前田哲監督『花まんま』インタビュー【2度見たくなるポイント解説】

[拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] シナリオがね、月刊シナリオかな。4月7 日。いや、5月2日、5月7日。2日。 月、2日と聞いて1日か。はい。2 日に出るんですが、それがま、あの、最初に俳優さんに渡す決定校っていうものなんですね。 で、そっから、ま、よく撮影って撮影で現場で変わったことを、あの、作るんですけども、今回は決定を月科シるように、え、そのまま出して、で、そっから、ま、大きくではなくて、ま、どれだけ変わったかっていうか、ま、 うん、 よくあの、ま、関西員のね、俳優さんが多く遊ので、あの、関西弁の店舗が早くて、そっからもわず出てくるアドリブと言いますかね、一般でい ま、もう僕にはそれと役を生きてられるので俳優さんたちが自然に出てくる言葉なんですね。それが結構橋にあって、それがま、あの面白いというか 現場でも、ま、1 番最初に僕は笑ってしまうっていうのが、 ま、各シーンとは言いませんけども、どのシーンにも、どのシーンにもって言うと、あれかな、いくつかのシーンに うん、あの、隠れてますね。現れて るっていうのがあるので、それを是非あの見比べてもらうってのは 1つあるのかなっていうのは、 え、こうなってんのにセリフが変わってるとか、あ、セリフがプラスされてるとか、あ、それだから自然に感じるのかなっていうところは結構あるんですよね。 そうですね。 この明けの支援で言うとそういうこともあの、あの、あの結婚するとふみちゃんがって言って、あの、ファさゆ香さんが言って、 [音楽] もうあの幼馴染みの妹たら自分の妹みたいなもんやってな、お父ちゃんとか言ってなんかあの、教授不尽りわって言、ま、雰囲気もそうなんですけども、ちょっとしたあのね、ああとかそ、ちょっとしたそういうものが入ってくると々しくなるんですけども、リアルというか。 そんで最後に油断しないやとかって言うんですよね。あのそのことあるか油断しないやってつぶくように言うんですけどあれ全くないんですよ。え、 そしたらまず両平さんも油断してたのか笑いな笑い油断何油断じゃって言うんですよね。だからリアルなんですよ、あれ。 ああ、 あれ毎回テストで違うことウイカさん言ってますしね。 うん。うん。 ま、だからそれで、ま、なんていうかやるし切り返しもあるわけなんで、そこで 1 番面白いかったものを、ま、採用させていただいたっていうことなんですけどね。 そういうことは橋になりますね。 だからそういうのを探してもらうのも面白いかなっていうのと王子君も、ま、 王子君で言うとあの道案内するシーンがあるんですね。わかんなくなって。で、ちょっと聞いてみます。言ったら聞く言うだって人おらんがなって言ったらカラスに聞くんですよね。 んで、あ、こういって、こう言って、こって言ってますって言って、ほんまかって言ってかって答えるのはないですね。 あ、へえ。 まず出ちゃったんですかって言っちゃったんですよね。原作は子供時代のエピソードだけど、そこは忠実に全部再現させてもらってて、そこはもうあの、漏れなく入ってるんですけども、そっからその大人の部分は全くオリジナルです。 [音楽] 小説の最後にえっとあ、振り返ってる話な のでお、あの、あの兄貴が、え、明日 ふみ子が結婚するとやっと兄貴としての刀 語にが降りると、ま、お父さんにずっと 兄貴っていうのは妹の面見るんやでって 言ってあの育ってきてお父さん早く なくなってるから親として彼がね兄貴が あの妹の変度見てきてるわけですから。 その2行かま3行だけなんですよね。 で、明日結婚するとで、やっと片身が降りるとで、なんか学者肌の相手はちょっと頼りなさそうやけど、ま、あいつにしばらく任せよってなんか書いてあるだけなんですけど。 で、学者派のっていうんで、なぜかあのカラスの動物学者になってっていう流れなんですよね。 それはどっから生まれてきたんですか?カラス。 それはあの ライターの北さんのだったんですよね。 へえ。そうです。 なんかおかしみが寄りれたっていうか。 そうですね。 なんかその、ま、そういうところが、ま、ファンタジーが結構入ってる映画なので、 そこのもう 入り口としてはね、ああいうことがあっても実際そういう人いらっしゃるので あの最初に撮ったシーンがあの見送るとこなんですよね。朝起きて うん。 