監督・箱田准一
sagafilm
2020年、この曲が生れたことは、私の中で重大なニュースとなった。
7月の東京都知事選の日にYouTubeで発表したこの曲は、その後、9月に出演した舞台『ペルセフォネの骨』の主題歌として起用され、広がりを見せた。
嫌でも、自分自身と向き合うことを強いられた2020年を経て。
「拳は上げるな、胸に当てろ…」
このフレーズが響き渡り、全ての人が自分の幸せを自らの手で掴み取れるような時代を願い、祈りを込めて。
2020年12月31日
ことだま表現者/森田智子
『トーキョー・エンブレム』
熱く叫ぶ群衆と
虚しきトーキョー・エンブレム
その背中は薄ら寒く
夏の風が吹き荒れる
希望敷き詰めた石畳は
いつも破滅に繋がっている
“今”を食べたい人々は
優しさと正義を高らかに歌う
拳は上げるな 胸に当てろ
その方が間違わない
流されるな 立ち止まれ
“怒り”が”想い”に変わるまで
with or fight?打つ手無し?
さ迷うトーキョー・エンブレム
本当に怖いのは after
有り得ないのがreality
猛毒入りのチョコボール
昔語りは胸焼けシロップ
渡るしかない青信号
沈まぬ船は泡沫の夢
拳は上げるな 胸に当てろ
過去も未来もその内に
流されるな 立ち止まれ
重い脚が 動き出すまで
拳は上げるな 胸に当てろ
その方が間違わない
流されるな 立ち止まれ
“怒り”が”想い”に変わるまで
自分で風を興せる者を
人は勇者と呼ぶだろう
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