【土木のプロが警戒】南海トラフ巨大地震、首都直下型地震…100年前の関東大震災より被害が深刻な15もの理由 (元国土交通省道路局長・技監 大石久和)【ニュースの争点】
東海と南海がまかなり近い時期に大きな 地震が起こるだろうという予測はこれは もう確かなもんだ静岡から愛知三重兵庫 徳島香川高知愛媛に至るまで震度7なん ですねで震度7ということになりますとね これは相当大きなあ施設被害だとか あるいは人命にかかるような被害が出て しまうことはもう間違いないですね避難者 の数もですね前回の想定よりも相当多く なって1230万人を超える人間が避難者 となるだろうこれはま相当なダメージを 比ぶようなその災害集中期には必ずある 東京が震度7に襲われると関東大震災の 最大というものにですねよくよく備えて おかなければならないという覚悟をですね 新たにしたいんですというのは1923年 に比べてえ指点はかに脆弱になってます 本日のニュースの総点は元国土交通 省道路局長で議官も務められました大石 先生を招きし南海トラフ巨大地震また日本 のインフラ問題についてお話を伺います 先生本日はよろしくお願いいたしますはい よろしくお願いしますままず南海トラフ 巨大地震んですけれどもまやはり我が国は 自然災害特にま巨大地震にま見舞われる国 でしてえ2030年代にはまほとんどの 確率でえ南海トラフ巨大地震が発生する だろうというこちらま京都大学名誉教授の 蒲田先生のま予測ですけれどもまそういっ た話もある中でいわゆる日本政府としての 備えというのはどういっ た状況にあるのでしょうか そうですねあのこの 3 月の末にえ南海トラフ地自身の被害想定が新しくなりましたですね [音楽] で今までにはなかったような災害関連主数 が明らかになるだとかまあいろんな改定が なされたんですが同時にえ今後30年間で 起こる確率がまあ70%程度だと言われた のがどうもそれは80%程度に高まって いるんではないかあいったなことを言われ たりしたんで結構大きなインパクトがこの 発表についてありましたですねはい あの死者数そのものは従来の死者数の想定が 32万人だったのに対して今度は 29万8000 人ということですからま若干下回ってはいるんですけど従来になかった [音楽] 3災害関連えこれが 2万6000から5万2000 人になるんではないか あ一体ようなことが言われたりしましたし東海南海えというように言われている地震なんですが東南会地震が起こるということはまそんなにはないんですね [音楽] [音楽] 過去の歴史振り返っても東南会が同時に動いたいったことはまずありません え多くの場合東海が動いてえその後まあ時期によってですけども数十後に南海が起こるあるいは数年後に起こるといったような当難海が連動してることは多いんですけどもま同時に起こるっていうことは今まで日本の歴史見てもそんなにはなかった [音楽] [音楽] [音楽] あ従って同時にこれだけのものが来るという心配はそんなにしなくていいのではないかというように思いますけどもしかし当海と南海がかなり近い時期に大きな地震が起こるだろうという予測はこれはもう確かなもんだと言わざるを得ないんですね [音楽] はい で震度の予想なんか見てましてもなるほど東京は今回の場合東京直下だとかいうような想定ではありませんのでま震度 5挙 程度なんですが静岡から愛知美恵兵庫徳島香川高知愛媛に至るまで震度 [音楽] 7なんですねうん え度なということになりますとねこれは相当大きな施設被害だとかあるいは人命にかかるような被害が出てしまうことはもう間違いないですね 従ってこれに対して備えるえま例えば津波タを作るだとかま一体ことがやられたりしていますけども おそういう意も必要だしと同時にこれからの場合はま前の 1923 年の関東大震災の時やあるいは戦後の地震の時なんかと全く違うのはあですね情報機をみんな持っている [音楽] はいいうことなんですねSNSとかですね そうですはい えあのスマホだとかいろんなの持っていて [音楽] まお互いに安否認ができるツールとして使えるのはいいんですけどこれは同時に下手をするとでも発信になる いう恐れがあるんですねこれがま今までえの地震や台風災害の時期とはかなり違うことになってんではないかそのように考えておく必要があると思いますね