出ていくとこなんですけど、あれが最初の初川でもちろん一度本読みとかリハーサルはしてる。リハーサルっていうか本読みですね。 うん。 してるのであとなんとか一緒に食事をしてですね。 ま、最初からもうなんかこうお互い京都で 取るってこともあ、関西で取 るってこともあ、ま、リラックスされてた 。関西弁住10人普段喋れるわけですから 、そういうとこもあって非常に2人の愛は 良かったんですけどね。 それで、あの、シーンを最初に行っとる時に、あの、ま、どっか一生合わせの時から両さんとはもうこの人はジーンズ履く人かで上着は前止める人かとか [音楽] うん。 で、どこで買うのかな?いや、イオンで買うようなとかな、そういうのとかなんかいろんなこうキャラクター作り一緒に話をしてどういう人ですかねって言ってやってきて散々準備して入ってるわけですね。 うん。 で、有村さんは割とちょっとおしゃれにね、してもらうっていうか、あの、大学のあの、職員なんだけども、 やっぱそこはあの、映画ですから、それとちょっとおしゃれな人っていう設定で部屋もそういう風に飾ってもらってたんですよね。そういがあってね。 [音楽] で、何かこう結構もうシナリオ有村さんはもうなんか理解してくださってるようだったので、特に話をせずにあのシオンと始めたんですけど大体こう 1 ページずつやるんですけど1対1 で僕はで全体での読み合わせしたんですけども 2 人切れてはしなかったんですけど両さんとは何度も話をしましたけどそれであのシを取った時に有村さんが鍵 取ってっていうところ が半笑いで言うんですよね。そこはね、 ちょっと注目してですね。2取ってくれ るってなんか半笑いなんですよね 。ああ、すごいなって思います。だから何 度もそういうことがあるから自分が ちょっと恥ずかしいしって、もうこの人 全部掴んでる わね。うん 。だからもうあ、なんとなんか心配ない なっていう感じはすごくありまさんって 感じたし。うん。で、その鍵渡すのも しょっちあることだから2人目合わせない んですよね。鍵渡す。よくそこ見て もらえると分かるんですけど、普通相手の 顔見て渡しますよね。ま、よそ見したって 感じで渡すんですよね。 そこら辺の兄弟感っていうのはもう初日に [音楽] うん。 もう、あ、プロフェッショナルの2 人が、ま、自然にそういう風にできるっていうところが素晴らしいなと思ってのはありましたね。 あとはね、兄弟って容者ないんですよね。遠慮ないってそうじゃないですか?家族に出して。 だ、それがお好み焼き屋の、ま、とこもそうですし、子供時代もそうですけども、 物投げるっていうことはあり、あれ結構思いっきり投げてますからね。 うん。で、それを畳むんですね、王子君が そっとで、それをこいつ頼りないけど すごい優しいやつだなっていうことを 気づくシにしてるんですよ。だから目線が ずっと彼の方見てるんですよ。妹に対して なんかあっても妹は文句言ってるじゃない ですか。 聞いてんのとか言ってるの間振ってみた。ああ、隣のあの青年があの攻略する あの太郎さんが踏みこのおしれ畳んでんのにはすっと見てるんです。その顔ちょっと違う顔で見てるんですよ。そこはポイントじゃないでしょうか。はい。 あと朝スピーチはそうですね。スピーチは 、あの 、スピーチはですね、あの、本当最初の 台本とかなり変わってます。一ぺ台本でき たがって、あの両さんの方から、ま、 関西人特有のその笑いを入れたいっていう のをも入れられないでしょうかっていうの と兄としての妹への気持ちが あのもうもっともう1息なんかないかなっ ていう話になっててじゃあ一緒に考えて いきましょうってことになってで両派さん にも考えてもらってそれと何よりもその役 をこうまもちろんああいうシーンはラスト に持ってくるくるので 経験していくうちにこせするわ、あの工場のシーンをあるわって色々あるを、ま、もちろん台本読で全部役を作ってるんだけども生のに自分が体験することでまた熟成してきますよね。 うん。うん。 そのフィードバックしてくださいっていう ことをお願いして、あの 、ご自分でも考えて書いたものもあるしで 、こちらもそれに対して返してっていう ことずっと毎日やってましたね。いた、 あの、撮影の合間とかで、で、うさギの エピソードがね、ウサギのぬいぐるみを 何か具限化したものを入れたいっていうの が僕の中にあって、で、それはま、大人に なっても子供の時にニアンがあの妹のため に買ってやったもの、ま、それを射で取っ たものっていうにしたんですけど、射で 取ってプレゼントして取ってあげたと。 