システム障害を理由に1日、株式の取引を終日中止した東京証券取引所が2日午前9時から取引を再開しました。

 東京証券取引所は1日、メモリーの一部が故障して株価などの情報を配信できなくなったため終日にわたり、取引が停止されました。東証はシステム障害を解消し、2日午前9時から通常通りの取引を再開しました。日経平均株価は1日の終値に先月30日の終値が適用されました。現在は30日の終値に比べて170円ほど値上がりして2万3353円台で取引されています。今月1日の一日で東証が受け付けた売買の注文はすべてキャンセルされ、無効となるということです。東証では1999年に株式の取引がシステム化して以降、すべての売買が停止したのは初めてでした。
[テレ朝news]