で今回の予想でもですねえ予測でも情報通信が普通になるというのが前回の予測では 930 万回線が普通になると言われたんですが今回の回線ではかあ想定では [音楽] 1310 も回線があ普通になるだろうとこう言われていますし それから避難者の数もですね前回の想定よりも相当多くな [音楽] うん万を超える人があ避難者となるだろうとこう言われているんですね うんでまあの関東で起こった時のようなあ ま京都大学の藤井先生えが学会で想定して いただいたようなま今後何十年間かの間に え道路が止まったり港が止まったり鉄道が 止まったりすることによって大きな経済 損失が起こるだろうというようなのは今回 の場合は約300兆円円まそれでもGDP が500兆円ぐらいの国のですから 300 兆円も経済被害が出てそのうち資産資産被害が 225兆円うん えですね要するに物のが壊れちゃう こういうような被害がそれだけ起こっちゃうということですからこれはま相当なダメージを食らう と考えておく必要があるというように思いますね なるほど ただじゃあだからそれに備えるんだ [音楽] というのがですね非常に難しい はいえということなんですねま大震補強 なんかの話もそうですけど大震補強をやっ ておもなかなかあその補強された通り強人 されているかいうとそうではなくてですね どっかにやっぱり力集中みたいなことが 起こってえそこで破壊したりえ破断したり してしまうことがあるいなんですね え東海と南海が同時に起こることはないと言いましたけどもこれは極めて短時間にえ両方とも両方が多い例がありましてね [音楽] はい え例えばあの私なんかよく例に出すのが何回言えたかった安世紀なんですね江戸時代の末期のこの安にどういうことが起こったのかっていうのをちょっと振り返ってみるのもですねあ意味があることなんではないかなとこう思うんですね [音楽] [音楽] これは過去の自然災害の震災波算という分類えで見たもののですね過去ま理科年票ですから過去の日本人が経験してきた大災害がま全て乗っているんですけどもそのうち黄色で書いたところがですねなんと安年間に残ってるんですね [音楽] で安年間というのはま厚姫をご覧になった方もおられるかも分かりませんがそんなに長い期間ではないんですよね うんはい でその短い期間の間にですねこの今話題になっております地震と南海地震 が起こってえそれぞれ数千人教の人が亡くなっているわけですね これ東海地震と南海地震はこの時はですね 30時間差なんですよあそう30 時間後に東海地震が起こって南海地震が起こっているんですね だからま非常に え短い時期に集中していたとこういうことなんですね おまけにこの安静年間はですね [音楽] 1番上に11 番目に安静江戸地震とありますように江戸に大地震が起こっているんですよね これはま江戸城自身も相当大きな被害を受けたいような地震でここに死者行方不明者数書いてますが 744 人えですねまリガ年表上の数字ですけどこれだけのお被害が出ているわけですうん であのタイヤドラマではそのま熱いが活躍 した時代え新しい時代黒舟がやってきて 新しい時代の輪かけを告げるような時代 だったというように書かれてはいるんです けどもこれだけの自然災害が多発したこと によってえ国民一般 にですね何か江戸時代終わりかかってるん ではないかあですね当時制度というのは もう終わりになってきてるんではないか 一体なこと を管理させたに違いないんですねでこれはその震災波算で見たのがこれなんですけども安静年間は残念ながらですねこれだけじゃないんですねこれ風水外なんです 風水外でですね日本人が経験した風水外で最大の犠牲者を出した災害がこの安静に起こっていて順位 [音楽] 1位になってますね左上に 10 万人もの方が市内ないし行方不明になってる いうことなんですねこれは安静の大風と言われていまして 大風が吹いたんですねで えよく言うんですけども今でも同じ場所にあるんですけども月地の本願寺が吹っ飛んでるんですよね うん あ本寺が吹っ飛んだぐらいですからこれはですね大衆にもうとんでもないですね気分的なダメージを与えたに違いないんですね [音楽] というほどにですね私は申し上げたいのはこのようなその災害集中期がこの国には必ずある [音楽] ということなんですね でこれ以外の災害集中期で我々のま人生経験の中にも現れてきてるというんで言うとですねえあの対戦の末期は [音楽] えあるいは対戦終了直後ぐらいの頃なんですね [音楽] でこの安静年間も江戸幕風府の統治能力がまあまかなり問われるような時代が来ていた 黒胸がやってきてう王さ王しているような様子があま国民の目にも明らかになるったような状況でありましたがあの対戦末期もですね日本中は空習に愛ですね [音楽] えそれから戦争に負けてさあもう食うものもないえ住むところもないえ多くの人間が大陸から引き上げてくるそうそういう人々にどうやって食を与えるんだ [音楽] もう一旦ことを考えている時に連発的にえですね大災害が起こっているんですねえ自信も起こりましたしということなんですね [音楽] でこういうことを考えるとですね我々の国というのはその集中機があるんだいうことを今回のこのお回トラフが動くという予想が出た時にですね一緒に我々は考えておくべきなんじゃないかなとえこのように思うんですね [音楽] 災害集中期が必ずある国 でそれはですねこれ日本の国度を考えるとまあ言えば当たり前ちゃ当たり前のことなんですね で我々はもうとんでもない動を預かっちゃったと このように思うんですが思うんですがこれ私が国土の条件わゆる国土額を考える上で国土の条件というものを当で抜き出したもんなんですね [音楽] [音楽] でこれはあ例えばヨーロッパドイツには ありませんよイギリスにはありませんよ あるいは韓国にもありませんよアメリカに もありませんよといったようなあものの 特徴になっているんですねで我々も小学校 の時代から繰り返し繰り返し地理教育を 受けてきているはずなんですがその地理 教育の過程の中で私たちがいかに大変な 国道を預かってしま預かってしまっちゃっ たのかに従ってこの国土をハンドリングし ていく上で我々は他のどの国民よりも注意 深くこの国土と向き合わなければならない といったような覚悟を持った上であるいは 義務教育を終わったりあるいは高等教育を 終わった上で社会に出ていってるかいう ことになると相当怪しいんではないかと こう思うんですね でそれでの形党の種類でまとめてみたんですが例えば国度の形状なんてなのはもう小学校の時から習いますからあ陸場部だけで見ても東西 [音楽] 2000km南北2000km ですよねこれ会場部入れるともう 1000kmぐらい長い いうぐらいの国度なんですよねで極めて細長い国道で 2000kmからあるのに最大幅は 250kmしかない というわけですからまいかに細長いかですね [音楽] でこれを使いこなすわけですよねレッド改造じゃありませんがあ例えば日本海側と太平洋側がお互いにそれぞれの気候風度を生かしながら産物を交換したりあるいはあ人々が住める環境を作っていく [音楽] あるところは農業が発達しあるところは工業が発達しといったような形で土地用を考えていくとになるとどうしても例えばあイメージで言うと新潟と東京が結ばれていないかんですね [音楽] ところが新潟と東京の間にはその 3 番目に書いてございますように石量三脈が存在しているわけですねうん えこの細長い国道にですね 2000m 級の山脈がなんと柔間しているわけです 銃してるわけ これはですねそのお聞きになってる皆さん方あ是非考えていただきたいんですがイギリスにそんなものがありますか?ドイツにそんなものがありますか?フランスにそんなものがありますか?いうことを考えた上で私たちが 2000m 級の山脈でこの日本劣されていることを認識する必要があるこういうことなんですよね え従ってでもないんですけども階級によって 4つの島に主な部分だけでも分かれている これもですねあ繰り返しですけどドイツがそんなことになってますかいことなわけですよねこれ我々があ [音楽] 4 つの島をやっと一体的に利用できるようになったのは 1988年ですからね1988 年まで北海道も本州と繋がってなかったし四国も本州と繋がっていなかった トンネルができたにあのあれですねえ瀬戸ができてますんでそれ共に 1988年なんですね1988 年になってやっと我々は国土を一体的に使うことができるようになったま九州が戦前のにの戦争の末期にえ本州に繋がってますからあれなんですがまやっとそんな程度なんですよね [音楽] [音楽] うんえにおまけに知です はい この放落しやすい風癌や複雑な眼種で構成されていることもですねこれは普通の人はふんと聞いてるだけなんですがまだ私は今この段階で特に力を入れて言いたいのはですねヨーロッパの国行動っていうのは長い間河時代があったんですうん で兵河時代がものすご長い間あったもんですからヨーロッパあのドイツの第一地にしてもフランスの第一地にしても数kにもうような氷で覆われていたんですね でそれが機がなくなるに少しずつ溶け出してえそして風を全部海に押し流していった従がって例えばパリなんかもうフレッシュな癌の上にあるわけ えパリの地下をちょっと掘るとですねすぐが出てきてその癌を積み重ねるとビルができたというぐらいのまあ便利さなんですね ところが私たちの国は東京でも大阪でも札幌でも福岡でも広島でもそうですがあめちゃくちゃな南弱時板の上にあるわけだし山岳地帯で言うと放落しやすい風火でできているわけこの風火癌のところに今日の本題ではありませんが山を削って太陽光パネルを 1色目敷いてるわけですうん あそんなバカなことやってるわけですよね 対面積あたりの太陽光パレルの敷詰め率はもう世界一になっているにも関わらずですねそんなことをやっていてえ非常に危険な状況を呼び込んでいるこういうわけですですよね [音楽] うん 平野があ小さい上に分散していますうんうん [音楽] えですね我国の国土面積は約 38万平kmありますが38万平km のうちいわゆる平野過重地 え国土地ンの定義で言う過重地というのは標m 以下停車値ではないえあるいは消卓地でもないところを過重地と言うんですがそういう過重地で国土地輪的な定義で言うと日本の過値は 38万のうち10万Kしかないんですね うんところがイギリスの国土面積は約 [音楽] 20 数万方んですがなんと過重地は日本の倍あるんですよえ [音楽] 20万あるんですよ20万かに使いやすい ですねこれ鉄道に縮にしてもおですねえ道路を作るにしてもいいかに作りやすいかということですよね えだからま平野がに限られていてでその平野は全て河線の氾乱区域にあるわけです 大阪や東京は全て河線の氾乱区域にありますし え札幌も相当ひどいもんですえ福岡も福岡はもう有に及ばずという感じですよね [音楽] で従ってえですね縄文会以降河線が押し流した者の上に東京大阪がありますから当然のことながら部屋が形成されてからまだ 1万年ぐらいしか経ってないわけですうん 従ってまだ今締め固まり中締め固まり中なんですねで完全な南弱時間で でそこに次ですけどそこに自信が襲うわけうん そこに自信が遅でその南弱時番のところが全て氾乱区域ですから河線のですね いやまここまで並べてきただけでもですねちょっと日本人の皆さん方が神様にですねちょっと文句を言いたいとなんでこんなとこ与えたんだと文句を言いたいぐらいのところですよね えそこに自信が遅い津波があるわけで今回のテーマでありますトラフというのもこの [音楽] 7番目なんですねはい でこれがまとんでもない悪さをしていてマグネチュード 4 以上の地震エネルギーは日本国土の上で解放されている と言われているんですよ日本はこんな小さい面積地方面積の 0.25% しかないのになんとですねプレートの境い目がですね [音楽] 3つも4つもあるいうわけですね これはロシアがあれだけ大きい国土なのにほとんどプレートの境い目がない というのに比べても大きな違いですよ 大きない また本当とんでもない動を我々は預けられちゃったがゆえにまその結果私たちは近弁性を目につけてきた とも言えるんです言えるんですねでそこに え南弱時で河線の氾乱区域なのに豪雨が襲とこういうわけですよねバイオと台風機に集中してえ豪雨が遅いわけですよね 地方平均振っている約 1600m降っているのは水資源豊かな国でいいんだけども ですね集中しているこういうことですよね 台風の通り道にそういう形で劣していますから当然のことなら恐風がうん 極めて強力なものがあるこういうわけですでそこにもう 10 番目にもう焼けクソでつけたみたいですけど合成したいな うん国土面積の60% がですね積地域なんですね はいで年間の累計高接が 4mを超えるところに大都市 