ログインミリオンヒットのガールズバンド 宿敵は同事務所「次は君たちがここに立ちなさいって、嫌っていうほど」

96年、日本武道館でのさよならコンサートで歌うプリンセスプリンセス

 ロックバンド「プリンセス プリンセス」の富田京子(59)が、9日放送のBS-TBS「X年後の関係者たち~あのムーブメントの舞台裏~バンドブーム2時間SP」(後9・00)に出演し、バンドブーム当時のライバルバンドにまつわるエピソードを語った。 【写真あり】プリプリのライバルだったバンドのボーカル  テーマは1980年代後半から90年代にかけて起こったバンドブーム。富田のほか、「爆風スランプ」サンプラザ中野くん、パッパラー河合、「BARBEE BOYS」杏子、「GO-BANG’S(ゴーバンズ)」森若香織、「PERSONZ」JILL、「筋肉少女帯」大槻ケンヂと、当時のブームを支えた人気バンドのメンバーたちが出演した。  「プリプリ」の愛称で知られた「プリンセス プリンセス」は、当時は珍しかったガールズバンドで、岸谷香(旧姓・奥居)のパワフルなハスキーボイスなどを武器に活躍。89年の「Diamonds」はミリオンセラーの驚異的なヒットを飛ばした。  多くの楽曲で作詞を手掛けた富田は当時、周囲の声にもあおられるように「レベッカ」をライバル視していたという。「事務所が一緒だったんです。プリプリがその事務所、シンコーミュージックに入った時に、レベッカが『フレンズ』とかでイケイケゴーゴーな時で。そうすると、社長が連れて行くわけですよ」。連れて行かれたのは、レベッカの日本武道館公演だった。「いい席で、“次は君たちがここに立ちなさい”って、嫌っていうほど言われるから、ちょっと嫌だなみたいな」と苦々しく振り返った。  周囲からのたき付けもあったといい、「(レベッカの)NOKKOさんだって嫌な気をしていたかもしれなくて」とも話した。  その後、プリプリも人気バンドの仲間入り。すると、周りがさまざまな気を遣い始めたという。「プリプリがある程度、売れ始めて、事務所のエレベーターを降りたところにプリプリのポスターとかが貼ってあると、“ヤバい!今日はNOKKOが来る!”って、NOKKOちゃんのに貼り替える」と暴露した。  スタッフ間の言動も刺激になったという。「それで、よーし、頑張らなきゃみたいな。“レベッカのマネジャーが、こういう(分厚い)封筒を持ってたよ”とか。ボーナスの時期とかに」。当時のボーナスは現金手渡しで、富田によるとレベッカのマネジャーも多数の札束が封筒に入ったボーナスをもらっていた様子。「そうすると、うちのマネジャーも“みんなも頑張ってね!”とか」と、スタッフ間でも発奮材料になっていたことを明かしていた。