取ってくれて頼むから。それもまた一緒の 入って頼むから取ってあげた。 それはボロボロの、ま、引っ越しの時に入れるっていうことをやりますと。そういうシーン取るんでって話をしたら、で、それをスピーチに是非入れたいと うん。いうのが両座の考えで、 あの、だからそれが見事にあいに述したというか。 うん。で、なおかつもう1 個言うと、それでまた一応本を作ってき、あの、あの両が考えたアイテムを全部入れてで、それを話し合って、それで最初にライターまとめてでやったんですけども、ま、差し込みって作るんですよね。 でね、有さんはね、それをさっとしか見てないです。だからそれをちゃんと見ると [音楽] 生の感じが 感じできないじゃないですか。 だからあれ、あそこで初めて聞いた気分で 演技できたのはそのおかげだしでなおかつ その差し込みを作ったシナリオをですね、 新たなね、いいものがみんな愛で入った わけですからその場に立った時 に実際にあいう気持ちになったって言うん ですよ。両平さんはその3列車がいるです か。うん。その目の前にした時には思った そうなんですよ。 感情が出ちゃったらしいんですよ。 で、普通役者って感情をコントロールして演じるんですよ。 うん。 それを感情が出るまにやったっていうその [音楽] をやった数量は素晴らしい。すごいと 普通コントロールしようとするんですよ。それもう出たまんまでも全部裸になってさらけ出したのがあの芝居です。だからすごいなかなかそれできないと思うんですよ。解放するってこと怖いから。 そうですね。それをやったからああいう風 になったしでまたそれを感受した有さん ちゃんと感受できてる。受けてる。それで それもだから彼女の涙も数なんですよ。 あれだ。2 [音楽] 人の本当に人間鈴木両平さんと人間有村克さんの兄と妹のあれ絆っていうものが出た瞬間だと思いますけどだからあの両さんの芝居であの実際の 3 連者の方には内容言ってないですからそのまま生の反応してくださってことでまみんな本当に感動されて涙されてましたしあいうこう知ら ないですかね。途中でやめて出すってこと がみんなだから実際驚いてるわけですよ。 えって何かっていうことで反応です。で、 今度リアクション 取るさんので何度もやるわけですけど何回 やっても真に迫ってるわけです。だから あんな感性がで感情しそれさんを取ってる 時はスタッフが泣いてました。耳で聞きて 見るのはあります。見るから分かりますよ ね。はい。 喋っ見ながらだとそんなにね、冷静になれるんだけど、どんなにすごくてもこう耳で聞くから村さんと気が一緒になっちゃうんですけど、スタッフがカメラマンも泣いてましたね。 何回か見る といろんな発見がある映画なんでで ちょっと見方が変わってくる部分が結構あ るってよく言われるので是非あの何度か 劇場で見ていただいていろんな発して いただいたらと思ってます。本当でも俳優 さんがですね、いろんなところ目線を見る とですね、どうしてもその動いてる人の目 に行っちゃうんですけども、実はその横に いる王子君が何かしてる、逆にあのりさん が有さんがなんかしてる時やってたりとか ね、こうそれとあのげたけですね、あの さ子さんがにばっかり目が行くかと思うん ですけど実は横にいる緑子さんと六角さん もなんかしてるんですよね。あの、それが すごくあの、面白くて、え、是非それを 発見していただければと思ってます。是非 またよろしくお願いします。ありがとう ございます。

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▶大阪の下町に暮らす兄妹の不思議な体験を通して、人の哀しみや温かさを繊細な筆致で描き、2005年・第133回直木賞を受賞した朱川湊人の小説「花まんま」を、鈴木亮平と有村架純の初共演で映画化。今回、4月29日(火・祝)、上映中の『花まんま』を盛り上げようと前田哲監督が来名!ミッドランドスクエア シネマでのイベント登壇の前に、撮影エピソードを含めた、思わず観直したくなるポイントを訊いてみた。

★『花まんま』
2025年4月25日(金)よりミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港ほかROADSHOW
公式サイト
https://hanamanma.com