50万都市が存在する国はありません うん 世界で日本に新潟がま大体え相当人口が多い都年ですけども 日本より寒いところに住んでいる人々がいる国はあるんです だ日本ほど雪が降るところに人々が住んでいるっていうところはありません [音楽] で雪は昔ならそれこそその越切府の時代だったら冬もりしてえですねえ秋の間にえ蓄えていたあ漬け物でも食べながらやり過ごすいうことはできた時代ですけども今日のように経済の [音楽] 24時間か経済の365 日かが進んできますと不の間だからあ合成地帯だから休んでりゃいいやということにはならない うん 活動ればするとこの合の克服はなじゃありませんですよねうん でそんなんで言うと私は日本人の先輩たちも非常に偉いなと思うのはですね積地域の交通確保に関する法律をこれ議員立法で作ってるんですがなんとこれ昭和 [音楽] 30年なんですよそんなに前に昭和30 年ものすごい前にこれは田中だとかそれから小沢一郎さんのお父さん小沢さんなんかが銀立法で出した [音楽] なんでですねで今日で言うとですねこれはあの維持費維持費に対する補助なんですよ これ普通で言うともう財務省がひっくり返ってしまうぐらいのですね何維持に国がお金を出すなことができるか言ったようなもんなんだけど当時 [音楽] 30 年に彼らはもうすでにえ交通の主流は自動車の時代だなんてのなこと言ってるわけですよまだ自動車がそんなに普及してない時代ですよ だけど説関地における交通法に関する法律っていうの作ってくれたから その後これ最初は30年ですけど38 年にですね北陸に大合説がありました 3パチ5節てこの3パチ5 の時もですね鉄道も随分止まったんですけど道路がそんなにめちゃくちゃのダメージ受けずに物理を確保できたというのもこの当時の方々の千人の知恵 [音楽] のおかげなんですねなるほど で南海トラフからまスタートしてこういう話をしましたけれどもねこの安年間の災害集中期あるいは戦後の災害集中期等を見てもですね我が国は災害が非常に集中することが多い従ってですねそれにえ色々備えておかけなければならないとこのように思うんですね [音楽] [音楽] なるほど で今日のメインは当然のことながら南回ドラフの 3月31 日に発表されたアデータでものを言ってるんですけど私はやっぱり 1 番怖いのは今回でもですねこの南海トラフの想定でも東京は深度ご強団ですね ならなってないんですよで5 強だとですね日本の対震基準だと大体耐えることができる と言ってもいいと思うんですこれは問題は震度 7です7 クラスの地震が起こるとこれは無事では済まないです うんでそういう意味で東京が東京が震度 7に襲われる時えつまりはあれですね 1923 年の関東大震災の再来これによくよく備えておかないとですね大変なことになるこのように思うんですね [音楽] で今回の南海トラフの想定で小の皆さん方注意しましょうねというメッセージを出してくれたわけですからこれに合わせてですね我々は東京直あるいは東京地震え関東大震災の再来いものにですねよくよく備えておかなければならないという覚悟をですね新たにしたいんですというのは 1923 年に比べてえ首都権はかに脆弱になってます ああなるほどアフカに全1923 年のレベルなんかとは全然違うんですよそですねいかに約になってるかっていうのをですね本当もうちょっと簡単にえご紹介してみたいと思うんですが はいま多くの人はこう技術が発達して東京はよりこう強くなって発展して住みやすくなってるという風にま思ってる人がほとんどだと思いますけれども ところがですね例えば一県への人口集中ですよ はいこれ前の 1923年の首都圏への集中度合は全国の 13.7% ぐらいが集まってたんですようん今30% 集まってんですよ30% 当時よりもよっぽどひどいです そうですね それからですね東京電力は原子力発電所回せてませんが あその分どこで補ってるかというと東京湾ン岸に火力発電車を置いてるわけです で火力ですから天然ガスだとか石油を輸入してすぐ水上げできたところに発電所があるってのは一番便利ですからあワンガンエリアにあるわけですよワンガンエリア東京ワンガンエリアのある発電所の発電能力全体見てもですね [音楽] 2200万kWあるわけですようん 東京電力全体で 6000万kW