新潟県内では14日、新たに814人の新型コロナウイルス感染が確認されました。

子どもの感染が多くみられるなか、感染による発熱で“熱性けいれん”を起こす報告もみられていて、専門家が警鐘を鳴らしています。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「特にワクチンの接種がまだ行われていない、11歳以下のお子さんの感染が非常に多くなっている」

こう話すのは、小児医療に詳しい新潟大学大学院の斎藤昭彦教授です。

軽症や無症状が多いと見られていた子どもの感染。しかし、オミクロン株によって症例にも変化があると言います。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「オミクロン株になって、症状が出るお子さんが多くなっている。発熱やのどの痛みなどの頻度がこれまでに比べると多くなっている」

高熱が出ることで、熱性けいれんを起こすという報告例も。

生後6か月~6歳くらいの子どもに見られる熱性けいれん。高熱が出ることで意識がなくなったり、唇の色が悪くなったり、名前を呼んでも震えが止まらないなどの状態が5分~10分続くものです。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「かかったことがある方がまた熱を出してけいれんを起こす。初めて熱性けいれんを起こした、そういったお子さんが多く報告されている」

また、症状は熱性けいれんだけでなく…

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「のどの奥の方で感染すると、その部分から腫れ上がって、声が枯れてしまったり、甲高いせきを起こすことがある。これらの病気を総称してクループと呼ぶ」

斎藤教授は子どもの重症化を防ぐためにも、ワクチン接種の重要性を訴えます。

【新潟大学大学院 斎藤昭彦 教授】
「重症化を予防する、そして一定の期間は感染を予防する効果もあるので、5~11歳の子どもがワクチンを接種することは、とても意義があること」