5月4日、岩手県陸前高田市の東日本大震災津波伝承館にも、岩手県内外から多くの人が訪れていた。
2022年のゴールデンウイークは、この施設では来館者が5月3日までに1万人を超えていて、2021年の同じ時期に比べ3000人以上多くなっている。
また4月30日には来館者の累計が50万人に達した。
5月4日も訪れた人たちは津波の威力や備えの大切さを感じ取っている様子だった。
埼玉から訪れた人は…
「消防車が水の力でグシャグシャになっているのを見て、とても怖いなと思った」
紫波町から訪れた人は…
「津波や自然災害は絶えないので、地震が来たら逃げることを家族のみんなと再確認した」
開館から2年7カ月経つこの施設は、教育旅行での利用も広まっていて2021年度は前の年度から88件増えたという。
