アメリカの連邦最高裁判所は大統領選挙でバイデン氏の勝利が確実となっている激戦の4つの州について、結果の認定を無効にするよう求めた共和党側の訴えを退けました。

 共和党が地盤のテキサス州は、東部のペンシルベニア州など4つの州が郵便投票の制度を不正に変えたとして選挙人の指名を差し止めるよう訴えていました。これに対して最高裁は訴えを起こしたテキサス州について「他の州の選挙方法によってテキサス州の権利が侵害されることを示していない」と判断しました。トランプ大統領は保守派が多数を占める最高裁による判断での逆転を狙っていましたが、失敗に終わりました。14日にはそれぞれの州の選挙人の投票が行われ、バイデン氏の勝利が確定する見通しです。
[テレ朝news]