ピークにあったぐらいですからそのうちの [音楽] 2200万KW がここに集まっていてこれはですね津波内しは高潮で消滅してしまう可能がある可能性があるわけです でこうなるとですね東京首都圏は電気が供給できない いうことになるわけですよ で東京首都圏に電気が供給できなくなるということはこれもはっきり言って日本国の終わり うん と言ってもいいというような感じですよね 首機能がもう完全に壊滅してるってことですもんね そうですね 公共空間が前首都権りませんでしょ 足りませんでしょ木造密集地帯は未だに残ってますしょ残ってますでしょうん それから建設労働者が休言してるんですよ 今15年間で約60 万人も減っているわけです 減ってるわけですよこう一体誰が瓦礫を処示するんの うん 中国から来ていただくんですかってのことになりますよお来ていただいたらそのまま住みつきますからね [音楽] ええうん それから先も言いましたように発信機を持ってますね はい それからですね地域コミュニティが崩壊してますね あの1923 年時代よりもはかに崩壊しているうん うん 私の住んでるマンションはそうでもないんですけど多くのマンションの郵便受けに名前も出さない [音楽] うん えですねえ私がここに住んでることを知られたくないってない時に近所の助け合いなんかできるわけがないうん [音楽] できるわけがないというわけですよね えそれから公共というのは非常に痩せてき ましたねえ市役人にしてもま東京とはま さすがに力がありますけども多くのところ 関東の周辺でもそんなに力がありませんね じゃあその分だけえ公共に頼れないんだっ たらですねうん私がそれをカバーできるか いうと残念ながらそうはなっていないわけ ですねうん から食料の立ち依存率もですねひどいもんで東京のカロリーベースの食料時給率 0%ですよ0%うん あこれで数日間交通が遮断した時に果たしてですね合車が出に乗り切れるかどうかと いうことになると非常に疑わしいですねうん ま本当に外からの輸送によって東京都民っていうのは食料を得てるってことですよね そうです成り立ってるわけですよ あですね米がちょっと運ばれなくなっただけでこんなに大さぎになってるわけですからもうとんでもないことですよねカロリーベースで [音楽] 0%ですからね本当に 自動車の氾乱でしょうんこれ1923 年には車なんか東京には 5000 台しかなかったんですよ今東京都に登録してる車だ [音楽] 440万台ですよ でそれ以外の車千葉県で登録した車とか神奈川で登録した車が東京中走り回ってますからね 実際走ってる車はこの440 万台以上の車が走っているこう思わないかんですよねでこれが自信が起こった時に走り出さないという保証は全くありません走り出さないという保証は全くない多くの家庭が冷蔵庫にある食料を積んでお父さんが運転する車に家族でみんな乗っかってさあ静岡にでも逃げようかああるいはあ北東北にでも東北地方にでも逃げようかい行動に出ますよね [音楽] [音楽] [音楽] はい ところがそんなに道路の容はそんなことで決まってませんから一ぺに交麻痺ですよねあの東日本大震災があった時ですら東京は一晩中きませんでしたもんね [音楽] そうですねこうみんなが縦に並んで歩いて帰るみたいなのが報道にもなってましたけど そうそうはい私は浅草まで歩いて帰りましたけど もう片っ端しから車を追い抜いて帰りましたですからね それだけ渋滞してる そう歩いてる人の方がよっぽど早いこういうわけですよね ねからタワばっかりできましたね うん えこれ上化しやすいところに立ってるんですよ うん おですね関東大震災の瓦礫を埋めてえ作ったところの豊かそうですねえそこにターマンションが立っているわけですえ え帰宅困難者が出ますね 500万人から出ると言われてます この人方はどうするんでしょう 1日や2 日ならいいけですいいですけども何日もになると彼らに対する食料の供給やあるいは宿泊はどうするんかとかいうことですよね [音楽] 構想が増えましたからエレベーターがめちゃくちゃ増えてます これエレベーターは自信があると必ず止まりますしかしこれ 4万期のエレベーターに 2 万人が閉じ込められるというんですけどどういう順序で解放していくんでしょうね うん 