OHK『お料理BAN!BAN!(1995.11.14)でのローカルCM ③高松三越 三越の素敵バザール+S&B カレー曜日+ED提供枠で次回放送日時告知テロップ)
OHK『3番テーブルの客』(1996.11.22)でのローカルCM JEANS FACTORY+岡山の一銭蒸気他+片岡K監督回 EDの鈴木保奈美・オナペッツ他のコメント・EDキャストと提供クレジット)はこちら!
OHKでの『見逃せナイト』直前のローカルCM(1996.5.27 美川憲一 岡山公演(本人コメント付)+『勝利の女神』第7話の予告(OHKロゴ版)+新ビオフェルミンS)はこちら!
↓の直後に流れた、1995年11月14日(火)のOHKでの「お料理BAN!BAN!」終了直前のローカルCMです!
S&Bのカレー曜日のCMに出ているお父さん役の人は、あのウンナンの内村さんに激似で(笑)、度々ネタとして本人とも共演していた、俳優の宮川一朗太さんです!
宮川一朗太さんといえば、視聴者さんによって「イメージするドラマの役」が違うと思われますが、私のイメージは、あの伝説の大映ドラマ「ヤヌスの鏡」での「しつけが厳しすぎて受験偏重に育てられ典型的な勉強だけしか能のないボンボン」の学生役ですね。
人間の成長に大切な「人との関わりや出会い」「いい事も悪い事も苦しい事も経験して大人になる」という当然な事をすっ飛ばしたまま大きくなってしまった為に、自分の好きな相手が自分の意のままにならないと現実逃避するしかなくなり、↓の一場面のような「狂気」な学生へと変貌してしまうのです…
しかし、ストーリーが進むにつれて、主演の杉浦幸さんが演じた二重人格(本来の「小沢裕美」と悪の「大沼ユミ」)の学生に対して本気で恋をした事で「本当に人を好きになるとはどういう事か?」を学ぶようになり、人格的に成長を遂げていきます。
最終回で裕美が本来の人格を取り戻した後は、厳しくしつけていた父親で「ユミ」をずっと追っていた刑事の父親(蟹江敬三さん)と和解し、父親が笑顔で肩を組む風景で終わります。
いわゆる「わざとらしさ」がいい意味で「ウリ」だった大映ドラマですが、この「ヤヌスの鏡」だけは、ちゃんと「社会派」に仕上がっており、私はリアルタイムでは見れず、再放送で全話※見ていましたが、数ある大映ドラマ作品でも私が一番好きな作品でした。
※関西では最後に再放送があったのが、確か1999年の14時台再放送枠だったはずです(この時に全話は無理でしたが最終話などは保存できました)。以降は一度も再放送はありません。
また根強い人気から、他系列でも番組販売で流れており、90年代のテレビ大阪の深夜番販枠でも一度だけ流れていましたし、独立UHF局や(テレビ和歌山はさすがにやってません(笑))CS放送でも多分何度か流れているはずです。
この「ヤヌスの鏡」は、当CHの視聴者さんなら見ていた方もいるかもしれませんが、未視聴なら是非見て頂きたいですね。
熱血教師役で、大映ドラマの常連でもあった山下真司さんが出ていますが、最後のナレーションの内容は今でも通用する、というか、本来なら今こそ流すべき「人生の基本的な教訓」でもあるので、是非見て頂きたいです。
本放送が流れたのが「1985年12月~1986年4月中旬」※1で、ちょうど富士のロゴがあの「目玉」に変わった頃に該当します。
※1 中途半端な開始は、富士のバレー中継があった為で、終了も中途半端なのは間に「名場面集」や特番などを多く挟んでいたかららしいです。
昭和真っ只中+規制も全然ゆるい+バブル時代の前である事もあってか、厳格な祖母役で、裕美を生んだ母親(杉浦幸さんが二役)を心底恨み続けている無慈悲で冷酷な役だった「初井言榮」さんの「折檻」シーンや、
