? そうですね。 えっと、ま、あとは、えっと、コロナでやっぱりまだ大きな課題として残ってるのはやっぱりあの、行であの悩まれてる方があのいらっしゃるので、え、ま、そういう意味ではあの、ま、若い方重症化しないっていう風に言いましたけど、あの、感染してもいい感染症ではないと思うんですよね。 なるべくやっぱり感染はしない方がいいので、ま、そういう意味では流行してる時にはね、あ、その人混み避けるとか、あの、マスクつけるとかそういうことはあの、やってもらった方が感染を防ぐためにですね、あの、注意できることはしていただいた方がいいのかなとは思いますね。はい。 確かに。あの、感染しても重症化しないんだっていう風にうん。 あの、の情報を得るとどうしてもこう気軽に考えてしまう若い人も多いかもしれないですけれども、そういったリスクもあるよっていうのはきちんと うん。そうですね。 てしいなというに思いますね。ありがとうございます。 シナリオとしてもう1 つ考えといた方がいいのがやはり先ほど言ったその、ま、全く新しい変異株が出てきて、え、ま、大きな流行が起こるだろうということですね。 ま、コロナってね、ずっと予想を裏切ってきましたので、 重症化する人の割合というのはおそらく当初よりはずっと少ないだろうと思いますので、入院患者のこの波を見るとですね、あんまりこう一直線に減ってる感じではまあないんですよね。 [音楽] 物を触っただけで感染の恐れがあるので はい。はい。伝わったところからの感染 ってあのあまり起こらない。ほとんど 起こらないっていうのは流行が起こって まあ1年1年半とかの段階で結構もう 分かってたんですよね。保育所に関しては えのところまだ治療法がないですね。ま、 ランダムにですね、分けて、え、それで 本当に薬を飲んでた人の方が高衣症が減る かっていうのをやってるんですね。 メリハリをつけた感染対策をするというの が、ま、大事なのかなと思います

収録日:2025年7月5日

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<ゲスト>
忽那賢志|感染症専門医
国立国際医療研究センターを経て、2021年7月より大阪大学医学部感染制御学 教授。
大阪大学医学部附属病院感染制御部 部長。
特に新興感染症や新型コロナウイルス感染症に関連した臨床・研究に携わっている。

<目次>
00:00 ダイジェスト
01:13 パンデミック当時を振り返る
04:16 現在の新型コロナウィルス感染状況は?
08:47 なぜ夏の流行は沖縄から始まる?
15:01 変わってきたコロナの症状
19:35 流行予測とワクチン開発
24:50 情報を伝える難しさ
26:35 後編予告

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