改源例がありません今これ言うといろんなこと言う人がいるから言い方注意戦といかんですが あの1923 年には会源例という統治システムがありました うん しかし今あですねボートを取り締まるはありませんねありませんこれは作るべきだという話があって実はあですねあの伊勢台府で大災害を受けて [音楽] 5000人からの方が亡くなりました あのに災害えですね緊急支援 [音楽] いうものを災害対策基本法の中に入れたんですよ うん入れたんです で災害時においてはですね政府があの食料の供給についても口出しすることができるぐらいのものすごい強い権限を入れたんですよあの地震あの台風でうん ところがその後1 度も発例されてないですようんそうね 多くのま特にえですね野党系の人々なんかがですね憲法の規定から見てこの法律には義があるなんてなってですね発動できないでいるんですよ従がって緊急時の治安維持システムがこの国にはないんですよ [音楽] うん ないんですあどうしますかねということですよね なるほど で伝線が地中化されていませんえこれはもう前から前から言われていてですね えロンドンもパリも無中華率ほぼ 100% から日本の近隣でも大北だとかあるいはソウルだとかいう方の方が無中華率が進んでいるのに 東京の無中率これ全体で 8% 程度にしか過ぎないですで感染道路はだいぶ進んできました 進んできましたけれどもしかし多くの道路で電柱がバタバタ倒れるということになることですがしか私が今これ申し上げた 15 個のその恐怖を言いましたがこれは少しずつ改善されていってますよと言うんならいいですよ政治が 1 個ずつ解決していってますよならいいんだけどこれそのままないというだけ ということになっているのではないかということなんですね 確かに南海トラフが動くのも怖いから東京直化が動くのも怖いでもそういうことがしょっちゅある国なんだいうことをよくよく考えて用意をしておかないといかんとこのように思うですね なるほど それこそ野党半島地震の時にま一部の議員がまいわゆるそういった仮素地に住むこと自体がま持続可能ではないと いわゆる近隣の中都市に移住するようなま いわゆるこうなんていうですかコンパクト シティ化がこれからは大事なんだっていう ような発言をした国会議員の方 いらっしゃいましたけれども先生のお話を 聞くとそもそもそのそういう観点で見れば 都市部に住むのが最も危険でありどちらか というといざ日本の全国どこでも危険は あるのだからどこかが被災してもその周辺 の地域と一緒に復活できるよう なまバなんて言うんですかねバック体制って言いますかサポート体制を備えた上で分散化していくっていうことの方が長期的な国道開発としては正しいという風に思いましたね今のお話を聞く いやおっしゃる通りだと思います おっしゃる通りだと思います あの仮想もいけないし下密もいけないうん このように思いますね でそもそもその最大人口に人が集まり続けている先進国は日本だけなんですよ [音楽] うん 日本だけなんですよパリンもベルリンもですね人口が多種他の周辺地域から集めているってことはありません [音楽] パリも結構大きな街なんです大きな町なんですが例えばイルドフランスというですね大えパリケで見ると相当な人口を抱えているんですがそれでも総人口に対する比率が上がっていってるってことはないんですよ ないんですベルリンなんかに至っては総人口に対する人口比率たった 5%ですよあそんな少ないんですね だからや彼らにはですね 1 箇所に集まる集まりすぎることは危ないことだと うん いうのがもうはっきり言えば遺伝子レベルで埋め込まれてるんですよ 日本の場合はこれだけ災害が起こっているにもかわらず 1 箇所に集まりすぎることは良くない危ないことなんだいのがですね我々のこう意識レベルに埋め込まれていないんですよね でそれがもう本当非常に残念で残念でえ仕方がないですよねこれですよ [音楽] 総人口にめる最大人口の推移ですよ 1番左側が1950年です1950年から 2015 年ぐらいちょっと古いですけど見てみてですね総人口に対してる人口支援が上がっていってるのは東京だけなんですよ うん 東京だけなんですパリもロンドンもですね 1950 年頃から人口支ア変わってないです 変わってないということは彼らのにえ国民の中にですね 1箇所に集まることは危ないうん