新たにローンチした錦山窯の新作「九谷茶譚 -KUTANICHATAN-」。
九谷茶譚が旅をして出合った店主に愛でて頂いた様子をシリーズでお届けします。
第二回は東京 「創和堂」での様子から。
ー special collaboration vol.2 ー
創和堂
住所:東京都渋谷区広尾1-12-15
電話番号:080-8040-4822
Instagram:@sowado_ebisu
九谷茶譚 – KUTANICHATAN –
工房の片隅に埃をかぶり忘れられていた絵付け用の陶印。
そこに描かれていたのは、老爺と唐子がお茶を淹れている姿であった―。
一羽の鳥に導かれた二人は、究極の茶葉を求め旅をはじめます。
鬱蒼と茂った森を抜け、青藍の滝壺の轟音を耳にしながら断崖絶壁を背に山道を行くと、谷底から湧き立つ霧の向こうに天高くそそり立つ峰々が。高山の気まぐれな天候に幾度も行く手を遮られながらも、二人の究極の茶葉への欲望は尽きることがありません。
長い旅の後、いくつもの試練を乗り越え九つの谷を越えたとき、二人は高山の岩肌にひっそりと佇む黄金色の小さな茶木を見つけました。この茶葉で入れた一滴のお茶は、金色の輝きとなって溢れ出し、二人はこれまでに感じたことのない至福の喜びに包み込まれたのでした。
この物語を描いた九谷の職人たちは、この古の茶葉をめぐる物語と、自らのたゆまぬ技の修練の後訪れる幸福感とを、いつの間にか共鳴させたのかもしれません。