最終回での、初井言榮さん演じる祖母が改心し、人格破綻寸前の「裕美」の前で自らの壮絶な喀血を見せ、目をひん剥いて絶命する場面など、当然もう「未来永劫”コンプラガー完全オワコン地上波”では制作不可能」な作品※2でもあります。
※2 2019年に桜井日奈子さん主演でリバイバルされた「ヤヌスの鏡」はもう完全な別物ですので同じにしないように…
大映ドラマといえば「あえて極端にわざとらしく大袈裟に演じる」演出で、他制作会社が真似できない独自文化(笑)を確立しました。
山口百恵さん主演の一連の「赤い」シリーズや、「ドジでのろまな亀」の迷?ゼリフも生んだ(笑)「スチュワーデス物語」など70年代~80年代は大映テレビ制作での名作・ヒット作が多数。
https://youtube.com/playlist?list=PLv-6EpPoCkFWZLlFwO47bTJKx3-M1f05B&si=s4giuguEuEaB8HeE (主演の山口百恵さんは数多く共演した三浦友和さんと結婚されました)
https://youtube.com/playlist?list=PLhJUVz-SynlqpkfraUPJO1k8N4YIpANph&si=uTwyxd6x1rX8hthn (後に2時間サスペンスの女王となる片平なぎささんが出てます)
↑で挙げた2作はいわゆる「赤坂局」での連ドラでしたが、「ヤヌスの鏡」は富士の木曜20時台での作品で、それこそ当CHで更新済の東海昼ドラ「真夏の薔薇」に主演で出ていた安永亜衣さんも、
大映ドラマ制作の「プロゴルファー祈子」(これは水曜20時台で今作はギリギリリアルタイムで視聴経験あり)で知名度を上げていました。
ただ大映ドラマの絶頂期は、いわゆるまだ連ドラが「フィルム」での撮影だった時代であり、1987年~1988年4月の「プロゴルファー玲子」のあたりから、連ドラ撮影自体が普通のTV局のカメラによる「VTR撮影」に移行※。
映像がクリアになった分、大映ドラマの強みだったその「大袈裟な演出」が「時代遅れ」+「より嘘っぽく」映るようになってしまいました…
※ただ「プロゴルファー祈子」の場合は、祈子のスーパーショットを表現する為に、当時は画期的だったCGを使用しており、CG処理を容易にする為にも、カメラでのVTR撮影である必要性があったという事情もあったらしいです。
VTR撮影に移行後、他制作会社の連ドラもヒット(「イースト」の「オンリー・ユー 愛されて」「ストーカー 逃げ切れぬ愛」等)するようになり、大映ドラマ作品は急速に勢いを失っていったのも事実ですが、大映ドラマ制作で「最後の連ドラヒット作」といえば、1997年1月クールの「ストーカー 誘う女」になると思います。
主演は陣内孝則さんで、前年に「闇のパープル・アイ」主演でノッていた、ストーカー女性役の雛形あきこさんが「覚醒」し(笑)、これでもかとストーリーをかき回し「大映ドラマ」パフォーマンスを炸裂させていました(笑)。
これは当時すぐにVHS化されており、当CHの前のCHでは「RSK VIDEO GUIDE」として、作品紹介の中にも入っていましたね。これもまた復旧更新しますので、お待ち下さい。
同クールの読売TV制作枠「ストーカー 逃げ切れぬ愛」と共に高視聴率を獲得し、最終回は25.6%の大団円で終了!
「ストーカー 逃げ切れぬ愛」はいわゆる「リアルな」ストーカー像を提示していましたが、「ストーカー 誘う女」では「大映ドラマ風」に徹しきり、往年の大映ドラマファンをも満足させていたからこその最高視聴率だったのでしょう。
当然裏枠の「彼女たちの結婚」があまりにも「29歳のクリスマス」「ひとりにしないで」などの2番煎じっぽく、低視聴率に終わっていた事も後押しとなっていたはずです。
#懐かしいCM #宮川一朗太 #高松三越
