海外に滞在歴のない静岡県の男女3人がイギリスで流行している新型コロナの変異種に感染したことを受けて、厚生労働省は市中感染の可能性について詳しく調べる方針です。
田村厚労大臣:「しっかりと調査等々、全国的にも見ながらどういう状況か情報発信していかなければならない」
厚労省によりますと、18日に変異種への感染が確認された静岡県の男女3人は、いずれも海外の滞在歴や海外にいた人との接触も確認されていません。
3人は市中で変異種に感染したとみられ、厚労省から静岡県にクラスターの専門家が入り、感染源の調査を進めています。
田村大臣は閣議後会見で、ウイルスの解析を強化したいとし、「静岡県内のすべての感染者の検体を調べたい」と述べました。
一方で、変異種が今の感染拡大の要因にはなっていないのではないかという認識を示しました。
[テレ朝news]