そこが空習でやられたらどうなりますか から彼らのセキュリティの考え方我々のように自然災害じゃなくて紛争ですからね 紛争が起こった時にそれであフランスという国は存続できるのか ドイツという国は存続できるのかいうのが彼らの発想の原点なんと だから東京みたいにこんなことにはなってないですよ これはこれはねおかしいことなんだ こういう認識を我々持たないかんですよ うんベルリン見てくださいベルリン 5%切ってんですよ 全然集まってないですねえ いうことですよねうん なるほどありがとうま最後の質問とさせて いただきたいんですけれどもやはりこう こうしたあ日本の自然災害が多いという 状況からまいわゆるこうレジエンスを 高めるためにはやはりこう政府による インフラ投資それも長期による投資計画が 大事だと思うんですけれどもま先般その 石場首相はですね日本の財政はギリシャ よりも悪いという風に発言をしてま海外 から海外メディアでも取り上げられたわけ ですけどもどうしてもこう政府に そうしたこう長期のインフラ投資をするような姿勢が見えないわけですけれどもこの辺り大先生はどのようなご見解をお持ちでしょうか 政治家が持つべき責任とは何なのか うんということだと思うんですよね その自覚にあまりにも駆けついている うん うとにかくま石葉さんの頭の中にあるのはとにかく財政をこれ以上悪化させないも [音楽] それしかないんじゃないですかね財政っていうのは手段ですよ 財政が目的関数になることなんかないですよ うん うん そことにその間違いがあって従って今政権が揺いるようなことになっているのもですねそういうところにあるんじゃないかなこれちょっとこの後また説明したいと思いますけども国民が思い切った貧困化が進んでいるのにですねそれに手を差し述べていないというわけでしょ [音楽] [音楽] うんおであの森山さんなんかはですね赤国際を出さない [音楽] うん うんですねそれに政治生命をかけるみたいなめちゃめちゃなこと言ってるわけですよ [音楽] 赤字国際出す出さないならこれは手段でしかないわけです国民を救済するのかしないのか ああですね これだけえ賃金が伸びない中で物価が上がっている中でどうすんだいことこそが政治でなければならないのにですね手段を目的化してる ところに問題があると思うんですよね議シャの発言なんかもそうですよ議シャの発言は前にもか直みたいなことを言いましたということは同じ同じグループから言われさ言わされてるんですよ [音楽] 言わされてるということですね だけどこれは財務省のデータでも明らかなように財務省のレポートの中でも明らかなように自国通貨 あで国際を出してる国にデフォルトはありえない こう言ってるわけですね言ってるわけまさしくそう言ってますところがギリシャギリシャところで中央銀行持ってないんですよ [音楽] うん持ってないですねユロ銀行ってのはドイツにあるんですよでそこでユロを管理してるわけでそのユロを使ってギリシャが国際を出してるわけです [音楽] だから万が一の時にギリシャあ中国銀行を使って国際を制御するってことはできないわけです [音楽] はいでその違いも分かってないうん その違いも分からないままですねえギリシャよりひどいんだ [音楽] みたいなことをよく言うなと これもギリシャに対しても失礼だし あの特にアメリカの経済学者からはとんでもない避難の声が出ましたね はい いうことだと思います実に情けないことが起こっていますね ありがとうございますま非常にこう今回 南海トラフ巨大地震というテーマでお話を 伺いましたけれどもやっぱり日本全体を 通したこう政府を主体としたインフラ投資 が今後も重要になってくるとそのために やはり政治家が何に責任を持つかっていう ところを非常にこう考えないといけないな という風に思いました勉強になりましたえ 本日はですね大石先生をお招きしまして 日本のインフラ問題南海トラフ巨大地震に ついてお話を伺いました またこうした問題を広く多くの方に見ていただくためにもチャンネル登録と高評価をお願いします先生本日ありがとうございました はいありがとうございました [音楽]
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