アジア・太平洋地域の先住民族の代表と食の専門家ら27カ国の約150人が集い、伝統的な食文化や環境問題などについて語り合う「先住民族テッラマードレ アジア・環太平洋inアイヌモシリ」が10月11日、始まった。会場の札幌市アイヌ文化交流センター(サッポロピリカコタン)で行われた開会式では、メノコモシモシのメンバーによるアイヌの音楽と踊りなどが披露された。この日の昼食には鹿肉やサーモンのチタタプ(たたき)、オハウ(煮込み)などのアイヌ料理が振る舞われた。