要約
新共同訳では、42節と43節の間に区切りがありますが、41節までがペンテコステ当日のことであり、42節以下はその後の初代教会の様子が記されています。42 彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。ここに初代教会が始めた「新しい生活様式」がまとめられています。つまり、彼らは単なる宗教的義務としての礼拝をしたのではなくて、共同体そのものが共に礼拝することを中心として形成されていったのです。教会は、「礼拝を中心とした相互の交わり」が基本であり、これが初代教会の人々が始めた「新しい生活様式」です。
詩133:1「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」一説によると、この詩編は、バビロン捕囚から帰ってきた人々が、再びエルサレムの神殿で礼拝することができるようになった喜びを表現したものだそうです。あたかも、けさの私たちの思いを言い当てているかのようです。私たちも、礼拝できる喜びを、マスクをしないで思い切り賛美出来たら、どんなにうれしいことでしょう。また、久しぶりに会ったのだから、礼拝の後、一緒にカレーを食べて、近況を分かち合うことができたら、どんなにうれしいことでしょう。そして、カレーを作る方たちも教会員の喜ぶ顔を思い浮かべながら、真心こめてカレーを作ることができたならは、その奉仕はどんなに大きな喜びでしょう。「(信者たちは)喜びと真心をもって一緒に食事をし、神を賛美していた(46-47)」ことの根底にあったのはそのような喜びです。
42彼らは、使徒の教え、相互の交わり、パンを裂くこと、祈ることに熱心であった。ここには、何をしたかが書かれていますが、実は書かれていないこと、つまり彼らを包んでいた空気が大切なのです。それは、礼拝することができる喜びという空気であり、今、私たちが経験している空気です。
47 こうして、主は救われる人々を日々仲間に加え一つにされたのである。
教会の交わりの中心は「共に礼拝すること」であり、この喜びに一人でも多くの方たちをお招きするためにさまざまな活動をするのだということを確認したいと思います。初代教会を生かしてくださった同じ聖霊なる神様が、一人一人を、そして群れ全体を、絶えず新しくしてくださいますように。

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