道議会の自民党会派に所属する 道見 泰憲 議員は、野党から削除を求められていた先月の道議会でのアイヌ政策に関する発言について10日、一部を訂正しました。
自民党・道民会議の道見議員は、先月24日、道議会の環境生活委員会でアイヌ政策に関する質疑で、アイヌの人たちへの長年の生活向上の施策は十分な効果をあげておらず議論すべきだと指摘しました。
その上で、「アイヌの人々を甘やかしているのは国であり、道であり、アイヌの人々、自身なのではないか」などとと述べました。
この発言について野党の議員は発言を削除するよう求め、道見議員は10日の環境生活委員会の理事会で、「甘やかしている」という表現を「過保護にしている」と訂正しました。
道見議員は自身のホームページで「『より適切な言葉で言い換える』という意味であり発言の真意や狙いが変わるものではありません」としています。
一方で、北海道アイヌ協会の大川勝理事長はNHKの取材に対し、個人のコメントだとしたうえで、「残念な発言で、過保護という表現も不適切だ。明治以降の政策がアイヌの生活を苦しくさせてきた歴史を理解しているのか疑問に思う」と話しています。
