“9係”の愛称で幅広い層に愛された本格刑事群像ドラマ「警視庁捜査一課9係」(’06 ~’17年)。発売中のザテレビジョンCOLORSでは、そのDNAを引き継いだ「特捜9」(共にテレビ朝日系)で主任・浅輪直樹役を完走した井ノ原快彦に、作品や“演じること”への思いを聞いた。「僕自身もちろん、実際の世界で浅輪とは全く別の人生を歩んでいるけど、“9係”の皆さんとは12年間一緒に演じ続けていることもあり、家族みたいな存在。だから、メンバーにも話さないようなことも話したりしますね。特に、これまで“9係”の現場では一番年下だったから、それって気持ち的にすごく楽なんです。自分を委ねられるし、どんどん吸収して成長していけるから。ベテランぞろいの“9係”の現場では、失敗が恥ずかしくなかったし、自分が誰かに何かを教えなければいけない立場でもなく、胸を借りていたというか。でも、今回から山ちゃん(山田裕貴)が入ってきたことで、自分が末っ子ではなくなって、自分でもちょっと構えるかな?と思ったけど、これがまた不思議なもので、“山ちゃ~ん。遊ぼ~”って感じだったんです(笑)。この感覚も12年という歳月が生み出してくれた安心感からなのかなって」■ 井ノ原、ドラマは「自分を認めてもらえる、大切な場所」井ノ原が役者という仕事に対して抱いている思いとは?「僕自身、単独で自分の名前が世に出ることになったのがドラマだったので、ドラマという演じる場所は、“スポットライトを浴びることができた唯一の場所”だった。仲間内での競走って、“先輩の後ろで踊るとき、いかにセンターで踊らせてもらえるか”とか“どれだけ先輩にMCでイジってもらえるか”っていうところで…。それこそが、自分の価値だった。そんな中でドラマに出るということは、そこから一気に10歩くらい進めた気がしていたんです。長い間自分にスポットライトが当たって、自分の顔を写してもらえる場所。本当に救いだったんですよね。自分を認めてもらえる、とても大切な場所。中学3年くらいのころでしたね」V6はことしでデビュー23年。今、井ノ原は自身とV6の未来をどんなふうに見詰めているのだろう。「正直、ゆっくりしたいなぁ~って思ったこともあったりするけど、コツコツと真面目にやってきたことが認めてもらえての今なのかなって思う。だから、自分には、悪いシワは刻まれていないと思えるんですよね。今まで通り自分のペースで進んでいけたらうれしいなと思います。V6としては、みんなとより良い会話を重ねていきたい。何のしがらみもない、よりシンプルな関係性になっていけたらなって思います」(ザテレビジョン)https://news.walkerplus.com/article/150931/
