飛騨市内での新型コロナウイルス感染症陽性者の確認について(市内1例目)
飛騨市内において初めての新型コロナウイルス感染症の陽性者が確認されました。県の発表によれば、70代の男性の方で、渡航歴はなく、12月7日に高山市で陽性が確認された40代男性の接触者ということです。これ以上の情報は公表される予定はなく、市において持ち合わせている情報もこれだけです。
まずは、感染された方に心からお見舞いを申し上げますとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。
飛騨市内において初めての陽性者が確認されたことで、市民の皆様には大変不安を持たれていることと思いますが、今や新型コロナの感染は、いつでも、どこでも、だれでも起こりうる状況です。
決して慌てることなく、これまで同様に自分がかからないようにするための「手指消毒」や「手洗い」の徹底、人にうつさないようにするための「マスクの着用」をより一層徹底いただくとともに、「定期的な換気」、「ソーシャルディスタンスの確保」を心がけていただき、感染防止に努めてください。
また、次は自分が感染する可能性があると考え、相手の立場に立ち、感染者とそのご家族、関係者にはやさしく接するという気持ちを持っていただき、感染者の情報を探りあったり、うわさを流したりせず、町じゅうで「お大事にしてください」「早く治るといいですね」などの温かい言葉をかけあえるような「みんなにやさしい飛騨市」にしていきましょう。
今後も、県や市が発信する正確な情報に基づいて行動していただくと共に、万が一SNSやネット等での詮索やデマ、誹謗中傷、嫌がらせ等が発生した場合は、「新型コロナ・誹謗中傷等相談窓口(0577-62-8902)」にご相談ください。飛騨警察署とも情報を共有し、しっかり対応します。
こうした時こそ、市民の皆さんの良識と温かい心が求められます。ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
令和2年12月11日
飛騨市長 都竹 淳也