他人の銀行口座に不正アクセスし現金をだましとったとして、大学生の男が逮捕されました。

 電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕されたのは、三重県四日市市の大学生で、ブラジル国籍のパシェコ・ビクトール・モチヅキ容疑者(21)です。

 警察によりますとモチヅキ容疑者は2021年5月、ショートメールを他人に送り付けて個人情報を入手し、他人の銀行口座に不正アクセスして現金680万円をだまし取った疑いがもたれています。

 警察の調べに対してモチヅキ容疑者は、容疑を認めています。

 モチヅキ容疑者は、ほかにも海外にいる複数の人物とともに同様の犯行を繰り返していたとみられ、約1億4000万円の暗号資産を保有していたことから、警察は余罪についても詳しく調べています。