<作品情報>
作品名:それでも私は生きていく
作品情報ページ:https://www.cinemacafe.net/movies/34217/
【解説】
サンドラは通訳者として働きながら、パリの小さなアパートで8歳の娘リンとふたり暮らしをているシングルマザー。彼女の父ゲオルグは、かつて哲学の教師として生徒たちからも尊敬されていたが、いまは病を患い、徐々に視力と記憶を失いつつある。別居する母フランソワーズと共に彼のもとを頻繁に訪ねては、変わりゆく父の姿に直面し、自身の無力感を覚えるサンドラ。仕事、子育て、そして介護。長年自分のことどころではなかったサンドラだったが、ある日、旧友のクレマンと偶然再会し、自然と恋に落ちる。病を患う最愛の父に対する、やるせない思いと、新しい恋の始まりに対するときめきという相反する感情をサンドラは同時に抱くが…。
ミア・ハンセン=ラブ監督が自身の父親が病を患っていた中で脚本を書いた自伝的作品。
主演は、フランスを代表する俳優レア・セドゥ。本作では主人公サンドラの複雑な心の機微を見事に表現し新境地を開拓。また、名優パスカル・グレゴリーが主人公の父ゲオルグに扮し、教師であるがゆえに大事にしてきた“知識”や“言葉”が病により失われていく様を驚くほど丹念に演じている。サンドラにとって希望の光のような存在となる恋人クレマンを好演するのは『わたしはロランス』(12)のメルヴィル・プポー。この3人が互いに作用し調和の取れたアンサンブルを奏でる点にも注目だ。
2023年5月5日(金・祝)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開
R15+
配給元:アンプラグド
