病院で亡くなった高齢者は、新型コロナ陽性でした。静岡市内の高齢者施設に入所する70代の男性が、4月30日、救急搬送されたのちに死亡し、その後の検査で、新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。

<田辺信宏市長>「きょうは、残念な報告をしなければなりません」
 静岡市の田辺市長は、30日午後4時半、会見を開き、同日病院に救急搬送された70代の男性が、死亡したのちにPCR検査をした結果、陽性が確認されたと発表しました。
 県内で、新型コロナウイルスの感染者が死亡するのは初めてです。
 男性は、市内の高齢者施設に入所していて、30日午前、心肺停止状態になっているのを職員が見つけ、静岡市立清水病院に救急搬送されましたが、死亡が確認されました。その後、レントゲン撮影をすると、肺に影がみられたため、医師の判断でPCR検査を行ったところ、陽性が確認されました。男性は4月25日から、咳や鼻水の症状があったということで、市では、この施設の60代~90代の入所者16人と職員15人、合わせて31人全員、そして、救急搬送した消防職員6人を、濃厚接触者としてPCR検査を進めています。
 感染経路は、今のところわかっていないということです。
 また、熱海市で新たな感染者が3人確認されました。熱海市の会社員の男性、と同居する家族です。感染経路については分かっていませんが、家族の間で感染したとみられます。男性は、熱海市内のタクシー会社に勤務し、常にマスクをして、定期的に換気もしていたということです。 県内の感染者は、静岡市の死者を合わせて72人となりました。