証券マン歴15年と投資顧問歴10年の知識や経験を元に、
その日の株式市場の動向や今後の見通しや、注目株などを解説しています。

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14日の日経平均株価は続伸し328円高の27172円で引けた。
東証プライムの売買代金は2.3兆円と4日以来の少なさだった。

午前の中ごろから日経平均は上げ幅を拡大した。相場上昇で売り方の買い戻しが次第に増えた。
前日の米株式市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを受け、東京市場でも買いが優勢となった。米長期金利の上昇一服でハイテクを中心に成長株が買われた。

中国当局の金融緩和期待や景気刺激策への期待を背景に 中国・上海株などアジアの株式相場が堅調に推移したことも追い風となった。

値がさの9983ファストリや9984ソフトバンクが買われた。旅客需要の回復期待で空運株の上昇も目立った。1605INPEXも高い。一方、6098リクルートや8316三井住友FGはさえない。スノーピークは大幅安となった。

市場では「まだ自律反発の域は出ていない。直近の急落ではシコリ感も生じていたため、上値に対して慎重な動きが続きそうだ」との声が聞かれた。

日経平均は前日に5日線26831円を上回ったのに続き、25日線27036円も上抜いた。
当面の注目点としては、75日線27291円や、週足基準線27321円などを上回るかどうかが注目される。

またTOPIXはまだ25日線を上抜けていないところも注目される。
マザーズ指数は75日線上に位置しており、転換線796円等を上抜けると一目雲上796円乗せも近くなる。

東証マザーズ指数は小反落。
前日の自律的な切り返しから、全体的には一転して利益確定売りが先行。その中で、市場では「直近IPOで値幅を取ろうとする動きが目立つ」との声が聞かれる。